神道・神社史料集成(古代) 庭火神

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庭火神(宮中内膳司)


『続日本紀』天平3年正月乙亥(26日)条(730)

神祇官奏、庭火御竈四時祭祀、永

『文徳天皇実録』斉衡2年12月丙子朔条(855)

大炊寮大八島竈神、斎火武主比命神、内膳司庭火皇神従五位

『文徳天皇実録』天安元年4月癸酉(6日)条(857)

有勅、大炊寮大八島竈神、内膳司忌火庭火皇神従五位

『日本三代実録』貞観元年正月27日甲申条(859)

京畿七道諸神進及新叙、惣二百六十七社、奉淡路国無品勲八等伊佐奈岐命一品、備中国三品吉備都彦命二品、神祇官無位神産日神、高御産日神、玉積産日神、生産日神、足産日神並従一位、無位生井神、福井神、綱長井神、波比祇神、阿須波神、櫛石窓神、豊石窓神、生島神、足島神並従四位上、宮内省従三位園神、韓神並正三位、大膳職正四位下御食津神従三位、左京職従五位上太祝詞神、久慈真智神並正五位下、大膳職従五位下火雷神、大炊寮従五位下大八島竈神八前、斎火武主比命神、内膳司従五位下庭火皇神、造酒司従五位下大戸自神等並従五位上、無位酒殿神従五位下、山城国正二位勲二等松尾神従一位、葛野月読神、平野今木神並正二位、正四位下稲荷神三前並正四位上、正四位下大若子神、小若子神、酒解神、酒解子神並正四位上、平野従四位下久度古開神従四位上、正五位上貴布禰神、正五位下乙訓火雷神、従五位上水主神等並従四位下、正五位下合殿比咩神正五位上、従五位下樺井月読神、木島天照御魂神、和支神並正五位下、従五位下祝園神、天野夫支売神、岡田鴨神、岡田園神、樺井月神、棚倉孫神、許波多神、出雲井於神、片山神、鴨川合神等並従五位上、正六位上与度神、石作神、向神、簀原神、鴨山口神、小野神、久我神、高橋神、双栗神、水度神、伊勢田神、無位小社神並従五位下、大和国従一位大己貴神正一位、正二位葛木御歳神、従二位勲八等高鴨阿治須岐宅比古尼神、従二位高市御県鴨八重事代主神、従二位勲二等大神大物主神、従二位勲三等大和大国魂神、正三位勲六等石上神、正三位高鴨神並従一位、正三位勲二等葛木一言主神、高天彦神、葛木火雷神並従二位、従三位広瀬神、龍田神、従三位勲八等多坐弥志理都比古神、金峰神並正三位、正四位下丹生川上雨師神従三位、従五位下賀夜奈流美神正四位下、従五位下勲八等穴師兵主神、片岡神、夜岐布山口神並正五位上、従五位下都祁水分神、都祁山口神、石寸山口神、耳成山口神、飛鳥山口神、畝火山口神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、吉野水分神、吉野山口神、巨勢山口神、葛木水分神、鴨山口神、当麻山口神、大坂山口神、伊古麻山口神並正五位下、従五位下和爾赤坂彦神、山辺御県神、村屋禰富都比売神、池坐朝霧黄幡比売神、鏡作天照御魂神、十市御県神、目原高御魂神、畝尾建土安神、子部神、天香山大麻等野知神、宗我都比古神、甘樫神、稔代神、牟佐坐神、高市御県神、軽樹村神、天高市神、太玉命神、櫛玉命神、川俣神、波多甕井神、神、巻向若御魂神、他田天照御魂神、志貴御県神、忍坂生根神、葛木倭文天羽雷命神、長尾神、石園多久豆玉神、調田一事尼古神、金村神、葛木御県神、火幡神、往馬伊古麻都比古神、平群石床神、矢田久志玉比古神、添御県神、伊射奈岐神、葛木二上神並従五位上、無位水越神従五位下、河内国従一位勲三等枚岡天児屋根命正一位、正三位勲六等恩智大御食津比古命神、恩智大御食津比咩命神並従二位、正四位上勲六等枚岡比咩神従三位、従五位下杜本神正四位下、従五位上丹比神正五位下、従五位下春日戸神、高宮神、弓削神、志紀長吉神、狭山堤神、狭山神、菅生神並従五位上、和泉国正五位下勲八等大鳥神従四位下、摂津国従三位勲八等広田神正三位、正五位上勲八等生田神、従五位上勲八等長田神、従五位上垂水神、従五位下勲八等大依羅神、難波生国魂神、下照比女神、坐摩神、従五位下勲八等新屋天照御魂神並従四位下、従五位下名次神正五位下、従五位下中臣須牟地神、伊射奈岐神、伊和志豆神並従五位上、伊賀国無位穴石神従五位下、伊勢国従三位多度神正三位、従四位下阿射加神従四位上、尾張国正三位熱田神従二位、駿河国従三位浅間神正三位、伊豆国従四位下三島神従四位上、従五位下楊原神従五位上、武蔵国従五位下氷川神従五位上、安房国従三位勲八等安房神、天比々理刀咩命神並正三位、近江国従二位勲一等比叡神正二位、従五位上勲八等伊香神従四位下、従五位下伊富岐神、佐久奈度神、水口神、川田神、三上神、奥津島神、小比叡神並従五位上、美濃国従三位中山金山彦神正三位、信濃国正三位勲八等建御名方富命神従二位、従三位建御名方富命前八坂刀売命神正三位、上野国正五位下勲八等貫前神従四位下、下野国従三位勲四等二荒神正三位、陸奥国正五位上勲四等計仙麻神、正五位下勲四等志波彦神、勲五等拝幣志神、勲六等零羊埼神、従五位上勲四等志波姫神並従四位下、従五位下計仙麻大島神従五位、若狭国従二位勲八等若狭比古神正二位、正三位若狭比咩神従二位、越前国正二位勲一等気比神従一位、従四位上勲六等推前神、勲六等剣神並正四位下、加賀国白山比女神正三位、能登国正二位勲一等気多神従一位、越中国従三位高瀬神、二上神並正三位、丹波国従五位下小川月神、麻気神並従五位上、丹後国従五位下大川神、大宮売神並従五位上、出雲国従三位熊野神、勲八等杵築神並正三位、播磨国従五位下勲八等粒坐天照神、伊和坐大名持御魂神並従四位下、従五位下海神従五位上、安芸国正五位下伊都岐島神、従五位上速谷神並従四位下、従五位下多家神従五位上、長門国従五位下住吉荒魂神従五位上、紀伊国従四位下伊達神、志摩神、静火神並正四位下、従五位下勲八等丹生都比売神、伊太祁曽神、大屋都比売神、神都摩都比売神、鳴神並従四位下、従五位下須佐神、熊野早玉神、熊野坐神並従五位上、阿波国従五位下大麻比古神、忌部天日鷲神並従五位上、土佐国従五位下都佐坐神従五位上、筑前国正三位勲八等田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神並従二位、正五位下竈門神、従五位下筑紫神並従四位下、従五位下織幡神、志賀海神、美奈宜神並従五位上、無位住吉神従五位下、筑後国正三位高良玉垂命神従二位、従四位下豊比咩神従四位上、肥前国従五位下田島神従四位下、肥後国従二位勲五等健磐龍命神正二位、従四位下阿曽比咩神従四位上、壱岐島従五位下海神、住吉神、兵主神、月読神並従五位上、対馬島従五位下和多都美神、高御魂神、住吉神並従五位

『日本三代実録』貞観9年正月26日丁卯条(867)

内膳司従五位上庭火皇神従四位

『日本三代実録』元慶2年7月8日辛丑条(878)

内膳司従四位下庭火神従四位加賀国従五位上瀧浪神正五位下、伊予国無位墓辺神、雄郡神並従五位下、

『延喜式』1(四時祭上) 忌火庭火祭条〔26〕

忌火、庭火祭中宮准此、
五色帛各四尺、絁二疋、倭文四尺、木綿、麻各二斤、糸二絇、綿二屯、布二端、庸布二段、鍬四口、米、酒、塩各二斗、鰒、堅魚、腊、海藻各二斤、食薦二枚、杯八口、匏二柄、槲十把、
右、大殿祭畢、宮主内膳行事、

『延喜式』2(四時祭下) 朔日忌火条〔54〕

毎月朔日忌火庭火祭中宮、東宮庭火准此、但忌火不祭、
五色薄絁各四尺、倭文二尺、木綿四両、麻大四両、庸布二段、鍬四口、米、酒各四升、鰒、堅魚各二斤、腊四升、海藻二斤、塩二升、瓼二口、坏四口、水盆二口、
右、宮主内膳行事、但東宮主膳行之、

『延喜式』5(斎宮) 野宮祈年祭条〔22〕

二月祈年祭十九座、大宮売神四前、御門神八前、忌火神一前、庭火神一前、竈神二前、御井神二前、地主神一前、
座別絹五尺、五色薄絁各一尺、倭文一尺、庸布一丈、木綿二両、麻五両、槍鋒一口、鍬一口、酒四升、鰒、堅魚、海藻各六両、腊二升、塩一升、坩、坏各一口、
右、供神料物如前、但宮売神馬一其摠祭所缶二口、匏二柄、裹調薦四枚、短帖一枚、祝詞料庸布五段、造忌部三人明衣料調布一端三丈五尺、
六月祭、十二月准此、

『延喜式』16(陰陽) 竈神祭条〔22〕

庭火并平野竈神祭、内膳
神座十二前、各六前、
名香二両、紙六十張、布一丈六尺、黍稷飯各一斗二升、酒二斗、鯉魚四隻、乾魚、鮓各二斤、東鰒二斤、堅魚六斤、豉、塩各二升、赤白餅各卅六枚、棗、栗各二升、糈米、馬穀各二斗、椀十二口、坏卌口、盤卌口、折櫃六合、桶一口、杓二柄、缶一口、中取一脚、柏六把、炭五斗、松明廿把、席四枚、食薦八枚、浄衣六具、料庸布六段、巾二条、福酒料銭一貫文、
右毎月癸日之中、其吉祭、避之、其料物者、前省、請受、

『延喜式』30(大蔵) 忌火条〔67〕

凡御并中宮御贖、及祭忌火、庭火、御竈神、平野御竈神料雑物、神祇官所者、彼官移充之、春宮坊并斎院司所亦同、陰陽寮所受待中務省移充之、

『本朝月令』 6月朔日内膳司供忌日御飯事

朔日内膳司忌日御事、
日本紀云、景行天皇五十三年秋丁卯朔、天皇曰、朕何日止乎、冀欲-狩小碓王所此月、乗輿転入東海、冬十月、上総、従淡水是時、覚賀鳥之其鳥形尋而膳臣遠祖名磐鹿六鴈以蒲為白蛤為而進之、故六鴈臣之膳大伴十二月、還之、也、是
高橋氏文云、掛畏巻向日代宮御宇太足彦忍代別天皇五十三年癸亥八月、群卿何日止乎、欲-狩小碓王、又名倭武王、是月、-幸於伊冬十月、于上総国安房浮島爾時磐鹿六雁命従仕奉矣、 天皇-幸於葛飾矣、太后八坂媛借宮御坐、磐鹿六獦命亦留守侍、此時太后磐鹿六獦此浦異鳥之其鳴賀我久云、欲即磐鹿六獦命、乗于鳥鳥驚於他遂不捕、磐鹿六獦命詛曰、汝鳥自今以後、不陸、若大地下居必死、還時顧舳、魚多追来、即磐鹿六獦命角弭之遊魚之即著而出、忽仍号此今諺今以此之由也、渚上、掘出八尺白蛤一磐鹿六獦命件二種之於太即太后誉給悦給、甚味清、造欲爾時磐鹿六獦命申、六獦命-喚無邪国造上祖大多毛比、知々夫国造上祖天上腹、天下腹人及煮焼、雑造盛阿西山梔、高次八枚刺作、真木枚次八刺作縵、美頭良巻、麻佐気、多須岐加気為帯、足纒、供御雑物結飾、乗輿還御入坐時此時勅、誰造所物問給、爾時大后奏、此者磐鹿六獦命所之物也、即歓給誉賜、此者磐鹿六獦命独耳波非矣、斯天坐神行賜倍留物也、大倭国者奈利、磐鹿六獦命、朕王子等阿礼子孫八十連属、天皇天津御食、斎忌取持仕奉負賜、則若湯坐連等始祖、物部意富売布連佩大刀副賜、又此行事者、大伴立双、日立日横陰面背面諸国人割移、大伴部於磐鹿六獦又諸氏人及東方諸国造十七氏枕子各一人令、平次比例給依賜、山野海河者多迩久々佐和多流岐波美加弊良加用布岐波美波多広物波多狭物、毛荒物毛和物、御雑物兼摂取持、仕奉依賜、如依賜事独心非矣、是天坐神、朕王子磐鹿六獦命諸友諸人等催率、慎勤仕奉仰賜誓賜依賜、是時上総国安房大神御食坐奉、若湯坐連等始祖意富売布連之子豊日連、此忌火伊波比由麻閉供御食、并大八洲、八乎止古八乎止咩定、神斎大嘗等供奉始但云、安房大神御食者、今大膳職祭神也、今令大伴部者物部豊日連之後也、同年十二乗輿従坐伊勢国綺五十四年甲子九月、坐於倭纒向五十七年丁卯十一月、武蔵国知々夫大伴部之祖三宅連意由綿、美頭良、従以来、綿日影等矣、纒向朝廷歳次癸貴詔賜膳臣御食伊波比由麻波理仕奉来、于今朝廷歳次壬并卅九代、積六百六十九歳、延暦十九年、、職員令云、奉膳二人、-知御
国史云、天平三年正月、神祇官奏、庭火御釜四時祭祀、永 斉衡二年十二月、斎火武主比命、庭火皇神従五位 天安元年四月、内膳司忌火庭火神従五位 元慶二年七月、内膳司従四位下庭火神従四位
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