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神道・神社史料集成(古代) 丹生川上神社
丹生川上神社(大和国吉野郡)
『日本書紀』神武天皇即位前紀戊午年9月戊辰(5日)条天皇陟二彼菟田高倉山之巓一、胆二-望域中一、時国見丘上則有二八十梟帥一、梟帥、此云二多稽屢一、又於二女坂一置二女軍一、男坂置二男軍一、墨坂置二赫炭一、其女坂男坂墨坂之号由レ此而起也、復有二兄磯城軍一、布二-満於磐余邑一、磯、此云レ志、賊虜所レ拠、皆是要害之地、故道路絶塞、無レ処レ可レ通、天皇悪之、是夜自祈而寝夢、有二天神一訓之曰、宜下取二天香山社中土一、香山、此云二介遇夜摩一、以造二天平瓮八十枚一、平瓮、此云二毗邏介一、并造二厳瓮一、而敬中-祭天神地祇上、厳瓮、此云二怡途背一、亦為二厳呪詛一、如レ此則虜自平伏、厳呪詛、此云二怡途能伽辞離一、天皇祗承二夢訓一、依以将行、時弟猾又奏曰、倭国磯城邑有二磯城八十梟帥一、又高尾張邑或本云、葛城邑也、有二赤銅八十梟帥一、此類皆欲下与二天皇一距戦上、臣窃為二天皇一憂之、宜今当下取二天香山埴一以造二天平瓮一、而祭中天社国社之神上、然後撃レ虜則易レ除也、天皇既以二夢辞一為二吉兆一、及レ聞二弟猾之言一、益喜二於懐一、乃使下椎根津彦著二弊衣服及蓑笠一、為中老父貌上、又使下弟猾被レ箕、為中老嫗貌上、而勅之曰、宜汝二人到二天香山一、潜取二其巓土一而可二来旋一矣、基業成否、当以レ汝為レ占、努力慎歟、是時虜兵満レ路、難二以往還一、時椎根津彦乃祈之曰、我皇当二能定二此国一者、行路自通、如不レ能者、賊必防禦、言訖径去、時群虜見二二人一、大咲之曰、大醜乎、大醜、此云二鞅奈瀰爾勾一、老父老嫗、則相与闢レ道使レ行、二人得レ至二其山一、取レ土来帰、於レ是天皇甚悦、乃以二此埴一造二-作八十平瓮、天手抉八十枚、手抉、此云二多衢餌離一、厳瓮一而陟二于丹生川上一、用祭二天神地祇一、則於二彼菟田川之朝原一、譬如二水沫一而有所呪著也、天皇又因祈之曰、吾今当下以二八十平瓮一無レ水造上レ飴、飴成則吾必不レ仮二鋒刃之威一、坐平二天下一、乃造レ飴、飴即自成、又祈之曰、吾今当以二厳瓫一沈二于丹生之川一、如魚無二大小一悉酔而流、譬猶二柀葉之浮流一者、柀、此云二磨紀一、吾必能定二此国一、如其不レ爾、終無レ所レ成、乃沈二瓫於川一、其口向レ下、頃之魚皆浮出、随レ水噞喁、時椎根津彦見而奏之、天皇大喜、乃抜二-取丹生川上之五百箇真坂樹一以祭二諸神一、自レ此始有二厳瓫之置一也、時勅二道臣命一、今以二高皇産霊尊一、朕親作二顕斎一、顕斎、此云二于図詩怡破毗一、用レ汝為二斎主一、授以二厳媛之号一、而名二其所置埴瓮一為二厳瓮一、又火名為二厳香来雷一、水名為二厳罔象女一、罔象女、此云二瀰菟破廼迷一、粮名為二厳稲魂女一、稲魂女、此云二于伽能迷一、薪名為二厳山雷一、草名為二厳野椎一、
『続日本紀』天平宝字7年5月庚午(28日)条(763)奉二幣帛于四畿内群神一、其丹生河上神者加二黒毛馬一、旱也、
『続日本紀』天平神護2年5月辛未(17日)条(766)奉二幣帛於大和国丹生川上神、及五畿内群神一、以祈二澍雨一也、
『続日本紀』宝亀2年6月乙丑(10日)条(771)奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀3年2月乙亥(24日)条(772)奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀4年3月戊子(13日)条(773)奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀4年4月丁卯(23日)条(773)奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀4年5月丙子(2日)条(773)充二丹生川上神戸四烟一、以レ得二嘉澍一也、
『続日本紀』宝亀5年4月庚寅(22日)条(774)奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀5年6月壬申(5日)条(774)奉二-幣於山背国乙訓郡乙訓社一、以二犲狼之怪一也、奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀6年6月丁亥(25日)条(775)奉二黒毛馬於丹生川上神一、旱也、其畿内諸国界、有三神社能興二雲雨一者、亦遣レ使奉幣、
『続日本紀』宝亀6年9月辛亥(20日)条(775)遣レ使奉二白馬及幣於丹生川上、畿内群神一、霖雨也、
『続日本紀』宝亀7年6月甲戌(18日)条(776)大二-祓京師及畿内諸国一、奉二黒毛馬丹生川上神一、旱也、
『続日本紀』宝亀8年5月癸亥(13日)条(777)奉二白馬於丹生川上神一、霖雨也、
『続日本紀』宝亀8年8月丙戌(8日)条(777)奉二白馬於丹生川上神一、霖雨也、
『続日本紀』延暦7年4月丁亥(10日)条(788)奉二黒馬於丹生川上神一、祈レ雨也、
『続日本紀』延暦10年6月乙卯(26日)条(791)奉二黒馬於丹生川上神一、旱也、
『日本紀略』延暦17年閏5月甲戌(25日)条(798)祈二雨於丹生一、
『日本紀略』延暦17年6月壬午(4日)条(798)祈二雨於丹生一、
『日本紀略』延暦17年7月壬申(25日)条(798)奉二-幣於丹生一、祈レ霽、
『日本紀略』延暦19年8月庚辰(14日)条(800)奉二白馬於丹生一、祈レ晴、
『類聚国史』10(神祇10常祀) 延暦19年10月壬辰(27日)条(800)丹生□月次祭、
『日本紀略』延暦20年5月戊寅(17日)条(801)奉二-幣丹生一、祈レ雨、
『日本紀略』延暦22年6月庚子(21日)条(803)奉二-幣丹生一、為レ止二霖雨一也、
『新抄格勅符抄』10(神事諸家封戸) 大同元年牒(806)神封部 合四千八百七十六戸 率河神 六戸、左京四戸、丹後国二戸、 伊勢大神 一千百卅戸、大和百一戸、伊賀廿戸、伊勢九百卌四戸、志摩六十五戸、尾張卌戸、参河廿戸、遠江卌戸、 桜島神 廿四戸、大和十四戸、因幡十戸、天平神護元年奉レ充、 恩智神 卅七戸、河内九戸、丹後七戸、播磨十戸、美作十一戸、同二年奉レ充、 気比神 二百卌四戸、越前国、天平三年十二月十日符従三位料二百戸、神護元年九月七日符廿二戸、十戸、廿二戸、 剣御子神 卅戸、越前、宝亀三年奉レ充廿戸、天平神護元―九月七符十戸、 椎前神 三戸、越前、宝亀七―十二月八日符、 伊曽乃神 十五戸、伊与、天平神護元―十月奉レ充十戸、神護二―十二月三日奉レ充五戸、 大山積神 五戸、伊与、天平神護二―五月三日符、 伊与野間神 六戸、同国、 伊与津比古神 二戸、同国、 葛野打下神 九戸、山城国、 菟足神 十三戸、大和八戸、尾張五戸、 津名神 十三戸、淡路国、 大和神 三百廿七戸、勝宝元―十一月十四日奉レ充三百戸、廿七戸不レ見二奉レ充年一、大和廿戸、十戸神護元―奉レ充、尾張七戸、常陸百戸、出雲五十戸、武蔵五十戸、安芸百戸、 大神々 百六十戸、大和卌五戸、摂津廿五戸、遠江十戸、美濃五十戸、長門卅戸、天平神護元―九月八日符、 鹿島神 百五戸、常六国神賎戸五十烟、課六百八十五人、不課二千六百七十六人、延暦五年、 香取神 七十戸、下総国、 穴師神 五十二戸、大和五戸、和泉八戸、播磨卅九戸、 住吉神 二百卅九戸、摂津五十戸、丹波一戸、播磨八十二戸、安芸廿戸、長門六十六戸、 日前神 五十六戸、紀伊国、 国懸須神 六十戸、紀伊国、 須佐命神 十戸、紀伊国、 伊太祁曽神 五十四戸、紀伊国加二十二戸一、 安房神 九十四戸、安房国加二十戸一、 熊野神 廿五戸、出雲国加二十戸、一 鴨神 八十四戸、大和卅八戸、伯耆十八戸、出雲廿八戸、 都麻頭比売神 十三戸、紀伊国、 大屋津比売神 七戸、紀伊国、 巻向神 二戸、広瀬川合神 二戸、龍田神 三戸、並大和国、 上野抜鋒神 二戸、上野、村屋神 六戸、大和三戸、美作三戸、 池神 三戸、大和、倭文神 廿三戸、大和一戸、 播磨伊和神 十三戸、播万国、御歳神 十三戸、大和三戸、讃岐十戸、天平神護元年、 粟島神 二戸、伊雑神 二戸、並志摩、 他田神 二戸、大和一戸、伊勢一戸、大鳥神 二戸、和泉、 熊野牟須美神 四戸、紀伊、天平神護二年奉レ充、 新屋神 一戸、津国、祝園神 四戸、山城国、 伊豆三島神 十三戸、伊豆国、宝字二年十月二日九戸、同十二月四戸、 伊□大社神 二戸、近江国、佐為神 二戸、大和、 速玉神 四戸、紀伊、神護二年九月廿四日奉レ充、 許志摩神 九戸、山城、鏡作神 十八戸、大和二戸、伊豆十六戸、 羽束神 四戸、山城、占部神 九戸、山城、 櫛石窓神 五戸、丹波国、三尾神 十三戸、近江、神護元年九月七日符、 畝尾神 一戸、大和、若雷神 廿四戸、山城十四戸、丹波十戸、 難波大神社 二戸、津国、射園神 一戸、美乃、 槻田神 二戸、大和一戸、景雲四年、播万一戸、 和爾神 四戸、大和、宗我神 三戸、大和、 目原二神、同、島神 七戸、紀伊国、 忍坂神 三戸、伊勢一戸、但馬二戸、伊吉麻神 三戸、大和、 和支神 四戸、山城、入比売神 六戸、比売社神 一戸、津国、并、 奈須支神 二戸、同、出石神 十三戸、但馬、 養父神 四戸、同、大宮咩神 七戸、丹波、 比睿神 二戸、近江、葛木御県神 戸、備前、 高市御県神 二戸、志貴御県神 十二戸、 山辺御県神 二戸、添御県神 二戸、 十市御県神 二戸、石村神 二戸、忍坂山口神 一戸、 長谷山口神 二戸、耳無神 一戸、畝火山口神 一戸、以上大和、 建御名方富命神 七戸、生島足島神 一戸、並信濃国、 吉野水分神 一戸、宇太水分神 一戸、都祁山口神 一戸、神稲代神 一戸、並大和、 佐牙神 九戸、広田神 卌一戸、長田神 卌一戸、生田神 卌四戸、並津国、 片岡神 卅戸、大和七戸、遠江八戸、近江十五戸、 大依羅神 十八戸、津国八戸、備前十戸、天平神護元年奉レ充、 枚岡神 六十戸、河内四戸、丹波五十六戸、春日部神 四戸、河内、 石上神 八十戸、大和廿戸、備後十戸、信乃五十戸、 火幡神 十戸、伊与、高鴨神 五十三戸、大和二戸、伊与卅戸、天平神護二年符、土佐廿戸、天平神護元年符、 住吉垂水神 廿二戸、津国二戸、宝字三年十二月廿九日符、備中一戸、天平神護元年九月七日符、 播磨明石垂水神 十戸、播万、鴨御祖神 廿戸、山城十戸、丹波十戸、天平神護元年九月七日、 気多神 卅戸、能登国、 杵築神 六十一戸、出雲、天平神護元年奉レ充、大国魂神 一戸、大和国、天平宝字八年、 櫛麻知乃命神 一戸、 大祝詞命神 一戸、大和国、天平神護元年奉レ充、 園神 廿戸、韓神 十戸、並讃岐国、同年奉レ充、 川田神 二戸、近江国、同年奉レ充、荒田神 四戸、播万国、同年奉レ充、 山津照神 六戸、山田神 五戸、田鹿神 六戸、 日向神 二戸、並近江国、天平神護二年奉レ充、金山彦神 三戸、山城国、同年一戸、宝亀二年一戸、三年一戸、 氷川神 三戸、武蔵国、神護二年七月廿四日符、 菅生神 一戸、河内国、宝字八年、松尾神 四戸、山城二戸、神護景雲元年、因幡国二戸、三年奉レ充、 大島神 一戸、近江国、神護景雲□~□宝元奉レ充、 奥津島神 一戸、奥石神 一戸、近江国、同年、 花長神 一戸、美乃国、同年奉レ充、飯道神 一戸、近江国、宝亀二年奉レ充、 甘南備神 一戸、山城国、同年奉レ充、麻気神 一戸、丹波国、神護景雲四年奉レ充、 波多瓺井神 一戸、大和国、同年奉レ充、高宮神 一戸、河内国、同年奉レ充、 小野神 二戸、近江国、宝亀二年奉レ充、 高天彦神 四戸、大和国、同十年奉レ充、 任益神 十戸、参河国、中臣神 五戸、 酒見神 三戸、播万、忌部神 廿戸、紀伊十戸、出雲十戸、 葛木犬養神 廿戸、信濃、墨坂神 一戸、信乃々、天応元年十月十四日、 越知神 一戸、同国、同年、御上神 二戸、近江国、 粟鹿神 二戸、但馬国、来馬神 二戸、淡路、 若狭比古神 十戸、若狭、鹿島神 二戸、陸奥国、延暦元年五月廿四日符、 伊波刀和気神 二戸、同国、宝亀四年九月符、 白河神 二戸、同国、同年十月廿日符、苅田神 二戸、 伊具波夜別神 二戸、同国、同日符、月山神 二戸、出羽国、同年同月符、 多神 六十戸、大和十戸、播万卅五戸、遠江十五戸、 玉祖神 十戸、周防国、 中臣大鳥神 二戸、阿波、春日神 廿戸、常陸国鹿島社奉レ寄、天平神護元年、 乙訓神 六戸、山城国、天平七年四月十四日符、 丹生川上神 四戸、丹波二戸、大和二戸、宝亀四年五月、坐摩神 二戸、津国、 安宿山口神 十四戸、大和四戸、播万十戸、 生根神 一戸、大和国、磯部神 十四戸、大和国、伊勢大神宮神戸、 矢田神 二戸、大和国、 一大宰神封 大神神 六十二戸、筑前国、住吉神 卅六戸、 阿曇神 八戸、宗像神 七十四戸、已上四社、同国、 八幡神 一千六百六十戸、可レ定二二千四百卅戸一、 田百卌六町九段二百卌四歩、神田六町九段二百卌四歩、位田百卌町、 一品八幡大神、封八百戸、先奉二四百廿戸一、今加二三百八十戸一、位田八十町、先奉二五十町一、今加二卅町一、 二品比咩神 六百戸、位田六十町、 田島神 十六戸、肥前国、大社神 一戸、壱岐島、 太祝詞神 二戸、対馬島、益救神 一戸、多禰島、
『日本後紀』大同3年5月壬寅(21日)条(808)奉二黒馬於丹生川上雨師神一、以祈レ雨也、
『日本紀略』大同4年6月壬午(8日)条(809)遣レ使奉二-幣於吉野丹生上雨師神一、祈レ雨也、
『日本紀略』弘仁元年5月己未(20日)条(810)遣レ使奉二-幣於大和国吉野郡丹生川上雨師神一、以霖雨経レ日也、
『日本紀略』弘仁9年4月丁丑(24日)条(818)大和国吉野郡雨師神奉レ授二従五位下一、以レ祈レ雨也、
『日本紀略』弘仁10年6月乙卯(9日)条(819)奉二白馬於丹生川上雨師神并貴布禰神一、為レ止二霖雨一也、
『日本紀略』弘仁10年7月戊寅(2日)条(819)奉二黒馬於丹生川上雨師神一、祈レ雨、
『日本紀略』弘仁10年8月乙亥(30日)条(819)奉二-幣丹生川上雨師神一、祈レ晴也、
『日本紀略』弘仁12年6月己巳(5日)条(821)奉二-幣貴布禰丹生二神一、祈レ霽也、
『日本紀略』弘仁14年5月丙辰(3日)条(823)依二霖雨不一レ止、差レ使令レ奉二幣并馬大和国雨師神社一、
『日本紀略』弘仁14年6月丁亥(4日)条(823)差レ使奉二-幣貴布禰、乙訓、広湍、龍田四神一、又奉二-幣帛馬吉野川上雨師神社一、以祈レ雨也、
『類聚国史』173(災異7疾疫) 弘仁14年7月己巳(17日)条(823)奉二-幣雨師神一祈レ雨、未レ有二徴応一、仍城内設二法筵一、一七箇日読経、禁二-止殺生一也、
『日本紀略』天長6年8月甲戌(27日)条(829)奉二-幣貴布禰社、丹生川上雨師社一、但雨師神、副レ以二白毛御馬一、為レ停二霖雨一也、
『続日本後紀』天長10年閏7月壬午(28日)条(833)霖雨渉レ旬不レ息、仍令下大和山城二国介以上親奉中-幣於丹生川上雨師神、松尾、賀茂上下及貴布禰社上、以祈レ霽焉、
『続日本後紀』承和2年8月甲戌朔条(835)霖雨霽焉、頒二-幣畿内名神一、以賽二于祷一、其丹生川上社、殊奉二白馬一疋一、
『続日本後紀』承和3年閏5月丁酉(29日)条(836)奉二貴布禰丹生川上等神幣帛一也、
『続日本後紀』承和5年8月甲辰(19日)条(838)奉二幣帛并白馬於貴布禰神、丹生河上雨師神一、以祈レ止レ雨也、
『続日本後紀』承和5年9月癸亥(8日)条(838)又奉二幣馬於貴布禰、丹生河上雨師神一、以祈レ止二風雨一也、
『続日本後紀』承和6年3月庚戌(29日)条(839)奉二-幣貴布禰雨師二神一、以祈レ雨也、比レ及二晩頭一、雷雨、賜二諸衛府等禄一有レ差、
『続日本後紀』承和6年4月辛酉(10日)条(839)遣レ使祈二雨於丹生川上雨師神一、以従四位下云々、
『続日本後紀』承和6年4月戊辰(17日)条(839)勅、頒二幣於松尾、賀茂上下、貴布禰、丹生川上雨師、住吉諸社一、令レ祈二澍雨一、又限二七箇日一、令レ読二仁王経於十五大寺一、兼通二城外崇山有験之寺一、同俾二転経一、並以二自レ春迄レ今不一レ雨也、
『日本紀略』承和6年6月庚戌朔条(839)遣二使於丹貴二社一祈レ雨、
『続日本後紀』承和6年8月丙辰(7日)条(839)遣レ使奉二-幣丹生川上雨師神一、祈二止雨一也云々、
『続日本後紀』承和7年4月庚午(29日)条(840)勅、頃者、炎旱未レ幾、嘉苗殆枯、宜下奉二-幣松尾、賀茂、乙訓、貴布禰、丹生川上雨師、垂水等社一、祈二甘雨一防中風災上焉、
『続日本後紀』承和7年4月庚午(29日)条(840)勅、頃者、炎旱未レ幾、嘉苗殆枯、宜下奉二-幣松尾、賀茂、乙訓、貴布禰、丹生川上雨師、垂水等社一、祈二甘雨一防中風災上焉、
『続日本後紀』承和7年10月己酉(7日)条(840)奉レ授二正五位下丹生川上雨師神正五位上、无位水分神従五位下一、
『続日本後紀』承和8年4月己巳(29日)条(841)勅、頃者、時雨不レ降、農夫輟レ耕、如レ非二祷祈一、恐レ傷二嘉苗一、宜下奉二-幣松尾、賀茂、乙訓、貴布禰、垂水、住吉、雨師神一、令レ祈二甘雨一、兼防中風災上、
『続日本後紀』承和8年8月丁卯(30日)条(841)雨水殊甚、奠二幣雨師一、以祈二止雨一、
『続日本後紀』承和8年閏9月戊戌(2日)条(841)奉レ授二正五位上丹生川上雨師神従四位下、勲八等垂水神従五位下一、余如レ故、
『続日本後紀』承和9年3月庚戌(15日)条(842)又勅、若非レ攘二未然一、恐班蒔失レ時、宜下仰二五畿内七道諸国一、簡二修行不退者二十人一、於二国分寺一、三ケ日間、昼読二金剛般若経一、夜修中薬師悔過上、修善之比、禁二-止殺生一、仏僧布施以二正税一充レ之、若有二天行一之処、国司到二境下一、令下防二祭疫神一、精進斎戒、共祷中豊稔上、是日、遣レ使頒二幣貴布禰、住吉、垂水、丹生川上等諸社一、同祈二甘雨一、
『続日本後紀』承和9年7月戊戌(6日)条(842)勅、奉二-幣於貴布禰、乙訓、丹生川上雨師神社一、令レ祈レ雨也、是夕、雨降、
『続日本後紀』承和10年9月戊戌(13日)条(843)奉レ授二従四位下丹生川上雨師神従四位上一、
『続日本後紀』承和14年7月丙戌(23日)条(847)奉二白馬幣帛於丹生川上雨師神一、令レ祈二止雨一、
『続日本後紀』承和15年6月己丑(2日)条(848)奉二-幣雨師神社一、以祈レ止二霖雨一、
『続日本後紀』嘉祥元年7月己未(2日)条(848)奉二幣帛於松尾、賀茂上下社、貴布禰、雨師社一、以祈二甘雨一、
『文徳天皇実録』仁寿元年5月庚辰(9日)条(851)遣二使者一、向二丹生川上雨師社一、奉二幣馬一、以祈レ霽、
『文徳天皇実録』斉衡2年閏4月辛丑(23日)条(855)遣二使者一向二丹生川上雨師神社一、奉二幣馬一、請レ止二淫雨一、
『文徳天皇実録』天安2年7月辛未(12日)条(858)宣二-命雨師、乙訓、水主、貴布禰神等一、為レ祈レ雨也、
『日本三代実録』貞観元年正月27日甲申条(859)京畿七道諸神進レ階及新叙、惣二百六十七社、奉レ授二淡路国無品勲八等伊佐奈岐命一品、備中国三品吉備都彦命二品、神祇官無位神産日神、高御産日神、玉積産日神、生産日神、足産日神並従一位、無位生井神、福井神、綱長井神、波比祇神、阿須波神、櫛石窓神、豊石窓神、生島神、足島神並従四位上、宮内省従三位園神、韓神並正三位、大膳職正四位下御食津神従三位、左京職従五位上太祝詞神、久慈真智神並正五位下、大膳職従五位下火雷神、大炊寮従五位下大八島竈神八前、斎火武主比命神、内膳司従五位下庭火皇神、造酒司従五位下大戸自神等並従五位上、無位酒殿神従五位下、山城国正二位勲二等松尾神従一位、葛野月読神、平野今木神並正二位、正四位下稲荷神三前並正四位上、正四位下大若子神、小若子神、酒解神、酒解子神並正四位上、平野従四位下久度古開神従四位上、正五位上貴布禰神、正五位下乙訓火雷神、従五位上水主神等並従四位下、正五位下合殿比咩神正五位上、従五位下樺井月読神、木島天照御魂神、和支神並正五位下、従五位下祝園神、天野夫支売神、岡田鴨神、岡田園神、樺井月神、棚倉孫神、許波多神、出雲井於神、片山神、鴨川合神等並従五位上、正六位上与度神、石作神、向神、簀原神、鴨山口神、小野神、久我神、高橋神、双栗神、水度神、伊勢田神、無位小社神並従五位下、大和国従一位大己貴神正一位、正二位葛木御歳神、従二位勲八等高鴨阿治須岐宅比古尼神、従二位高市御県鴨八重事代主神、従二位勲二等大神大物主神、従二位勲三等大和大国魂神、正三位勲六等石上神、正三位高鴨神並従一位、正三位勲二等葛木一言主神、高天彦神、葛木火雷神並従二位、従三位広瀬神、龍田神、従三位勲八等多坐弥志理都比古神、金峰神並正三位、正四位下丹生川上雨師神従三位、従五位下賀夜奈流美神正四位下、従五位下勲八等穴師兵主神、片岡神、夜岐布山口神並正五位上、従五位下都祁水分神、都祁山口神、石寸山口神、耳成山口神、飛鳥山口神、畝火山口神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、吉野水分神、吉野山口神、巨勢山口神、葛木水分神、鴨山口神、当麻山口神、大坂山口神、伊古麻山口神並正五位下、従五位下和爾赤坂彦神、山辺御県神、村屋禰富都比売神、池坐朝霧黄幡比売神、鏡作天照御魂神、十市御県神、目原高御魂神、畝尾建土安神、子部神、天香山大麻等野知神、宗我都比古神、甘樫神、稔代神、牟佐坐神、高市御県神、軽樹村神、天高市神、太玉命神、櫛玉命神、川俣神、波多甕井神、坐二日向一神、巻向若御魂神、他田天照御魂神、志貴御県神、忍坂生根神、葛木倭文天羽雷命神、長尾神、石園多久豆玉神、調田一事尼古神、金村神、葛木御県神、火幡神、往馬伊古麻都比古神、平群石床神、矢田久志玉比古神、添御県神、伊射奈岐神、葛木二上神並従五位上、無位水越神従五位下、河内国従一位勲三等枚岡天児屋根命正一位、正三位勲六等恩智大御食津比古命神、恩智大御食津比咩命神並従二位、正四位上勲六等枚岡比咩神従三位、従五位下杜本神正四位下、従五位上丹比神正五位下、従五位下春日戸神、高宮神、弓削神、志紀長吉神、狭山堤神、狭山神、菅生神並従五位上、和泉国正五位下勲八等大鳥神従四位下、摂津国従三位勲八等広田神正三位、正五位上勲八等生田神、従五位上勲八等長田神、従五位上垂水神、従五位下勲八等大依羅神、難波生国魂神、下照比女神、坐摩神、従五位下勲八等新屋天照御魂神並従四位下、従五位下名次神正五位下、従五位下中臣須牟地神、伊射奈岐神、伊和志豆神並従五位上、伊賀国無位穴石神従五位下、伊勢国従三位多度神正三位、従四位下阿射加神従四位上、尾張国正三位熱田神従二位、駿河国従三位浅間神正三位、伊豆国従四位下三島神従四位上、従五位下楊原神従五位上、武蔵国従五位下氷川神従五位上、安房国従三位勲八等安房神、天比々理刀咩命神並正三位、近江国従二位勲一等比叡神正二位、従五位上勲八等伊香神従四位下、従五位下伊富岐神、佐久奈度神、水口神、川田神、三上神、奥津島神、小比叡神並従五位上、美濃国従三位中山金山彦神正三位、信濃国正三位勲八等建御名方富命神従二位、従三位建御名方富命前八坂刀売命神正三位、上野国正五位下勲八等貫前神従四位下、下野国従三位勲四等二荒神正三位、陸奥国正五位上勲四等計仙麻神、正五位下勲四等志波彦神、勲五等拝幣志神、勲六等零羊埼神、従五位上勲四等志波姫神並従四位下、従五位下計仙麻大島神従五位、若狭国従二位勲八等若狭比古神正二位、正三位若狭比咩神従二位、越前国正二位勲一等気比神従一位、従四位上勲六等推前神、勲六等剣神並正四位下、加賀国白山比女神正三位、能登国正二位勲一等気多神従一位、越中国従三位高瀬神、二上神並正三位、丹波国従五位下小川月神、麻気神並従五位上、丹後国従五位下大川神、大宮売神並従五位上、出雲国従三位熊野神、勲八等杵築神並正三位、播磨国従五位下勲八等粒坐天照神、伊和坐大名持御魂神並従四位下、従五位下海神従五位上、安芸国正五位下伊都岐島神、従五位上速谷神並従四位下、従五位下多家神従五位上、長門国従五位下住吉荒魂神従五位上、紀伊国従四位下伊達神、志摩神、静火神並正四位下、従五位下勲八等丹生都比売神、伊太祁曽神、大屋都比売神、神都摩都比売神、鳴神並従四位下、従五位下須佐神、熊野早玉神、熊野坐神並従五位上、阿波国従五位下大麻比古神、忌部天日鷲神並従五位上、土佐国従五位下都佐坐神従五位上、筑前国正三位勲八等田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神並従二位、正五位下竈門神、従五位下筑紫神並従四位下、従五位下織幡神、志賀海神、美奈宜神並従五位上、無位住吉神従五位下、筑後国正三位高良玉垂命神従二位、従四位下豊比咩神従四位上、肥前国従五位下田島神従四位下、肥後国従二位勲五等健磐龍命神正二位、従四位下阿曽比咩神従四位上、壱岐島従五位下海神、住吉神、兵主神、月読神並従五位上、対馬島従五位下和多都美神、高御魂神、住吉神並従五位上一、
『日本三代実録』貞観元年8月9日壬辰条(859)自二五月一至二今月一霖雨、仍遣二使者於大和国丹生河上雨師社一、奉二-幣青馬等一、祈以止雨也、
『日本三代実録』貞観元年9月8日庚申条(859)山城国月読神、木島神、羽束志神、水主神、樺井神、和岐神、大和国大和神、石上神、大神神、一言主神、片岡神、広瀬神、龍田神、巨勢山口神、葛木水分神、賀茂山口神、当麻山口神、大坂山口神、胆駒山口神、石村山口神、耳成山口神、養父山口神、都祁山口神、都祁水分神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、飛鳥神、飛鳥山口神、畝火山口神、吉野山口神、吉野水分神、丹生川上神、河内国枚岡神、恩智神、和泉国大鳥神、摂津国住吉神、大依羅神、難波大社神、広田神、生田神、長田神、新屋神、垂水神、名次神等遣レ使奉レ幣、為二風雨一祈焉、
『日本三代実録』貞観8年7月3日乙巳条(866)班二幣宮城中及京畿七道諸神一、黒馬一疋奉二大和国丹生川上雨師神一、並以祈レ雨也、
『日本三代実録』貞観8年7月14日丙辰条(866)班二-幣賀茂御祖別雷、松尾、丹生川上、稲荷、水主、貴布禰神一、賽二前日祷一、兼祈二嘉澍一也、告文云、天皇我詔旨止、掛畏岐松尾大神乃広前爾恐美恐美毛申給久止申久、不慮之外爾天下爾有二旱災一天、農稼枯損奴、因レ茲、掛畏岐大神乎奉レ憑天、大幣帛奉出給牟止祈申岐、而爾祈申志毛験久、甘雨令レ零米賜へ利、因歓奈我良、散位従五位下大中臣朝臣国雄乎差レ使天、大幣帛乎令二捧持一天奉出賜布、此状遠平久聞食天、今毛今毛風雨調和米給比、五豊登米賜比、天下饒足米賜比、天皇朝廷乎宝祚無レ動久、常磐堅磐爾夜守日守仁護幸奉賜へと申給波久止申、自余社告文並同焉、
『日本三代実録』貞観9年9月11日丁未条(867)遣二使於賀茂御祖、別雷、松尾、稲荷、貴布禰、丹生川上、住吉、水主大神、長田、乙訓等神社一奉幣、先月祈二五穀一、今以賽焉、
『日本三代実録』貞観13年5月19日甲子条(871)遣二使於丹生川上雨師神社一奉レ幣、祈レ雨也、
『日本三代実録』貞観15年5月20日癸未条(873)転二-読経巻一、更延二二日一、奉二-幣於賀茂、松尾、乙訓、稲荷、貴布禰、丹生川上雨師神一並祈二嘉澍一也、
『日本紀略』貞観16年8月17日癸酉条(874)是月霖雨、奉二-幣丹生川上雨師神一、祈二止雨一、
『日本三代実録』貞観17年6月3日甲寅条(875)分二-遣使者於山城国賀茂御祖別雷、松尾、稲荷、乙訓、貴布禰、大和国丹生川上七社一奉幣、丹生川上奉二黒馬一、以レ祈二嘉澍一也、
『日本三代実録』貞観17年7月2日壬午条(875)遣レ使班二-幣賀茂御祖別雷、松尾、稲荷、乙訓、木島、貴布禰、丹生川上八神社一、祈レ雨也、
『日本三代実録』貞観17年7月26日丙午条(875)霖雨不レ止、遣二使大和国丹生川上神社一、奉二-幣白馬一、祈二止雨一也、
『日本紀略』貞観17年8月25日乙亥条(875)奉二-幣伊勢及賀茂御祖別雷社、松尾、稲荷、木島、乙訓、丹生社一、祈二秋稔一也、
『日本三代実録』元慶元年6月4日癸丑条(877)奉二幣黒馬於丹生川上神一、并奉二幣貴布袮神一、祈二甘雨一也、
『日本三代実録』元慶元年6月23日壬辰条(877)詔授二大和国従三位丹生川上雨師神正三位一、即便奉二幣黒馬一、以祈レ雨、告文云々、散位正六位上大中臣朝臣岑雄乎差使天、正三位乃御位記爾、礼代乃大幣乎令二副捧一天奉出須、
『日本三代実録』元慶2年6月3日丁卯条(878)自二去月一至レ此、亢陽不レ雨、名山大川能興レ雲致レ雨、並班レ幣祈レ雨、賀茂御祖別雷、松尾、稲荷、貴布禰、丹生川上、乙訓、水主八社是也、丹生川上加二-奉黒馬一疋一、
『日本三代実録』元慶2年8月25日戊子条(878)雨猶不レ止、遣二使於貴布禰丹生河上両社一、奉二白馬各一疋一、祈二止雨一也、
『日本三代実録』元慶4年5月16日己巳条(880)廼者膏雨難レ得、農民稍憂、是日、遣二使者於賀茂御祖、別雷、松尾、稲荷、乙訓、貴布禰、丹生川上等社一、奉レ幣祈レ雨、丹生川上加二-奉黒馬一、告文曰、云々、
『日本紀略』元慶4年6月22日甲辰条(880)渉レ旬不レ雨、旱気焦レ草、遣二使賀茂等十一社一、奉幣祈レ雨、告文云々、但丹生川上加二-奉黒馬一、
『日本三代実録』元慶7年7月13日丁丑条(883)遣二従四位上行神祇伯棟貞王一、奉二-幣於伊勢大神宮、賀茂御祖別雷、松尾、稲荷、貴布禰、丹生河上、大和等神社一、遣レ使班レ幣、丹生河上加奉二白馬一、先レ是、六月廿七日鷺集二大極殿鵄尾一、今月三日已往霖雨淹レ旬、河水溢漲、内外略愁、陰陽寮占奏言、主上可レ患二疫病一、且天下将レ憂二風水一、故予祈二神明一、至レ是賽焉、
『日本三代実録』元慶7年9月2日乙丑条(883)奉二-幣於賀茂御祖、別雷、松尾、貴布禰、稲荷、乙訓、丹生河上神社一、祈レ止レ雨也、
『日本三代実録』仁和元年5月14日戊戌条(885)霖雨不レ止、奉二-幣丹生河上神一、祈二止雨一也、告文曰、天皇我詔旨止、丹生河上仁坐雨師大神乃広前爾申賜へ止申久、方今百姓耕種留時奈利、而自二今月一日一霖雨不レ止天農業流損へ之、皇大神乃厚助爾依、此災波可レ止之止奈毛所念行須、故是以、蔭子正六位上大中臣朝臣夏名乎差レ使、礼代乃大幣帛爾白毛御馬乎牽副之女天奉出須、此状乎神那可良毛聞食天、降雨忽霽天風災不起、五穀無レ損天天下饒、天皇朝廷乎宝位無レ動久常磐堅磐爾夜守利日守利仁護幸賜へ止、恐美恐美毛申賜久止申、
『日本三代実録』仁和元年7月13日乙未条(885)遣二使大和国丹生河上雨師神一、奉二-幣黒馬一、祈レ雨也、
『日本三代実録』仁和2年8月7日癸丑条(886)自二去四日一霖雨、至レ此大風雨洪水、分二-遣使者於賀茂上下、松尾、稲荷、貴布禰、丹生河上六社一、奉レ幣祈二止雨一、告文曰、天皇我詔旨止、掛畏支松尾大明神乃広前申賜倍止申、方今秋稼乃登熟須留時奈利、大神乃厚護爾依天之、風雨乃災不レ起之天、五穀豊稔倍之止奈毛所念行須、故是以正親司少令史従八以上斎部宿禰岑吉乎差使天、礼代乃大幣帛乎令二捧持一天奉出須、此状乎神奈可良毛聞食天、風雨之災防除給比、五穀茂盛仁天下饒足之女給比、天皇朝廷乎宝祚無レ動久、常磐堅磐爾夜守日守利爾護幸奉賜倍止、恐美恐美毛申給久止申、自余社告文准レ此、丹生河上貴布禰二社加奉二白馬各一疋一、
『日本三代実録』仁和3年7月15日丙戌条(887)雨水、奉レ進二白馬於丹生河上雨師神一、祈レ止二霖雨一也、
『日本紀略』仁和4年7月1日条(888)奉二-幣丹生社一、
『類聚三代格』1(神社事) 寛平7年6月26日官符(895)太政官符 応レ禁二-制大和国丹生川上雨師神社界地一事 四至 東限二塩匂一 南限二大山峯一 西限二板波瀧一 北限二猪鼻瀧一 右得二神祇官解一偁、大和神社神主大和人成解状偁、別社丹生川上雨師神祝禰宜等解状偁、謹検二名神本紀一云、不レ聞二人声一之深山吉野丹生川上、立二我宮柱一以敬祀者、為二天下一降二甘雨一止二霖雨一者、依二神宣一造二件社一、自レ昔至レ今奉レ幣奉レ馬、仍四至之内、放二-牧神馬一、禁二-制狩猟一、而国栖戸百姓并浪人等、寄二事供御一、奪二-妨神地一、屡触二汚穢一動致二咎祟一、爰祝禰宜等依レ称二供御一不二敢相論一、既犯二神禁一、何謂二如在一、望経二言上一厳被二禁制一者、所レ陳有レ実、仍申送者、官依二解状一、謹請二 官裁一者、大納言正三位兼行左近衛大将皇太子傅陸奥出羽察使源朝臣能有宣、宜下下二-知彼国一令上レ加二禁制一、 寛平七年六月廿六日 『日本紀略』寛平7年7月13日条(895)奉二-幣丹生貴布禰二社一、
『延喜式』3(臨時祭) 名神祭条〔28〕名神祭二百八十五座、
園神社一座、韓神社二座、已上坐二宮内省一、
賀茂別雷神社一座、賀茂御祖神社二座、松尾神社二座、
稲荷神社三座、貴布禰神社一座、鴨川合神社一座、
御井神社一座、葛野月読神社一座、木島坐天照御魂神社一座、
平野神社四座、梅宮神社四座、乙訓神社一座、
酒解神社一座、亦号二山崎神一、已上山城国、
春日神社四座、大和神社三座、石上神社一座、
多坐神社二座、或号二大社一、飛鳥神社四座、高市御県神社一座、
気吹雷神社二座、大神神社一座、太玉神社四座、
穴師神社一座、高屋安倍神社三座、大名持御魂神社一座、
丹生川上神社一座、金峯神社一座、鴨神社二座、
葛木御歳神社一座、葛木一言主神社一座、高鴨神社四座、
高天彦神社一座、葛木火雷神社二座、片岡神社一座、
火幡神社一座、広瀬神社一座、龍田神社二座、
平群坐紀氏神社一座、已上大和国、
恩智神社二座、枚岡神社四座、杜本神社二座、
飛鳥戸神社一座、已上河内国、
大鳥神社一座、和泉国、
住吉神社四座、大依羅神社四座、難波生国魂神社二座、
比売許曽神社一座、亦号二下照比売一、新屋神社三座、垂水神社一座、
広田神社一座、生田神社一座、長田神社一座、已上摂津国、
阿射加神社三座、多度神社一座、已上伊勢国、
太神社一座、或太作レ多、真墨田神社一座、大県神社一座、
熱田神社一座、日割御子神社一座、孫若御子神社一座、
高座結御子神社一座、已上尾張国、
角避比古神社一座、敬満神社一座、已上遠江国、
浅間神社一座、駿河国、
三島神社一座、伊古奈比咩命神社一座、物忌奈命神社一座、
阿波命神社一座、楊原神社一座、已上伊豆国、
寒川神社一座、相模国、
氷川神社一座、金佐奈神社一座、已上武蔵国、
安房神社一座、安房国、
玉前神社一座、上総国、
香取神宮一座、下総国、
鹿島神宮一座、大洗磯前薬師菩薩神社一座、
静神社一座、筑波山神社一座、吉田神社一座、
酒烈礒前薬師菩薩神社一座、稲田神社一座、已上常陸国、
小野神社二座、日吉神社一座、比叡神同、佐久奈度神社一座、
建部神社一座、川田神社二座、御上神社一座、
奥津島神社一座、伊香神社一座、水尾神社二座、或水作レ三、已上近江国、
仲山金山彦神社一座、美濃国、
南方刀美神社二座、穂高神社一座、生島足島神社二座、已上信濃国、
貫前神社一座、或作二抜鋒一、伊加保神社一座、赤城神社一座、已上上野国、
二荒神社一座、下野国、
都都古和気神社一座、苅田嶺神社一座、志波彦神社一座、
鼻節神社一座、志波姫神社一座、伊達神社一座、
東屋沼神社一座、零羊崎神社一座、拝幣志神社一座、
計仙麻神社一座、多珂神社一座、伊佐須美神社一座、
宇奈己呂和気神社一座、大高山神社一座、子負嶺神社一座、已上陸奥国、
大物忌神社一座、月山神社一座、已上出羽国、
若狭比古神社二座、若狭国、
気比神社七座、大虫神社一座、已上越前国、
気多神社一座、能登国、
伊夜比古神社一座、越後国、
出雲神社一座、小川月神社一座、麻気神社一座、
櫛石窓神社二座、已上丹波国、
大川神社一座、籠神社一座、大虫神社一座、
小虫神社一座、大宮売神社二座、已上丹後国、
粟鹿神社一座、夜夫神社二座、伊豆志神社八座、
山神社一座、戸神社一座、雷神社一座、
欘椒神社一座、海神社一座、已上但馬国、
宇倍神社一座、因幡国、
熊野神社一座、杵築神社一座、已上出雲国、
由良比女神社一座、宇受加命神社一座、水若酢命神社一座、
伊勢命神社一座、已上隠伎国、
海神社三座、粒坐天照神社一座、中臣印達神社一座、
家島神社一座、伊和神社一座、已上播磨国、
中山神社一座、美作国、
安仁神社一座、備前国、
吉備津彦神社一座、備中国、
速谷神社一座、伊都伎島神社一座、多家神社一座、已上安芸国、
住吉荒御魂神社三座、長門国、
丹生都比女神社一座、日前神社一座、国懸神社一座、
伊太祁曽神社一座、大屋都比売神社一座、都麻都比売神社一座、
鳴神社一座、伊達神社一座、志磨神社一座、
静火神社一座、須佐神社一座、已上紀伊国、
淡路伊佐奈岐神社一座、大和大国魂神社一座、已上淡路国、
大麻比古神社一座、天日鷲神社一座、已上阿波国、
粟井神社一座、讃岐国、
村山神社一座、大山積神社一座、野間神社一座、
阿治美神社一座、已上伊与国、
宗像神社三座、住吉神社三座、志加海神社三座、
八幡神社一座、筑紫神社一座、竈門神社一座、
美奈宜神社三座、已上筑前国、
高良玉垂命神社一座、豊比咩神社一座、已上筑後国、
八幡比売神社一座、豊前国、
田島坐神社一座、肥前国、
健磐龍命神社一座、肥後国、
住吉神社一座、兵主神社一座、月読神社一座、
中津神社一座、天手長男神社一座、天手長比売神社一座、已上壱伎島、
和多都美神社一座、和多都美御子神社一座、高御魂神社一座、
和多都美神社一座、太祝詞神社一座、住吉神社一座、已上対馬島、
座別絁五尺、綿一屯、糸一絇、五色薄絁各一尺、木綿二両、麻五両、裹料薦廿枚、若有二大祷一者、加二絁五丈五尺一、以二布一端一代二糸一絇一、
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21世紀COEプログラム 神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成
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