神道・神社史料集成(古代) 都祁水分神社

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都祁水分神社(大和国山辺郡)


『正倉院文書』正集10・天平2年12月20日大和国正税帳(730)

(略)
卅九所神戸、穀陸伯漆拾弐斛壱斗陸升壱合、神亀元年以前、
耗壱拾参斛壱斗漆升陸合、斛別二升、
定陸伯伍拾捌斛玖斗捌升伍合替依稲陸仟伍伯捌拾玖束捌把半、穎稲肆万肆仟陸伯伍拾束把半、租弐仟玖伯捌拾弐束肆把半、
合伍万肆仟弐伯弐拾弐束肆把、用壱仟壱伯漆拾捌束肆把、祭神二百八束、神嘗酒料六百五十束、大神々田一町八段種稲卅六束、大神神祝三人、起正月一日尽七月卅日、合二百卅七日食料二百八十四束四把、人別四把、残伍万参仟肆拾参束玖把半、
倉参拾肆間、
(略)
(添下郡)
添御県神戸、稲壱伯伍拾弐束捌把、租弐拾束、合壱伯漆拾弐束捌把、
平群郡
(略)
二所神戸、稲陸伯伍拾束伍把、租弐拾参束陸把、合陸伯漆拾肆束壱把、
往馬神戸、稲弐伯壱拾玖束漆把、租壱拾参束陸把、合弐伯参拾参束参把、
龍田神戸、稲肆伯参拾束捌把、租壱拾束、合肆伯肆拾束捌把、
(略)
(城上郡)
漆把、合捌仟伍伯伍拾伍束陸把、用伍伯伍拾捌束肆把、神祭八十八束、神嘗酒料百五十束、神田一町八段種稲卅六束、祝三人、起正月一日尽七月卅日、合二百卅七箇日食料二百八十四束四把、人別二把、残漆仟玖伯玖拾漆束弐把、
倉伍間、
大神神戸、穀弐伯壱拾漆斛漆斗肆升弐合、耗四斛二斗七升、斛別二升、定弐伯壱拾参斛肆斗漆升弐合替依稲弐仟壱伯参拾肆束漆把、穎稲壱仟漆伯捌拾伍束玖把、租伍伯伍拾伍束壱把、合肆仟肆伯漆拾伍束漆把、用肆伯伍拾陸束肆把、祭神卅六束、神嘗酒料百束、神田一町八段種稲卅六束、祝部三人食料二百八十四束四把、残肆仟壱拾玖束参把、
巻向神戸、稲伍拾弐束捌把、租参拾参束弐把、合捌拾陸束、用肆束、祭神、残捌拾弐束、
穴師神戸、稲壱仟参伯伍束捌把、租壱伯参拾束弐把、合壱仟肆伯参拾陸束、用漆拾肆束、祭神廿四束、神嘗酒料五十束、残壱仟参伯陸拾弐束、
長谷山口神戸、穀参拾参斛伍斗参升、耗六斗五升八合、斛別二升、定参拾弐斛捌斗漆升弐合替、依稲参伯弐拾捌束漆把、穎稲壱伯玖拾壱束、租弐拾玖束参把半、合伍伯肆拾玖束肆把半、用肆束、祭神、残伍伯肆拾伍束肆把半、
志癸御県神戸、穀玖拾弐斛参斗捌升、耗一斛八斗一升、斛別二升、定玖拾斛伍斗漆升替依玖伯伍束漆把、穎弐伯捌拾玖束捌把、租壱伯伍拾陸束参把、合壱仟参伯伍拾壱束捌把、用肆束、祭神、残壱仟参伯肆拾漆束捌把、
忍坂神戸、穀捌斗壱升、耗一升五合、定漆斗玖升伍合、
(後闕)
他田神戸、穀壱斛壱斗捌升、耗二升、定壱斛壱斗陸升替依壱拾壱束陸把、穎稲伍拾捌束肆把、租弐拾束弐把、合玖拾束弐把、用肆束、祭神、残捌拾陸束弐把、
生根神戸、穀玖斛伍斗伍升、耗一斗九升、斛別二升、定玖斛参斗陸升替依稲玖拾参束陸把、穎稲伍拾壱束玖把、租伍束参把、合壱伯伍拾束捌把、用肆束、祭神、残壱伯肆拾陸束捌把、
佐為神戸、穀壱拾参斛伍斗弐升、耗二斗六升七合、斛別二升、定壱拾参斛弐斗伍升参合替依稲壱伯参拾弐束伍把半、穎稲壱伯肆拾陸束漆把、租参拾束、合参伯玖束弐把半、用肆束、祭神、残参伯伍束弐把半、
十市郡
(略)
六所神戸、稲壱万弐仟捌伯伍束壱把半、租壱伯捌拾参束壱把、合壱万弐仟玖伯捌拾捌束弐把半、用漆拾捌束、祭神廿八束、神嘗酒料五十束、残壱万弐仟玖伯壱拾束弐把半、
倉参間、
太神戸、稲壱万伍伯伍拾弐束伍把、租壱伯参拾捌束肆把、合壱万陸伯玖拾束玖把、用伍拾捌束、祭神八束、神嘗酒料五十束、残壱万陸伯参拾弐束玖把、
十市御県神戸、稲壱仟伍拾弐束、租弐拾束、合壱仟漆拾弐束、用肆束祭神、残壱仟陸拾捌束、
石村山口神戸、稲捌伯壱束、租壱拾束、合捌伯壱拾壱束、用肆束祭神、残捌伯漆束、
目原神戸、稲弐伯陸拾伍束、租陸束、合弐伯漆拾壱束、用肆束、祭神、残弐伯陸拾漆束、
畝尾神戸、稲捌拾陸束、租肆束、合玖拾束、用肆束、祭神、残捌拾陸束、
耳梨山口神戸、稲肆拾捌束陸把、租肆束漆把、合伍拾参束参把、用肆束、祭神、残肆拾玖束参把、
城下郡
(略)
三所神戸、稲弐伯伍拾捌束弐把、租壱伯弐拾参束参把、合参伯捌拾壱束伍把、用壱伯壱拾弐束、祭神十二束、神嘗酒料百束、残弐伯陸拾玖束伍把、
池神戸、稲壱拾陸束、租陸拾壱束、合漆拾漆束、用伍拾肆束、祭神四束、神嘗酒料五十束、残弐拾参束、
鏡作神戸、稲弐伯弐拾玖束、租弐拾壱束参把、合弐伯伍拾束参把、用肆束、祭神、残弐伯肆拾陸束参把、
村屋神戸、稲壱拾参束弐把、租肆拾壱束、合伍拾肆束弐把、用伍拾肆束、祭神四束、神嘗酒料五十束、残弐把、
山辺郡
(略)
五所神戸、稲伍仟肆拾伍束伍把半、租弐伯肆拾陸束陸把、合伍仟弐伯玖拾弐束壱把半、用壱伯壱拾陸束、祭神十六束、神嘗酒料百束、残伍仟壱伯漆拾陸束壱把半、
倉陸間、
振神戸、稲参仟陸伯捌拾捌束伍把、租壱伯弐拾肆束伍把、合参仟捌伯壱拾参束、用肆束、祭神、残参仟捌伯玖束、
大倭神戸、稲玖伯肆拾玖束、租玖拾弐束、合壱仟肆拾壱束、用壱伯肆束、祭神四束、神嘗酒料百束、残玖伯参拾漆束、
山辺御県神戸、稲弐伯陸拾弐束把半、租壱拾束、合弐伯漆拾弐束把半、用肆束、祭神、残弐伯陸拾捌束把半、
広瀬川合神戸、稲壱拾束、租壱拾束、合弐拾束、
都祁神戸、稲壱伯参拾陸束、租壱拾束壱把、合壱伯肆拾陸束壱把、用肆束、祭神、残壱伯肆拾弐束壱把、
添上郡
(略)
二所神戸、穀伍拾斛漆斗玖合、神亀元年以前、耗玖斗玖升肆合、斛別二升、定肆拾玖斛漆斗壱升伍合替依稲肆伯玖拾漆束壱把半、穎稲伍伯壱拾束参把、租壱伯陸拾伍束、合壱仟壱伯漆拾弐束肆把半、用伍拾捌束、祭神八束、神嘗酒料五十束、定壱仟壱拾肆束肆把半、
丸神戸、穀伍拾斛漆斗玖合、耗九斗九升四合、定肆拾玖斛漆斗壱升五合替依稲肆伯玖拾漆束壱把半、穎肆伯伍拾弐束、租壱伯壱拾参束、合壱仟陸拾弐束壱把半、用肆束、神祭、残壱仟伍拾捌束壱把半、
菟足神戸、稲伍拾捌束参把、租伍拾弐束、合壱伯壱拾束参把、用伍拾肆束、祭神四束、神嘗酒料五十束、残伍拾陸束参把、
以前収納大税穀穎并神戸租等数、具録如前、謹解、
天平二年十二月廿日 従七位上行大目勲十二等中臣酒人宿禰「古麿」
従四位下行守大宅朝臣「大国」 正六位上行大掾兼侍医勲十二等城上連「真立」
正六位上行介勲十二等許曽倍朝臣「津島」 正七位上行少掾都濃朝臣「光弁」

『続日本後紀』承和7年10月己酉(7日)条(840)

正五位下丹生川上雨師神正五位上、无位水分神従五位

『日本三代実録』貞観元年正月27日甲申条(859)

京畿七道諸神進及新叙、惣二百六十七社、奉淡路国無品勲八等伊佐奈岐命一品、備中国三品吉備都彦命二品、神祇官無位神産日神、高御産日神、玉積産日神、生産日神、足産日神並従一位、無位生井神、福井神、綱長井神、波比祇神、阿須波神、櫛石窓神、豊石窓神、生島神、足島神並従四位上、宮内省従三位園神、韓神並正三位、大膳職正四位下御食津神従三位、左京職従五位上太祝詞神、久慈真智神並正五位下、大膳職従五位下火雷神、大炊寮従五位下大八島竈神八前、斎火武主比命神、内膳司従五位下庭火皇神、造酒司従五位下大戸自神等並従五位上、無位酒殿神従五位下、山城国正二位勲二等松尾神従一位、葛野月読神、平野今木神並正二位、正四位下稲荷神三前並正四位上、正四位下大若子神、小若子神、酒解神、酒解子神並正四位上、平野従四位下久度古開神従四位上、正五位上貴布禰神、正五位下乙訓火雷神、従五位上水主神等並従四位下、正五位下合殿比咩神正五位上、従五位下樺井月読神、木島天照御魂神、和支神並正五位下、従五位下祝園神、天野夫支売神、岡田鴨神、岡田園神、樺井月神、棚倉孫神、許波多神、出雲井於神、片山神、鴨川合神等並従五位上、正六位上与度神、石作神、向神、簀原神、鴨山口神、小野神、久我神、高橋神、双栗神、水度神、伊勢田神、無位小社神並従五位下、大和国従一位大己貴神正一位、正二位葛木御歳神、従二位勲八等高鴨阿治須岐宅比古尼神、従二位高市御県鴨八重事代主神、従二位勲二等大神大物主神、従二位勲三等大和大国魂神、正三位勲六等石上神、正三位高鴨神並従一位、正三位勲二等葛木一言主神、高天彦神、葛木火雷神並従二位、従三位広瀬神、龍田神、従三位勲八等多坐弥志理都比古神、金峰神並正三位、正四位下丹生川上雨師神従三位、従五位下賀夜奈流美神正四位下、従五位下勲八等穴師兵主神、片岡神、夜岐布山口神並正五位上、従五位下都祁水分神、都祁山口神、石寸山口神、耳成山口神、飛鳥山口神、畝火山口神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、吉野水分神、吉野山口神、巨勢山口神、葛木水分神、鴨山口神、当麻山口神、大坂山口神、伊古麻山口神並正五位下、従五位下和爾赤坂彦神、山辺御県神、村屋禰富都比売神、池坐朝霧黄幡比売神、鏡作天照御魂神、十市御県神、目原高御魂神、畝尾建土安神、子部神、天香山大麻等野知神、宗我都比古神、甘樫神、稔代神、牟佐坐神、高市御県神、軽樹村神、天高市神、太玉命神、櫛玉命神、川俣神、波多甕井神、神、巻向若御魂神、他田天照御魂神、志貴御県神、忍坂生根神、葛木倭文天羽雷命神、長尾神、石園多久豆玉神、調田一事尼古神、金村神、葛木御県神、火幡神、往馬伊古麻都比古神、平群石床神、矢田久志玉比古神、添御県神、伊射奈岐神、葛木二上神並従五位上、無位水越神従五位下、河内国従一位勲三等枚岡天児屋根命正一位、正三位勲六等恩智大御食津比古命神、恩智大御食津比咩命神並従二位、正四位上勲六等枚岡比咩神従三位、従五位下杜本神正四位下、従五位上丹比神正五位下、従五位下春日戸神、高宮神、弓削神、志紀長吉神、狭山堤神、狭山神、菅生神並従五位上、和泉国正五位下勲八等大鳥神従四位下、摂津国従三位勲八等広田神正三位、正五位上勲八等生田神、従五位上勲八等長田神、従五位上垂水神、従五位下勲八等大依羅神、難波生国魂神、下照比女神、坐摩神、従五位下勲八等新屋天照御魂神並従四位下、従五位下名次神正五位下、従五位下中臣須牟地神、伊射奈岐神、伊和志豆神並従五位上、伊賀国無位穴石神従五位下、伊勢国従三位多度神正三位、従四位下阿射加神従四位上、尾張国正三位熱田神従二位、駿河国従三位浅間神正三位、伊豆国従四位下三島神従四位上、従五位下楊原神従五位上、武蔵国従五位下氷川神従五位上、安房国従三位勲八等安房神、天比々理刀咩命神並正三位、近江国従二位勲一等比叡神正二位、従五位上勲八等伊香神従四位下、従五位下伊富岐神、佐久奈度神、水口神、川田神、三上神、奥津島神、小比叡神並従五位上、美濃国従三位中山金山彦神正三位、信濃国正三位勲八等建御名方富命神従二位、従三位建御名方富命前八坂刀売命神正三位、上野国正五位下勲八等貫前神従四位下、下野国従三位勲四等二荒神正三位、陸奥国正五位上勲四等計仙麻神、正五位下勲四等志波彦神、勲五等拝幣志神、勲六等零羊埼神、従五位上勲四等志波姫神並従四位下、従五位下計仙麻大島神従五位、若狭国従二位勲八等若狭比古神正二位、正三位若狭比咩神従二位、越前国正二位勲一等気比神従一位、従四位上勲六等推前神、勲六等剣神並正四位下、加賀国白山比女神正三位、能登国正二位勲一等気多神従一位、越中国従三位高瀬神、二上神並正三位、丹波国従五位下小川月神、麻気神並従五位上、丹後国従五位下大川神、大宮売神並従五位上、出雲国従三位熊野神、勲八等杵築神並正三位、播磨国従五位下勲八等粒坐天照神、伊和坐大名持御魂神並従四位下、従五位下海神従五位上、安芸国正五位下伊都岐島神、従五位上速谷神並従四位下、従五位下多家神従五位上、長門国従五位下住吉荒魂神従五位上、紀伊国従四位下伊達神、志摩神、静火神並正四位下、従五位下勲八等丹生都比売神、伊太祁曽神、大屋都比売神、神都摩都比売神、鳴神並従四位下、従五位下須佐神、熊野早玉神、熊野坐神並従五位上、阿波国従五位下大麻比古神、忌部天日鷲神並従五位上、土佐国従五位下都佐坐神従五位上、筑前国正三位勲八等田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神並従二位、正五位下竈門神、従五位下筑紫神並従四位下、従五位下織幡神、志賀海神、美奈宜神並従五位上、無位住吉神従五位下、筑後国正三位高良玉垂命神従二位、従四位下豊比咩神従四位上、肥前国従五位下田島神従四位下、肥後国従二位勲五等健磐龍命神正二位、従四位下阿曽比咩神従四位上、壱岐島従五位下海神、住吉神、兵主神、月読神並従五位上、対馬島従五位下和多都美神、高御魂神、住吉神並従五位

『日本三代実録』貞観元年9月8日庚申条(859)

山城国月読神、木島神、羽束志神、水主神、樺井神、和岐神、大和国大和神、石上神、大神神、一言主神、片岡神、広瀬神、龍田神、巨勢山口神、葛木水分神、賀茂山口神、当麻山口神、大坂山口神、胆駒山口神、石村山口神、耳成山口神、養父山口神、都祁山口神、都祁水分神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、飛鳥神、飛鳥山口神、畝火山口神、吉野山口神、吉野水分神、丹生川上神、河内国枚岡神、恩智神、和泉国大鳥神、摂津国住吉神、大依羅神、難波大社神、広田神、生田神、長田神、新屋神、垂水神、名次神等遣使幣、祈焉、

『延喜式』1(四時祭上) 祈年祭官幣条〔4〕

神祇官祭神七百卅七座、
幣案神三百四座、宮中卅座、京中三座、畿内、山城国五十三座、大和国一百廿八座、河内国廿三座、和泉国一座、摂津国廿六座、東海道、伊勢国十四座、伊豆国一座、武蔵国一座、安房国一座、下総国一座、常陸国一座、東山道、近江国五座、北陸道、若狭国一座、山陰道、丹後国一座、山陽道、播磨国三座、安芸国一座、南海道、紀伊国八座、阿波国二座、
社一百九十八所、
座別絁五尺、五色薄絁各一尺、倭文一尺、木綿二両、麻五両、庸布一丈四尺、倭文纏刀形、倭文三寸、絁纏刀形、絁三寸、布纏刀形、布三寸、各一口、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一竿、弓一張、靫一口、鹿角一隻、鍬一口、酒四升、鰒、堅魚各五両、腊二升、海藻、滑海藻、雑海菜各六両、塩一升、酒坩一口、裹葉薦五尺、
前一百六座、
座別絁五尺、五色薄絁各一尺、倭文一尺、木綿二両、麻五両、倭文纏刀形、絁纏刀形、布纏刀形各一口、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一竿、裹葉薦五尺、
幣案祈年神四百卅三座、並小、宮中六座、畿内、山城国六十九座、大和国一百五十八座、河内国九十座、和泉国六十一座、摂津国卌九座、
社三百七十五所、
座別絁三尺、木綿二両、麻五両、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一口、庸布一丈四尺、裹葉薦三尺、就中六十五座、各鍬一口、靫一廿八座各鍬一口、三座各靫一口、神名
前五十八座、
座別絁三尺、木綿二両、麻五両、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一口、裹葉薦三尺、
右、神祇官所祭、幣帛一官、三后、皇太子御巫祭神各八座、並幣案但臨時加減、仍不大神宮、度会宮各馬一籠頭料庸布一段、御歳社白馬、白猪、白鶏各高御魂神、大宮女神、及甘樫、飛鳥、石村、忍坂、長谷、吉野、巨勢、賀茂、当麻、大坂、胆駒、都祁、養布等山口、并吉野、宇陀、葛木、竹谿等水分十九社、各馬一其神祇官人以下鬘料安芸木綿一斤、中臣料庸布五段、短帖一枚、月次、大嘗鬘料、祝詞料、及短帖准此、十五日、忌部八人、木工一供神調但靭者靭編氏作、槍木者讃岐国送納、前五日、木工寮之、当曹忌部官一人監造、若曹内忌部官及神部之中、忌部不者、取諸充之、其潔衣料布、人別二丈七尺、官人細布一端、一人日米二升、酒六合、五位一升、鮨三両、五位五両、又東鰒、烏賊、煮堅魚各二塩二勺、五位五勺、海藻二両、但木工者不潔衣及致斎之日平明、幣物於斎院案上并案所司預案下幣掃部寮座於内諸祭設此、神祇官人御巫西庁東面北上、大臣以下入北庁大臣南面、参議以上庁東西面、王大夫庁西東面、御巫庁下群官入南庁北面東上、神部祝部於西庁之南既而神祇官人降庁前大臣以下及諸司、共降庁前中臣進就一段祝部称唯、宣訖中臣退出、大臣以下諸司拍両段、然後皆伯命云、奉史称唯、忌部二人、進夾立、史以次、御巫及社祝称唯進、忌部畢、大神宮幣帛者、別案使進之、史還諸司退出、月次祭儀准此、

『延喜式』3(臨時祭) 祈雨神祭条〔26〕

祈雨神祭八十五座、並大、
賀茂別雷社一座、 賀茂御祖社二座、 松尾社二座、
稲荷社三座、 水主社十座、 樺井社一座、
木島社一座、 羽束石社一座、 乙訓社一座、
和伎社一座、 貴布禰社一座、已上山城国、
大和社三座、 大神社一座、 石上社一座、
太社二座、 一言主社一座、 片岡社一座、
広瀬社一座、 龍田社二座、 巨勢山口社一座、
葛木水分社一座、 賀茂山口社一座、 当麻山口社一座、
大坂山口社一座、 胆駒山口社一座、 胆駒社一座、
石村山口社一座、 耳成山口社一座、 養父山口社一座、
都祁山口社一座、 都祁水分社一座、 長谷山口社一座、
忍坂山口社一座、 宇陀水分社一座、 飛鳥社四座、
飛鳥山口社一座、 畝火山口社一座、 吉野山口社一座、
吉野水分社一座、 丹生川上社一座、已上大和国、
枚岡社四座、 恩智社二座、已上河内国、
大鳥社一座、和泉国、
住吉社四座、 大依羅社四座、 難波大社二座、
広田社一座、 生田社一座、 長田社一座、
新屋社三座、 垂水社一座、 名次社一座、已上摂津国、
座別絹五尺、五色薄絁各一尺、糸一絇、綿一屯、木綿二両、麻五両、裹薦半枚、毎調布二端、軾料、夫一人、丹生川上社、貴布禰社加黒毛馬一自余社庸布一其霖雨不祭料亦同、但馬

『延喜式』8(祝詞) 祈年祭条〔3〕

祈年祭、
集侍神主祝部等諸聞食宣、神主祝部等共称唯、余宣准此、
高天原神留坐皇睦神漏伎命、神漏弥命以、天社国社称辞竟奉皇神等、今年二月御年初将賜為而、皇御孫命宇豆幣帛、朝日豊逆登称辞竟奉久登宣、
御年皇神等、皇神等左志奥津御年、手肱水沫画垂、向股泥画寄取作奥津御年、八束穂伊加志穂、皇神等左志奉者、初穂乎波千頴八百頴奉置、瓺閉高知、瓺腹満双、汁爾母爾母称辞竟奉、大野原生物者甘菜辛菜、青海原住物者、鰭広物、鰭狭物、奥津藻菜辺津藻菜弖爾、御服者明妙、照妙、和妙、荒妙称辞竟奉、御年皇神、白馬、白猪、白鶏、種種色物備奉、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
大御巫辞竟奉皇神等、神魂、高御魂、生魂、足魂、玉留魂、大宮乃売、大御膳都神、辞代主御名者白而辞竟奉者、皇御孫命御世、手長御世、堅磐常磐奉、茂御世幸閉奉故、皇吾睦神漏伎命、神漏弥命、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
座摩御巫称辞竟奉皇神等、生井、栄井、津長井、阿須波、婆比支御名者白辞竟奉者、皇神敷坐、下都磐根宮柱太知立、高天原千木高知、皇御孫命御舎仕奉、天御蔭日御蔭隠坐、四方国安国知食故、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
御門御巫称辞竟奉皇神等、櫛磐間門命、豊磐間門命御名者白、辞竟奉者、四方御門、湯都磐村如塞坐、朝者御門開奉、夕者御門閉奉、疎夫留物往者下守、自往者上守、夜守日守奉故、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
生島御巫辞竟奉皇神等、生国足国御名者白、辞竟奉者、皇神敷坐島八十島者、谷蟆狭度極、塩沫留限、狭国者広、峻国者平、島八十島堕事無、皇神等依左志奉故、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
辞別、伊勢坐天照大御神大前、皇神見霽坐四方国者、天壁立極、国退立限、青雲靄極、白雲堕坐向伏限、青海原者棹柁不干、舟艫至留極大海舟満都都気、自往道者荷緒縛堅、磐根木根覆佐久弥、馬爪至留限、長道無立都都気、狭国者広、峻国者平、遠国者八十綱打挂引寄如事、皇大御神寄奉、荷前者皇太御神大前打積置、残乎波平聞看、又皇御孫命御世手長御世、堅磐常磐奉、茂御世幸閉奉故、皇吾睦神漏伎神漏弥命、宇事物頸根衝抜、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
御県坐皇神等、高市、葛木、十市、志貴、山辺、曽布御名者白、此六御県生出甘菜辛菜持参来、皇御孫命長御膳遠御膳聞食故、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
山口坐皇神等、飛鳥、石村、忍坂、長谷、畝火、耳無御名者白、遠山近山生立大木小木、本末打切持参来、皇御孫命御舎仕奉、天御蔭日御蔭隠坐、四方国安国知食須我故、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登宣、
水分坐皇神等、吉野、宇陀、都祁、葛木御名者白、辞竟奉者、皇神等寄志奉奥都御年、八束穂伊加志穂奉者、皇神等、初穂爾毛爾母瓺閉高知、瓺腹満双、称辞竟奉、遺波皇御孫命朝御食夕御食加牟加比、長御食遠御食、赤丹穂聞食故、皇御孫命宇豆幣帛、称辞竟奉久登、諸聞食宣、
辞別、忌部弱肩太多須支取挂、持由麻波利仕奉礼留幣帛、神主祝部等受賜、事不捧持奉宣、
21世紀COEプログラム 神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成
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