神道・神社史料集成(古代) 夜支布山口神社

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夜支布山口神社(大和国添上郡)


『文徳天皇実録』嘉祥3年10月辛亥(7日)条(850)

山城国稲荷神従四位摂津国広田神従五位大和国大和大国魂神従二位、石上神、及大神大物主神、葛木一言主神等並正三位、夜岐布山口神従五位下、河内国恩智大御食津彦命神、恩智大御食津姫命神等並正三位、丹比神従五位上、伊勢国阿耶賀神従五位上、尾張国熱田神正三位、越前国気比神正二位、筑前国宗像神従五位上、竈門神正五位上、筑後国高良玉垂命神従四位上、肥後国健磐龍命神正三位、伊豆国三島神従五位

『日本三代実録』貞観元年正月27日甲申条(859)

京畿七道諸神進及新叙、惣二百六十七社、奉淡路国無品勲八等伊佐奈岐命一品、備中国三品吉備都彦命二品、神祇官無位神産日神、高御産日神、玉積産日神、生産日神、足産日神並従一位、無位生井神、福井神、綱長井神、波比祇神、阿須波神、櫛石窓神、豊石窓神、生島神、足島神並従四位上、宮内省従三位園神、韓神並正三位、大膳職正四位下御食津神従三位、左京職従五位上太祝詞神、久慈真智神並正五位下、大膳職従五位下火雷神、大炊寮従五位下大八島竈神八前、斎火武主比命神、内膳司従五位下庭火皇神、造酒司従五位下大戸自神等並従五位上、無位酒殿神従五位下、山城国正二位勲二等松尾神従一位、葛野月読神、平野今木神並正二位、正四位下稲荷神三前並正四位上、正四位下大若子神、小若子神、酒解神、酒解子神並正四位上、平野従四位下久度古開神従四位上、正五位上貴布禰神、正五位下乙訓火雷神、従五位上水主神等並従四位下、正五位下合殿比咩神正五位上、従五位下樺井月読神、木島天照御魂神、和支神並正五位下、従五位下祝園神、天野夫支売神、岡田鴨神、岡田園神、樺井月神、棚倉孫神、許波多神、出雲井於神、片山神、鴨川合神等並従五位上、正六位上与度神、石作神、向神、簀原神、鴨山口神、小野神、久我神、高橋神、双栗神、水度神、伊勢田神、無位小社神並従五位下、大和国従一位大己貴神正一位、正二位葛木御歳神、従二位勲八等高鴨阿治須岐宅比古尼神、従二位高市御県鴨八重事代主神、従二位勲二等大神大物主神、従二位勲三等大和大国魂神、正三位勲六等石上神、正三位高鴨神並従一位、正三位勲二等葛木一言主神、高天彦神、葛木火雷神並従二位、従三位広瀬神、龍田神、従三位勲八等多坐弥志理都比古神、金峰神並正三位、正四位下丹生川上雨師神従三位、従五位下賀夜奈流美神正四位下、従五位下勲八等穴師兵主神、片岡神、夜岐布山口神並正五位上、従五位下都祁水分神、都祁山口神、石寸山口神、耳成山口神、飛鳥山口神、畝火山口神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、吉野水分神、吉野山口神、巨勢山口神、葛木水分神、鴨山口神、当麻山口神、大坂山口神、伊古麻山口神並正五位下、従五位下和爾赤坂彦神、山辺御県神、村屋禰富都比売神、池坐朝霧黄幡比売神、鏡作天照御魂神、十市御県神、目原高御魂神、畝尾建土安神、子部神、天香山大麻等野知神、宗我都比古神、甘樫神、稔代神、牟佐坐神、高市御県神、軽樹村神、天高市神、太玉命神、櫛玉命神、川俣神、波多甕井神、神、巻向若御魂神、他田天照御魂神、志貴御県神、忍坂生根神、葛木倭文天羽雷命神、長尾神、石園多久豆玉神、調田一事尼古神、金村神、葛木御県神、火幡神、往馬伊古麻都比古神、平群石床神、矢田久志玉比古神、添御県神、伊射奈岐神、葛木二上神並従五位上、無位水越神従五位下、河内国従一位勲三等枚岡天児屋根命正一位、正三位勲六等恩智大御食津比古命神、恩智大御食津比咩命神並従二位、正四位上勲六等枚岡比咩神従三位、従五位下杜本神正四位下、従五位上丹比神正五位下、従五位下春日戸神、高宮神、弓削神、志紀長吉神、狭山堤神、狭山神、菅生神並従五位上、和泉国正五位下勲八等大鳥神従四位下、摂津国従三位勲八等広田神正三位、正五位上勲八等生田神、従五位上勲八等長田神、従五位上垂水神、従五位下勲八等大依羅神、難波生国魂神、下照比女神、坐摩神、従五位下勲八等新屋天照御魂神並従四位下、従五位下名次神正五位下、従五位下中臣須牟地神、伊射奈岐神、伊和志豆神並従五位上、伊賀国無位穴石神従五位下、伊勢国従三位多度神正三位、従四位下阿射加神従四位上、尾張国正三位熱田神従二位、駿河国従三位浅間神正三位、伊豆国従四位下三島神従四位上、従五位下楊原神従五位上、武蔵国従五位下氷川神従五位上、安房国従三位勲八等安房神、天比々理刀咩命神並正三位、近江国従二位勲一等比叡神正二位、従五位上勲八等伊香神従四位下、従五位下伊富岐神、佐久奈度神、水口神、川田神、三上神、奥津島神、小比叡神並従五位上、美濃国従三位中山金山彦神正三位、信濃国正三位勲八等建御名方富命神従二位、従三位建御名方富命前八坂刀売命神正三位、上野国正五位下勲八等貫前神従四位下、下野国従三位勲四等二荒神正三位、陸奥国正五位上勲四等計仙麻神、正五位下勲四等志波彦神、勲五等拝幣志神、勲六等零羊埼神、従五位上勲四等志波姫神並従四位下、従五位下計仙麻大島神従五位、若狭国従二位勲八等若狭比古神正二位、正三位若狭比咩神従二位、越前国正二位勲一等気比神従一位、従四位上勲六等推前神、勲六等剣神並正四位下、加賀国白山比女神正三位、能登国正二位勲一等気多神従一位、越中国従三位高瀬神、二上神並正三位、丹波国従五位下小川月神、麻気神並従五位上、丹後国従五位下大川神、大宮売神並従五位上、出雲国従三位熊野神、勲八等杵築神並正三位、播磨国従五位下勲八等粒坐天照神、伊和坐大名持御魂神並従四位下、従五位下海神従五位上、安芸国正五位下伊都岐島神、従五位上速谷神並従四位下、従五位下多家神従五位上、長門国従五位下住吉荒魂神従五位上、紀伊国従四位下伊達神、志摩神、静火神並正四位下、従五位下勲八等丹生都比売神、伊太祁曽神、大屋都比売神、神都摩都比売神、鳴神並従四位下、従五位下須佐神、熊野早玉神、熊野坐神並従五位上、阿波国従五位下大麻比古神、忌部天日鷲神並従五位上、土佐国従五位下都佐坐神従五位上、筑前国正三位勲八等田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神並従二位、正五位下竈門神、従五位下筑紫神並従四位下、従五位下織幡神、志賀海神、美奈宜神並従五位上、無位住吉神従五位下、筑後国正三位高良玉垂命神従二位、従四位下豊比咩神従四位上、肥前国従五位下田島神従四位下、肥後国従二位勲五等健磐龍命神正二位、従四位下阿曽比咩神従四位上、壱岐島従五位下海神、住吉神、兵主神、月読神並従五位上、対馬島従五位下和多都美神、高御魂神、住吉神並従五位

『日本三代実録』貞観元年9月8日庚申条(859)

山城国月読神、木島神、羽束志神、水主神、樺井神、和岐神、大和国大和神、石上神、大神神、一言主神、片岡神、広瀬神、龍田神、巨勢山口神、葛木水分神、賀茂山口神、当麻山口神、大坂山口神、胆駒山口神、石村山口神、耳成山口神、養父山口神、都祁山口神、都祁水分神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、飛鳥神、飛鳥山口神、畝火山口神、吉野山口神、吉野水分神、丹生川上神、河内国枚岡神、恩智神、和泉国大鳥神、摂津国住吉神、大依羅神、難波大社神、広田神、生田神、長田神、新屋神、垂水神、名次神等遣使幣、祈焉、

『延喜式』1(四時祭上) 祈年祭官幣条〔4〕

神祇官祭神七百卅七座、
幣案神三百四座、宮中卅座、京中三座、畿内、山城国五十三座、大和国一百廿八座、河内国廿三座、和泉国一座、摂津国廿六座、東海道、伊勢国十四座、伊豆国一座、武蔵国一座、安房国一座、下総国一座、常陸国一座、東山道、近江国五座、北陸道、若狭国一座、山陰道、丹後国一座、山陽道、播磨国三座、安芸国一座、南海道、紀伊国八座、阿波国二座、
社一百九十八所、
座別絁五尺、五色薄絁各一尺、倭文一尺、木綿二両、麻五両、庸布一丈四尺、倭文纏刀形、倭文三寸、絁纏刀形、絁三寸、布纏刀形、布三寸、各一口、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一竿、弓一張、靫一口、鹿角一隻、鍬一口、酒四升、鰒、堅魚各五両、腊二升、海藻、滑海藻、雑海菜各六両、塩一升、酒坩一口、裹葉薦五尺、
前一百六座、
座別絁五尺、五色薄絁各一尺、倭文一尺、木綿二両、麻五両、倭文纏刀形、絁纏刀形、布纏刀形各一口、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一竿、裹葉薦五尺、
幣案祈年神四百卅三座、並小、宮中六座、畿内、山城国六十九座、大和国一百五十八座、河内国九十座、和泉国六十一座、摂津国卌九座、
社三百七十五所、
座別絁三尺、木綿二両、麻五両、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一口、庸布一丈四尺、裹葉薦三尺、就中六十五座、各鍬一口、靫一廿八座各鍬一口、三座各靫一口、神名
前五十八座、
座別絁三尺、木綿二両、麻五両、四座置、八座置各一束、楯一枚、槍鋒一口、裹葉薦三尺、
右、神祇官所祭、幣帛一官、三后、皇太子御巫祭神各八座、並幣案但臨時加減、仍不大神宮、度会宮各馬一籠頭料庸布一段、御歳社白馬、白猪、白鶏各高御魂神、大宮女神、及甘樫、飛鳥、石村、忍坂、長谷、吉野、巨勢、賀茂、当麻、大坂、胆駒、都祁、養布等山口、并吉野、宇陀、葛木、竹谿等水分十九社、各馬一其神祇官人以下鬘料安芸木綿一斤、中臣料庸布五段、短帖一枚、月次、大嘗鬘料、祝詞料、及短帖准此、十五日、忌部八人、木工一供神調但靭者靭編氏作、槍木者讃岐国送納、前五日、木工寮之、当曹忌部官一人監造、若曹内忌部官及神部之中、忌部不者、取諸充之、其潔衣料布、人別二丈七尺、官人細布一端、一人日米二升、酒六合、五位一升、鮨三両、五位五両、又東鰒、烏賊、煮堅魚各二塩二勺、五位五勺、海藻二両、但木工者不潔衣及致斎之日平明、幣物於斎院案上并案所司預案下幣掃部寮座於内諸祭設此、神祇官人御巫西庁東面北上、大臣以下入北庁大臣南面、参議以上庁東西面、王大夫庁西東面、御巫庁下群官入南庁北面東上、神部祝部於西庁之南既而神祇官人降庁前大臣以下及諸司、共降庁前中臣進就一段祝部称唯、宣訖中臣退出、大臣以下諸司拍両段、然後皆伯命云、奉史称唯、忌部二人、進夾立、史以次、御巫及社祝称唯進、忌部畢、大神宮幣帛者、別案使進之、史還諸司退出、月次祭儀准此、

『延喜式』3(臨時祭) 祈雨神祭条〔26〕

祈雨神祭八十五座、並大、
賀茂別雷社一座、 賀茂御祖社二座、 松尾社二座、
稲荷社三座、 水主社十座、 樺井社一座、
木島社一座、 羽束石社一座、 乙訓社一座、
和伎社一座、 貴布禰社一座、已上山城国、
大和社三座、 大神社一座、 石上社一座、
太社二座、 一言主社一座、 片岡社一座、
広瀬社一座、 龍田社二座、 巨勢山口社一座、
葛木水分社一座、 賀茂山口社一座、 当麻山口社一座、
大坂山口社一座、 胆駒山口社一座、 胆駒社一座、
石村山口社一座、 耳成山口社一座、 養父山口社一座
都祁山口社一座、 都祁水分社一座、 長谷山口社一座、
忍坂山口社一座、 宇陀水分社一座、 飛鳥社四座、
飛鳥山口社一座、 畝火山口社一座、 吉野山口社一座、
吉野水分社一座、 丹生川上社一座、已上大和国、
枚岡社四座、 恩智社二座、已上河内国、
大鳥社一座、和泉国、
住吉社四座、 大依羅社四座、 難波大社二座、
広田社一座、 生田社一座、 長田社一座、
新屋社三座、 垂水社一座、 名次社一座、已上摂津国、
座別絹五尺、五色薄絁各一尺、糸一絇、綿一屯、木綿二両、麻五両、裹薦半枚、毎調布二端、軾料、夫一人、丹生川上社、貴布禰社加黒毛馬一自余社庸布一其霖雨不祭料亦同、但馬

『延喜式』8(祝詞) 広瀬大忌祭条〔5〕

広瀬大忌祭、
広瀬川合称辞竟奉皇神御名、御膳持須留若宇加御名者白、此皇神御前辞竟奉、皇御孫命宇豆幣帛令捧持、王臣等使、称辞竟奉久乎、神主祝部等諸聞食宣、
宇豆幣帛者、御服、明妙、照妙、和妙、荒砂、五色物、楯、戈、御馬、御酒者瓺閉高知、瓺腹満双、和稲、荒稲、山住物者、毛物、毛物、大野生物者、甘菜辛菜、青海原住物者、鰭物、鰭物、奥津藻菜、辺津藻菜万弖置足久登、皇神前白賜部止宣、如奉宇豆幣帛安幣帛足幣帛、皇神御心平聞食、皇御孫命長御膳遠御膳赤丹聞食、皇神御刀代、親王等王等臣等天下公民取作奥都御歳者、手肱水沫画垂、向股泥画寄、取将作奥都御歳、八束穂皇神成幸賜者、初穂者汁爾母爾母、千稲八十稲引居打積置、秋祭牟登、皇神前白賜宣、
倭国六御県乃山口坐皇神等前爾母、皇御孫命宇豆幣帛、明妙、照妙、和妙、荒妙、五色物、楯、戈至万弖奉、如奉者、皇神等敷坐須山山口、狭久那多利下賜水、甘水受而、天下公民取作礼留奥都御歳、悪風荒水汝命成幸波閉賜者、初穂者汁爾母爾母、瓺閉高知、瓺腹満双打積置牟登、王等臣等百官人等、倭国六御県刀禰、男女万弖、今年某月某日諸参出来、皇神前宇事物頸根築抜、朝日豊逆登称辞竟奉久乎、神主祝部等諸聞食宣、
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