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神道・神社史料集成(古代) 香取神宮
香取神宮(下総国香取郡)
『続日本紀』養老7年11月丁丑(16日)条(723)下総国香取郡、常陸国鹿島郡、紀伊国名草郡等少領已上、聴レ連二-任三等已上親一、
『続日本紀』宝亀8年7月乙丑(16日)条(777)内大臣従二位藤原朝臣良継病、叙二其氏神鹿島社正三位、香取神正四位上一、
『新抄格勅符抄』10(神事諸家封戸) 延暦20年9月22日官符(801)太政官符 神祇官 一応下割二神封物一充中春日祭料上事 調布五百端 下総国香取神封二百端 常陸国鹿島神封三百端 庸布三百端 商布六百端 麻六百斤 紙六百張 香取神封 右件神封物、割充如レ前、仍須三毎年納二-送祭所一、自余雑物一同二前符一、官宜二承知依レ件施行一、 一停二-止春日神封廿烟一 常陸国 右割二神封物一充二祭料一畢、仍納二件封一還□収、下二符民部省一畢、「官宜承知以前件帖如前」官宜二承知依レ件行一レ之、符到奉行、 延暦廿年九月廿二日
『新抄格勅符抄』10(神事諸家封戸) 大同元年牒(806)神封部 合四千八百七十六戸 (略) 香取神 七十戸 下総国 (略)
『日本後紀』弘仁3年6月辛卯(5日)条(812)神祇官言、住吉香取鹿島三神社、隔二廿箇年一、一皆改作、積習為レ常、其弊不レ少、今須下除二正殿一外、随レ破修理上、永為二恒例一、許レ之、
『続日本後紀』承和3年5月丁未(9日)条(836)奉レ授二下総国香取郡従三位伊波比主命正二位、常陸国鹿島郡従二位勲一等建御賀豆智命正二位、河内国河内郡従三位勲三等天児屋根命正三位、従四位下比売神従四位上一、其詔曰、皇御孫命爾坐、四所大神爾申給波久、大神等乎弥高爾弥広爾仕奉止奈毛思保志食、是以件等冠爾上献状乎、中務少輔従五位下藤原朝臣豊継、内舎人正六位下藤原朝臣千葛等爾令二捧持一弖、奉出事乎申給久止申、辞別弖申給久、神那我良母皇御孫之御命乎、堅磐爾常磐爾護奉幸閉奉給部、又遣唐使参議正四位下藤原朝臣常嗣乎、路間無二風波之難一久、慈賜比矜賜比天、平久可太良可爾帰之賜倍止、称辞竟奉久止申、
『続日本後紀』承和3年10月丙辰(20日)条(836)下総国言、香取神禰宜准二常陸国鹿島神禰宜一、遷代相続同令二把笏一、許レ之、
『続日本後紀』承和6年10月丁丑(29日)条(839)奉レ授下坐二下総国香取郡一正二位伊波比主命、坐二常陸国鹿島郡一正二位勲一等建御加都智命並従一位、坐二河内国河内郡一正三位勲二等天児屋根命従二位、従四位上比売神正四位下上、
『文徳天皇実録』嘉祥3年9月己丑(15日)条(850)亦遣二参議藤原朝臣助一向二春日大神社一、策命曰、天皇我詔旨止、大神乃広前爾申賜倍止申久、皇大神乃厚護爾依天之、天日嗣乃高御座爾波、平介久即賜止奈毛所二念行一須、因レ茲天、先先爾祷申賜比之御冠止為天奈毛、建御賀豆智命、伊波比主命二柱乃大神乎波正一位爾、天児屋根命乎波従一位爾、比売神乎波正四位上爾、上奉利崇奉留状乎、神財乎令二捧持一天奉レ出須、此状乎聞食天、益益爾天皇朝庭乎堅磐爾常磐爾幸倍奉賜比、天下平安爾護賜比助賜倍止、恐見恐見毛申賜波久止申、
『類聚三代格』1(神宮司神主禰宜事) 貞観10年6月28日官符(868)太政官符 応三以レ女為二禰宜一事 右撰格所起請偁、太政官去天長二年十二月廿六日符偁、承前之例、諸国小社、或置レ祝無二禰宜一、或禰宜祝並置、旧例紛謬准拠無レ定、加以或国独置二女祝一永主二其祭一、左大臣宣、自レ今以後、禰宜祝並置社者、以レ女為二禰宜一、但先置者、令レ終二其身一者、諸国依レ格遵来年久、而太政官斉衡三年四月二日符偁、得二神祇官解一偁、検二案内一、住吉、平岡、鹿島、香取等神主并祝禰宜皆是把レ笏、自余神社未レ預二此例一、祭祀之日拱レ手従レ事、望請、三位已上神社神主并祝禰宜等、同預二把笏一以増二神威一、謹請二 官裁一者、右大臣宣、奉 レ勅、入色者依レ請、白丁者不レ在二此限一者、如今諸国神社其数巨多、国司偏称二霊験一、請増二爵位一、二三年間或叙二三位以上一、因レ茲諸国雑色人等、皆補二禰宜祝一莫レ非二把笏一、差使乏レ人職此之由、熟尋二物情一、諸社有レ祝専主二祭事一、至二于禰宜一有レ職無レ務、伏望、除二-非先置社一之外、新叙三位已上神社禰宜、依二天長二年十二月廿六日符一、停二把笏一以レ女補任、然則於レ公有レ益、於レ社無レ損者、中納言兼左近衛大将従三位藤原朝臣基経宣、奉 レ勅、依レ請、 貞観十年六月廿八日
『日本三代実録』元慶6年12月9日丁未条(882)勅以二下総国神税稲五千八百五十五把九分四毫一、充二造正一位勲一等香取神社雑舎料一、隔二廿年一一作、例也、
『日本紀略』仁和4年11月8日己丑条(888)発二-遣大神宝使一、
『常陸国風土記』・行方郡自二無梶河一達二于部陲一有二鴨飛度一、天皇御射鴨迅応レ弦而堕、其地謂二之鴨野一、土壊塉埆草木不レ生、野北櫟柴鶏頭樹比之木、往々森々自成二山林一、即有二枡池一、此高向大夫之時所レ築池、北有二香取神子之社一、々側山野、土壊腴衍草木密生、 (略) 郡南七里、男高里、古有二佐伯小高一、為二其居処一、因名、国宰当麻大夫時、所レ築池、今存二路東一、自レ池西山、猪、猿大住、草木多密、南有二鯨岡一、上古之時、海鯨匍匐、而来所レ臥、即有二栗家池一、為二其栗大一、以為二池名一、北有二香取神子之社一也、 (略) 自レ郡東北十五里、当麻之郷、古老曰、倭武天皇、巡行過二于此郷一、有三佐伯名曰二烏日子一、縁二其逆一レ命、随レ便略殺、即幸二屋形野之帳宮一、車駕所レ経之道、狭地深浅、取二悪路之義一、謂二之当麻一、俗云、多々支々斯、野之土埆、然生二紫草一、有二二神子之社一、其周山野、櫟柞栗柴、往々成レ林、猪猴狼多住、
『古語拾遺』天祖吾勝尊、納二高皇産霊神之女、栲幡千千姫命一、生二天津彦尊一、号曰二皇孫命一、天照大神、高皇産霊神二神之孫也、故曰二皇孫一也、既而、天照大神、高皇産霊尊、崇二-養皇孫一、欲レ降二-為豊葦原中国主一、仍遣二経津主神、是磐筒女神之子、今下総国香取神是也、武甕槌神一、是甕速日神之子、今常陸国鹿島神是也、駈除平定、於是、大己貴神及其子事代主神、並皆奉レ避、仍以二平レ国矛一、授二二神一曰、吾以二此矛一、卒有二治功一、天孫、若用二此矛一治レ国者、必当平安、今我将二隠去一矣、辞訖遂隠、於是、二神誅二-伏諸不順鬼神等一、果以復命、
『令集解』16(選叙令) 同司主典条(不得用三等以上親)謂、其非二三等親一者、縦得二相隠一、猶須二任用一也、釈云、養老七年十一月十六日太政官処分、伊勢国渡相郡、竹郡、安房国安房郡、出雲国意宇郡、筑前国宗形郡、常陸国鹿島郡、下総国香取郡、紀伊国名草郡、合八神郡、聴レ連二-任三等以上親一也、跡云、四等親、雖二相隠一而任二-用同司一無レ妨、古記云、三等以上親、案二儀制令一、父子為二一等一、祖孫伯叔兄弟為二二等一、曽祖従父兄弟兄弟子曽孫為二三等一、以外雖二相隠親一、不レ在二避限一、
『延喜式』3(臨時祭) 名神祭条〔28〕名神祭二百八十五座、
園神社一座、韓神社二座、已上坐二宮内省一、
賀茂別雷神社一座、賀茂御祖神社二座、松尾神社二座、
稲荷神社三座、貴布禰神社一座、鴨川合神社一座、
御井神社一座、葛野月読神社一座、木島坐天照御魂神社一座、
平野神社四座、梅宮神社四座、乙訓神社一座、
酒解神社一座、亦号二山崎神一、已上山城国、
春日神社四座、大和神社三座、石上神社一座、
多坐神社二座、或号二大社一、飛鳥神社四座、高市御県神社一座、
気吹雷神社二座、大神神社一座、太玉神社四座、
穴師神社一座、高屋安倍神社三座、大名持御魂神社一座、
丹生川上神社一座、金峯神社一座、鴨神社二座、
葛木御歳神社一座、葛木一言主神社一座、高鴨神社四座、
高天彦神社一座、葛木火雷神社二座、片岡神社一座、
火幡神社一座、広瀬神社一座、龍田神社二座、
平群坐紀氏神社一座、已上大和国、
恩智神社二座、枚岡神社四座、杜本神社二座、
飛鳥戸神社一座、已上河内国、
大鳥神社一座、和泉国、
住吉神社四座、大依羅神社四座、難波生国魂神社二座、
比売許曽神社一座、亦号二下照比売一、新屋神社三座、垂水神社一座、
広田神社一座、生田神社一座、長田神社一座、已上摂津国、
阿射加神社三座、多度神社一座、已上伊勢国、
太神社一座、或太作レ多、真墨田神社一座、大県神社一座、
熱田神社一座、日割御子神社一座、孫若御子神社一座、
高座結御子神社一座、已上尾張国、
角避比古神社一座、敬満神社一座、已上遠江国、
浅間神社一座、駿河国、
三島神社一座、伊古奈比咩命神社一座、物忌奈命神社一座、
阿波命神社一座、楊原神社一座、已上伊豆国、
寒川神社一座、相模国、
氷川神社一座、金佐奈神社一座、已上武蔵国、
安房神社一座、安房国、
玉前神社一座、上総国、
香取神宮一座、下総国、
鹿島神宮一座、大洗磯前薬師菩薩神社一座、
静神社一座、筑波山神社一座、吉田神社一座、
酒烈礒前薬師菩薩神社一座、稲田神社一座、已上常陸国、
小野神社二座、日吉神社一座、比叡神同、佐久奈度神社一座、
建部神社一座、川田神社二座、御上神社一座、
奥津島神社一座、伊香神社一座、水尾神社二座、或水作レ三、已上近江国、
仲山金山彦神社一座、美濃国、
南方刀美神社二座、穂高神社一座、生島足島神社二座、已上信濃国、
貫前神社一座、或作二抜鋒一、伊加保神社一座、赤城神社一座、已上上野国、
二荒神社一座、下野国、
都都古和気神社一座、苅田嶺神社一座、志波彦神社一座、
鼻節神社一座、志波姫神社一座、伊達神社一座、
東屋沼神社一座、零羊崎神社一座、拝幣志神社一座、
計仙麻神社一座、多珂神社一座、伊佐須美神社一座、
宇奈己呂和気神社一座、大高山神社一座、子負嶺神社一座、已上陸奥国、
大物忌神社一座、月山神社一座、已上出羽国、
若狭比古神社二座、若狭国、
気比神社七座、大虫神社一座、已上越前国、
気多神社一座、能登国、
伊夜比古神社一座、越後国、
出雲神社一座、小川月神社一座、麻気神社一座、
櫛石窓神社二座、已上丹波国、
大川神社一座、籠神社一座、大虫神社一座、
小虫神社一座、大宮売神社二座、已上丹後国、
粟鹿神社一座、夜夫神社二座、伊豆志神社八座、
山神社一座、戸神社一座、雷神社一座、
欘椒神社一座、海神社一座、已上但馬国、
宇倍神社一座、因幡国、
熊野神社一座、杵築神社一座、已上出雲国、
由良比女神社一座、宇受加命神社一座、水若酢命神社一座、
伊勢命神社一座、已上隠伎国、
海神社三座、粒坐天照神社一座、中臣印達神社一座、
家島神社一座、伊和神社一座、已上播磨国、
中山神社一座、美作国、
安仁神社一座、備前国、
吉備津彦神社一座、備中国、
速谷神社一座、伊都伎島神社一座、多家神社一座、已上安芸国、
住吉荒御魂神社三座、長門国、
丹生都比女神社一座、日前神社一座、国懸神社一座、
伊太祁曽神社一座、大屋都比売神社一座、都麻都比売神社一座、
鳴神社一座、伊達神社一座、志磨神社一座、
静火神社一座、須佐神社一座、已上紀伊国、
淡路伊佐奈岐神社一座、大和大国魂神社一座、已上淡路国、
大麻比古神社一座、天日鷲神社一座、已上阿波国、
粟井神社一座、讃岐国、
村山神社一座、大山積神社一座、野間神社一座、
阿治美神社一座、已上伊与国、
宗像神社三座、住吉神社三座、志加海神社三座、
八幡神社一座、筑紫神社一座、竈門神社一座、
美奈宜神社三座、已上筑前国、
高良玉垂命神社一座、豊比咩神社一座、已上筑後国、
八幡比売神社一座、豊前国、
田島坐神社一座、肥前国、
健磐龍命神社一座、肥後国、
住吉神社一座、兵主神社一座、月読神社一座、
中津神社一座、天手長男神社一座、天手長比売神社一座、已上壱伎島、
和多都美神社一座、和多都美御子神社一座、高御魂神社一座、
和多都美神社一座、太祝詞神社一座、住吉神社一座、已上対馬島、
座別絁五尺、綿一屯、糸一絇、五色薄絁各一尺、木綿二両、麻五両、裹料薦廿枚、若有二大祷一者、加二絁五丈五尺一、以二布一端一代二糸一絇一、
『延喜式』3(臨時祭) 神社修理条〔59〕凡諸国神社随レ破修理、但摂津国住吉、下総国香取、常陸国鹿島等神社正殿、廿年一度改造、其料便用二神税一、如無二神税一、即充二正税一、
『延喜式』3(臨時祭) 香取楽人装束条〔84〕凡香取神宮楽人装束者、令二国司付領一、若有二欠失一、拘二其解由一、楽人六人料、袍六領、襖子六領、汗衫六領、白袴六腰、襪六両、舞妓八人料、袷衣八領、単衣八領、袴八腰、裳八腰、絹帯八条、襪八両、
『延喜式』3(臨時祭) 神宮司季禄条〔95〕凡諸神宮司、禰宜季禄者、伊勢大神宮禰宜准二従七位官一、度会宮禰宜准二従八位官一、並以二神郡神税一給之、下総国香取神宮司、常陸国鹿島神宮司、越前国気比神宮司、並准二従八位官一、並以二封戸物一充之、能登国気多神宮司、准二少初位官一、以二神封一給之、
『延喜式』8(祝詞) 春日祭条〔4〕天皇我大命爾坐世、恐岐鹿島坐健御賀豆智命、香取坐伊波比主命、枚岡坐天之子八根命、比売神、四柱能皇神等能広前仁白久、大神等能乞賜比能任爾、春日能三笠山能下津石根爾宮柱広知立、高天原爾千木高知弖、天乃御蔭日乃御蔭止定奉弖、貢流神宝者、御鏡、御横刀、御弓、御桙、御馬爾備奉理、御服波明多閉、照多閉、和多閉、荒多閉爾仕奉弖、四方国能献礼留御調能荷前取並弖、青海原乃物者、波多能広物、波多能狭物、奥藻菜、辺藻菜、山野物者甘菜辛菜爾至麻弖、御酒者甕上高知、甕腹満並弖、雑物乎如二横山一積置弖、神主爾某官位姓名乎定弖、献流宇豆乃大幣帛乎、安幣帛乃足幣帛登、平久安久聞看登、皇大御神等乎称辞竟奉久登白、 如レ此仕奉爾依弖、今母去前母、天皇我朝庭乎平久安久、足御世乃茂御世爾斎奉利、常石爾堅石爾福閉奉利、預而仕奉流処処家家王等卿等乎母平久、天皇我朝庭爾伊加志夜久波叡能如久仕奉利、佐加叡志米賜登、称辞竟奉良久登白、大原野、平岡祭祝詞准レ此、
『延喜式』11(太政官) 神宮司条〔18〕凡香取神宮司任符、注下-載可レ給二食馬一之状上、不レ給二伝符一、自余神宮司給二食馬一者准レ此、
『延喜式』15(内蔵) 鹿島香取条〔4〕鹿島香取祭、 鹿島社、宮司、禰宜、祝各一人、物忌一人、 香取社、宮司、禰宜、各一人、物忌二人、 社別五色薄絁各一丈、安芸木綿廿枚、盛裹料商布一段、布綱三条、一条長一丈二尺、二条各長五尺、広六寸、已上官物、明櫃二合、調布二丈、敷レ櫃料、荷覆二条、禰宜人別絹一疋、物忌人別夾纈帛、浅緑帛各三丈、已上寮物、紫纐帛三丈、縹帛六尺、絹一疋、綿二屯、宮司当色一領、禰宜、祝人別当色一領、社別雑給料糸廿絇、已上官物、 使等装束、 藤原氏六位已下一人、 寮史生一人、齎レ幣夫二人、 使料当色一領、夾纈、紅﨟纈、支子帛各一疋、中緑帛二疋、絹二疋、調綿廿屯、細布三端、已上官物、浅緑綾、浅緑帛各一疋、已上寮物、史生当色一領、絹二疋、調綿六屯、曝布二端、齎レ幣夫別衫一領料、紺調布二丈、布帯一条、長八尺、已上官物、使等上道日餞料銭一貫文、 右其使名簿、前二二月春日祭一廿日、大臣下二当官一、寮差二-点史生一、申レ官預裹二-備幣物一、其使等、当日齎レ幣、発レ寮向レ国、
『延喜式』18(式部上) 郡司条〔112〕凡郡司者、一郡不レ得レ併二-用同姓一、若他姓中無レ人レ可レ用者、雖二同姓一除二同門一外聴レ任、神郡、陸奥縁辺郡、大隅馭謨、熊毛等郡者、不レ在二制限一、謂伊勢国飯野、度会、多気、安房国安房、下総国香取、常陸国鹿島、出雲国意宇、紀伊国名草、筑前国宗形等郡為二神郡一、
『延喜式』18(式部上) 神宮司条〔143〕凡諸神宮司、并橿日廟司、以二六年一為二秩限一、
『延喜式』30(大蔵) 鹿島香取奉幣条〔32〕凡奉二鹿島香取社幣帛一之日、給二物忌三人一、鹿島一人、香取二人、別紫纈帛三丈、縹帛六尺、絹二疋、綿二屯、毎レ社宮司、禰宜、祝各一人、別当色一具、社別雑給料緋糸廿絇、使藤原氏六位已下一人、当色一具、夾纈、紅臈纈、紅支子帛各一疋、中緑帛二疋、絹二疋、調綿廿屯、細布三端、内蔵寮史生一人、当色一具、絹二疋、調綿六屯、曝布二端、齎レ幣夫二人、別衫一領料紺布二丈、帯料布八尺、
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