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神道・神社史料集成(古代) 枚聞神社
枚聞神社(薩摩国穎娃郡)『日本三代実録』貞観2年3月20日庚午条(860)薩摩国従五位上開聞神加二従四位下一、従五位下志奈毛神、白羽火雷神、智賀尾神、賀紫久利神、鹿児島神並授二従五位上、正六位上伊爾色神従五位下一、
『日本三代実録』貞観8年4月7日辛巳条(866)授二薩摩国従四位下開聞神従四位上、正五位下賀紫久利神正五位上、正六位上紫美神従五位下一、
『日本三代実録』貞観16年7月2日戊子条(874)大宰府言、薩摩国従四位上開聞神山頂、有レ火自焼、煙薫満レ天、灰沙如レ雨、震動之声聞二百余里一、近レ社百姓震恐失レ精、求二之蓍亀一、神願二封戸一、及汚二-穢神社一、仍成二此祟一、勅奉二封二十戸一、
『日本三代実録』元慶6年10月9日戊申条(882)授二薩摩国従四位上開聞神正四位下、近江国従五位上小杖神、越中国楯桙神、筑前国鳥野神並従五位上、近江国従五位下牟佐上神、牟佐下神、柏板神並従五位上、近江国正六位上物部布津神、海北神、海南神、美濃国長友神、丹波国荒井神、城埼神並従五位下一、
『日本三代実録』仁和元年10月9日庚申条(885)先レ是、大宰府上言、管肥前国、自二六月一澍雨不レ降、七月十一日、国司奉二-幣諸神一、延レ僧転レ経、十三日夜、陰雲晦合、聞如二雨声一、遅明、見下雨二粉土屑砂一交下中境内上、水陸田苗稼、草木枝葉、皆悉焦枯、俄然降レ雨、洗二-去塵砂一、枯苗更正、薩摩国言、同月十二日夜、晦冥、衆星不レ見、砂石如レ雨、検二之故実一、頴娃郡正四位下開聞明神発レ怒之時、有二如レ此事一、国宰潔斎奉幣、雨砂乃止、八月十一日震声如レ雷、焼炎甚熾、雨砂満レ地、昼而猶レ夜、十二日自レ辰至レ子雷電、砂降未レ止、砂石積レ地、或処一尺已下、或処五六寸已上、田野埋瘞、人民騒動、至レ是、神祇官卜云、粉土之怪、明春彼国当レ有二災疫一、陰陽寮占云、府辺東南之神、当レ遷二-去於隣国一、由レ是、蚕麻穀稼有レ致二損耗一、是以下二-知府司一、令下彼両国、奉二-幣部内衆神一、以祈中冥助上焉、
『日本紀略』寛平7年9月11日甲子条(895)公卿等上表、奉レ賀下大宰府慶雲見二薩摩国開聞神社一事上、
『日本紀略』寛平7年11月22日甲戌条(895)公卿参二左近陣一、上下賀二慶雲一論奏上、
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