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- 大嘗祭式_11_抜穂儀
大嘗祭式_11_抜穂儀
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- ・11抜穂儀条(本文396頁、補注895~896頁)
抜穂は卜部が国郡司以下と雑色人を率いて、斎田に臨み抜くこと。造酒児から始まる抜穂の手順は規定のとおりとし、抜いた穂は斎院にて乾燥させる。このうち、最初の4束(4把を1束とする)は供御の御飯とし、それ以外は黒酒・白酒の料とすること。
稲の京への運送については、卜部と国郡司が雑色人を率い、前後を検校すること。その行列は御飯用の稲が前で、それ以外がこれに次ぐ。稲実公が木綿鬘を付けて引率し、9月下旬に京に到着すること。
到着後、稲は北野斎場の外に事前に建てた仮屋に納めておくこと。