延喜式祭祀関連条文対応データベース

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Title
四時祭式下_48_鎮魂祭
Text ・48鎮魂祭条(本文110~116頁、補注774~775頁、校補726頁)
  鎮魂祭は、11月中寅日(新嘗祭前日)の〓(20)時(日暮れ時)、宮内省にて神祇官斎院八神殿鎮座の神々と大直神を祭ること。祭料及び官人以下(伯以下史以上7人、亀卜長上2人、弾琴2人、巫部神部1人、史生4人、神部13人、卜部12人、使部3人、御巫1人・中宮御巫1人・東宮御巫1人・御門巫1人・生島巫1人・座摩巫1人)の装束料は本条規定のとおり。なお、天皇・中宮の鎮魂祭は寅日に行い、東宮鎮魂祭は3日後の巳日に行うこと。
  御巫は当日に稲を舂き、糠・塵を振るい、韓竈で炊ぐ。これを神部が宮内省まで運び供えること。
  祭祀の次第は本条後半の規定のとおりで、御服を持った内侍の参入、大膳職・造酒司による八代物の用意、大蔵省による鬘木綿の班賜、御巫・猿女による舞、そして直会という構成で行われる。