延喜式祭祀関連条文対応データベース

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大神宮式_12_大神宮神嘗祭
Text ・12大神宮神嘗祭条(本文198~202頁、補注819~820頁)・13度会宮神嘗祭条(本文202~204頁、補注820頁)
  9月16日(外宮)・17日(内宮)の神嘗祭の祭料、及び禰宜・内人らの明衣料は、本条規定のとおりとすること。ただし、朝廷からの幣帛は【十五、内蔵式】(中)1大神宮祭条に規定する(【二、四時祭式下】〈上〉1伊勢神嘗祭条も参照)。
  禰宜・大内人はそれぞれ明衣を着用して左右に分かれ、宮司が中心に立つこと。これに使の忌部が幣帛を捧げ、馬、使の中臣、使の王と続く。 内院の版位について、中臣は祝詞を奏上し、続いて宮司が祝詞を宣読すること。これ以外の次第は月次祭(本式11月次祭条)と同様に行うこと。
  *月次祭の奉幣祭との共通点が多いが、奉幣使に王や忌部が加わっている点は大きく異なる(月次祭は祭主中臣のみ)。
  また儀式帳段階では月次祭(祈年祭)では宮司のみが祝詞奏上を行ったが、神嘗祭では奉幣使中臣も行っており、神嘗祭の重要度が高かったことがわかる(819頁)。