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延喜式祭祀関連条文対応データベース
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Title | 斎院式_14_相嘗祭装束料 |
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Text | ・13相嘗祭条(本文362頁、補注879~880頁)・14相嘗祭装束料条(本文364頁、補注880頁) 斎院相嘗祭は、7月以前に斎院が定まればその年から行い、8月以降に定まれば翌年を待って行うこと。対象は賀茂上下社で、五色帛・酒を供神料とする。 また、小忌人(宣旨1名・采女1名・采女代7名・司人3名)・使院司や宮主・舎人の装束料は、14相嘗祭装束料条規定のとおり。 11月上卯日の早朝、斎王は潔斎して遥拝の後に奉幣使を発遣。夕刻に斎院内の斎殿に2座分の神座及び斎院供承の座を設けること。明日夕刻には斎院の男女に酒饌・禄を賜う。 *供神料が五色帛・酒のみで調庸荷前が含まれないこと、斎院自らが遥拝・奉幣(奉幣使を発遣)することといった点で、神祇官で班幣を行う相嘗祭とは性格が異なる。そのため、本祭(斎院を介して天皇が奉幣する祭祀)は賀茂両社への相嘗祭とは連動しない。 |