延喜式祭祀関連条文対応データベース

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Title
大嘗祭式_32_辰日
Text ・32辰日条(本文436~440頁、補注906~909頁)
  辰日卯一点、神事を終えた天皇が廻立殿に還御し、改服して内裏に還幸した後、二点に中臣・忌部氏は御巫らを率いて大嘗宮に対して大殿祭を修すること。続いて大嘗宮は解体し土地の鎮祭も行う。料物は本条規定のとおり。また卯四点には仁寿殿(常の御殿、後に清涼殿)に対して大殿祭を行うこと。
  辰二点、天皇は豊楽院の悠紀帳に出御。中臣は天神寿詞を奏上し、忌部は神璽鏡剣を奉ること。次に弁官1人が両国の献上した供御・多明物の品目・数量を奏上し、悠紀国の別貢物が参入する。
  巳一点、悠紀国は御膳を進め、五位以上に饗を給うこと。また悠紀国はその時期の旬のものも進めること。次に国司は歌人を率いて国風を奏上し、終わったら朝膳を撤すること。
  未二点、天皇は主基帳に出御。主基国は別貢物・旬物を献上し、御膳を進め、国風を奏上すること。終了後、悠紀国に禄を給うこと。