延喜式祭祀関連条文対応データベース

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Title
太政官式_74_月次祭
Text ・74月次祭条(本文32頁、補注1109~1110頁)
  6・12月の月次祭の班幣儀に大臣以下が神祇官に参集することなどは、祈年祭と同様に行うこと。
  また神今食・新嘗祭に供奉する小斎の中納言以上1人・参議1人(中納言以上に卜定者がいなければ、参議2人を卜定すること)は、散斎当日(祭祀前日=10日)に外記が名を記して神祇官に付して卜定させること(ただし、親王は中務省が名簿を作成)。少納言・弁官・外記・史・史生・官掌も同様。次侍従の五位以上は、中務輔が対象者を神祇官に率いて卜定し、結果を中務省が奏上すること。
  一方、諸司の六位以下や女官らは、致斎の日(祭祀当日)に名簿を送って宮内省にて卜定し、自宅に帰って潔斎の後、夕方に内裏にて供奉すること。