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延喜式祭祀関連条文対応データベース
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Title | 宮内式_23_供奉御麻 |
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Text | ・23供奉御麻条(本文160頁、補注964頁) 6・12月晦日には、神祇官が御麻・御贖に供奉すること。当日の申刻、御麻等を陳列し、宮内輔(もしくは丞)は延政門から大舎人の叫門・〓(09)司の伝宣を経て参入し「宮内省申さく、御麻進らんと神祇官姓名、御門に候うと申す」という候由奏を行う。これを受けて中臣は御麻を捧げて参入し、中臣女が殿上に伝えて供奉する。 続いて宮内輔は更に参入して「宮内省申さく、御贖進らんと、神祇官姓名、大和・河内の忌寸部、四国卜部を率いて候うと申す」と奏上すること。これを受けて中臣らが参入し常のとおり行事を行う。毎月晦日の御麻の儀も同様。 この後、宮内輔以下史生以上は、大祓の行われる朱雀門前に参列し、宮内省に関連する官人の見参者数を集計した目録2枚(「刀禰の数の札」)をそれぞれ式部省・中務省に送ること。 *刀禰数札の送付について、『儀式』では各官人が数札を持って参列し、提出した札を式部・兵部・中務省が集計しており、本条の形式と異なる(964頁)。 |