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延喜式祭祀関連条文対応データベース
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Title | 掃部式_14_大嘗会 |
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Text | ・14大嘗会条(本文424~428頁、補注1050~1051頁、校補902頁) 践祚大嘗祭にあたっては、10月下旬に朝堂院の頓宮を装束すること。これに使用する薦・席は弁官が宮内省に宣旨を下すこと。 11月上旬に大膳職の用いる多加須伎・比良須伎の屋および廻立殿の屋根を葺き蔀むこと。これは上に苫を葺き、下に席・薦を蔀む。 祭祀当日の未刻、悠紀殿・主基殿の堂に葦簾を懸け、主殿寮が幔を立てること。続いて廻立殿の装束を行うこと(下から簀→席→黄端帖→御牀・白端御帖→繧繝端御帖を敷く)。 酉刻には小斎の掃部官人10人が大嘗宮に参入し、正殿内に白端御帖・御坂枕・打払布を用意し、御厠殿に折薦八重帖を敷くこと。続いて廻立殿から正殿まで布単を敷き巻葉薦を置き、官人以上は廻立殿御湯殿の御榻(長椅子)を持って西幔内に候し、また御膳に用いる敷物類を内膳司に付す。 戌刻、典掃の命で掃部官人は御榻を伝える。また天皇の正殿への出御に従い、宮内輔2人は御前の左右で膝行しながら葉薦を延べ敷き、掃部官人2人は御後の左右で膝行しながらこれを巻く。還御も同様に供奉すること。 辰日節会については、豊楽院において斎国が設置した御帳(斗帳と御座)を検校し、国司とともに殿上の御座を設置する。また巳日節会の終了後、斗帳・御座を撤去して掃部寮の御座を殿中央に設置する。 午日節会にあたっては、位記案を設置し、五節舞の終了後に禄を置く床を立てること。 |