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神道・神社史料集成(古代) 広瀬坐和加宇加乃売命神社
広瀬坐和加宇加乃売命神社(大和国広瀬郡)
『日本書紀』天武天皇4年4月癸未(10日)条(675)遣二小紫美濃王、小錦下佐伯連広足一祠二風神于龍田立野一、遣二小錦中間人連大盖、大山中曽禰連韓犬一祭二大忌神於広瀬河曲一、
『日本書紀』天武天皇5年4月辛丑(4日)条(676)祭二龍田風神、広瀬大忌神一、
『日本書紀』天武天皇5年7月壬午(16日)条(676)祭二龍田風神、広瀬大忌神一、
『日本書紀』天武天皇6年7月癸亥(3日)条(677)祭二龍田風神、広瀬大忌神一、
『日本書紀』天武天皇8年4月己未(9日)条(679)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇8年7月壬辰(14日)条(679)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇9年4月甲寅(10日)条(680)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇9年7月辛巳(8日)条(680)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇10年4月庚子(2日)条(681)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇10年7月丁丑(10日)条(681)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇11年4月辛未(9日)条(682)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇11年7月壬寅(11日)条(682)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇12年4月戊寅(21日)条(683)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇12年7月乙巳(20日)条(683)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇13年4月甲子(13日)条(684)祭二広瀬大忌神、龍田風神一、
『日本書紀』天武天皇13年7月戊午(9日)条(684)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇14年4月丁亥(12日)条(685)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』天武天皇14年7月乙丑(21日)条(685)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』朱鳥元年7月甲寅(16日)条(686)祭二広瀬龍田神一、
『日本書紀』持統天皇4年4月己酉(3日)条(690)遣レ使祭三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇4年7月癸巳(18日)条(690)遣二使者一祭三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇5年4月辛亥(11日)条(691)遣二使者一祭三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇5年7月甲申(15日)条(691)遣二使者一祭三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇6年4月甲寅(19日)条(692)遣二使者一祀三広瀬大忌神、与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇6年7月甲辰(11日)条(692)遣二使者一祀三広瀬与二龍田一、
『日本書紀』持統天皇7年4月丙子(17日)条(692)遣二大夫謁者一、詣二諸社一祈レ雨、又遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇7年7月己亥(12日)条(693)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇8年4月丙寅(13日)条(693)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇8年7月丁酉(15日)条(694)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇9年4月丙戌(9日)条(694)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇9年7月戊辰(23日)条(695)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇10年4月辛巳(10日)条(695)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇10年7月戊申(8日)条(696)遣二使者一祀三広瀬大忌神与二龍田風神一、
『日本書紀』持統天皇11年4月己卯(14日)条(696)遣二使者一祀三広瀬与二龍田一、
『日本書紀』持統天皇11年7月丙午(12日)条(697)遣二使者一祀三広瀬与二龍田一、
『正倉院文書』正集10・天平2年12月20日大和国正税帳(730)(略)
卅九所神戸、穀陸伯漆拾弐斛壱斗陸升壱合、神亀元年以前、
耗壱拾参斛壱斗漆升陸合、斛別二升、
定陸伯伍拾捌斛玖斗捌升伍合替依稲陸仟伍伯捌拾玖束捌把半、穎稲肆万肆仟陸伯伍拾束把半、租弐仟玖伯捌拾弐束肆把半、
合伍万肆仟弐伯弐拾弐束肆把、用壱仟壱伯漆拾捌束肆把、祭神二百八束、神嘗酒料六百五十束、大神々田一町八段種稲卅六束、大神神祝三人、起正月一日尽七月卅日、合二百卅七日食料二百八十四束四把、人別四把、残伍万参仟肆拾参束玖把半、
倉参拾肆間、
(略)
(添下郡)
添御県神戸、稲壱伯伍拾弐束捌把、租弐拾束、合壱伯漆拾弐束捌把、
平群郡
(略)
二所神戸、稲陸伯伍拾束伍把、租弐拾参束陸把、合陸伯漆拾肆束壱把、
往馬神戸、稲弐伯壱拾玖束漆把、租壱拾参束陸把、合弐伯参拾参束参把、
龍田神戸、稲肆伯参拾束捌把、租壱拾束、合肆伯肆拾束捌把、
(略)
(城上郡)
漆把、合捌仟伍伯伍拾伍束陸把、用伍伯伍拾捌束肆把、神祭八十八束、神嘗酒料百五十束、神田一町八段種稲卅六束、祝三人、起正月一日尽七月卅日、合二百卅七箇日食料二百八十四束四把、人別二把、残漆仟玖伯玖拾漆束弐把、
倉伍間、
大神神戸、穀弐伯壱拾漆斛漆斗肆升弐合、耗四斛二斗七升、斛別二升、定弐伯壱拾参斛肆斗漆升弐合替依稲弐仟壱伯参拾肆束漆把、穎稲壱仟漆伯捌拾伍束玖把、租伍伯伍拾伍束壱把、合肆仟肆伯漆拾伍束漆把、用肆伯伍拾陸束肆把、祭神卅六束、神嘗酒料百束、神田一町八段種稲卅六束、祝部三人食料二百八十四束四把、残肆仟壱拾玖束参把、
巻向神戸、稲伍拾弐束捌把、租参拾参束弐把、合捌拾陸束、用肆束、祭神、残捌拾弐束、
穴師神戸、稲壱仟参伯伍束捌把、租壱伯参拾束弐把、合壱仟肆伯参拾陸束、用漆拾肆束、祭神廿四束、神嘗酒料五十束、残壱仟参伯陸拾弐束、
長谷山口神戸、穀参拾参斛伍斗参升、耗六斗五升八合、斛別二升、定参拾弐斛捌斗漆升弐合替、依稲参伯弐拾捌束漆把、穎稲壱伯玖拾壱束、租弐拾玖束参把半、合伍伯肆拾玖束肆把半、用肆束、祭神、残伍伯肆拾伍束肆把半、
志癸御県神戸、穀玖拾弐斛参斗捌升、耗一斛八斗一升、斛別二升、定玖拾斛伍斗漆升替依玖伯伍束漆把、穎弐伯捌拾玖束捌把、租壱伯伍拾陸束参把、合壱仟参伯伍拾壱束捌把、用肆束、祭神、残壱仟参伯肆拾漆束捌把、
忍坂神戸、穀捌斗壱升、耗一升五合、定漆斗玖升伍合、
(後闕)
他田神戸、穀壱斛壱斗捌升、耗二升、定壱斛壱斗陸升替依壱拾壱束陸把、穎稲伍拾捌束肆把、租弐拾束弐把、合玖拾束弐把、用肆束、祭神、残捌拾陸束弐把、
生根神戸、穀玖斛伍斗伍升、耗一斗九升、斛別二升、定玖斛参斗陸升替依稲玖拾参束陸把、穎稲伍拾壱束玖把、租伍束参把、合壱伯伍拾束捌把、用肆束、祭神、残壱伯肆拾陸束捌把、
佐為神戸、穀壱拾参斛伍斗弐升、耗二斗六升七合、斛別二升、定壱拾参斛弐斗伍升参合替依稲壱伯参拾弐束伍把半、穎稲壱伯肆拾陸束漆把、租参拾束、合参伯玖束弐把半、用肆束、祭神、残参伯伍束弐把半、
十市郡
(略)
六所神戸、稲壱万弐仟捌伯伍束壱把半、租壱伯捌拾参束壱把、合壱万弐仟玖伯捌拾捌束弐把半、用漆拾捌束、祭神廿八束、神嘗酒料五十束、残壱万弐仟玖伯壱拾束弐把半、
倉参間、
太神戸、稲壱万伍伯伍拾弐束伍把、租壱伯参拾捌束肆把、合壱万陸伯玖拾束玖把、用伍拾捌束、祭神八束、神嘗酒料五十束、残壱万陸伯参拾弐束玖把、
十市御県神戸、稲壱仟伍拾弐束、租弐拾束、合壱仟漆拾弐束、用肆束祭神、残壱仟陸拾捌束、
石村山口神戸、稲捌伯壱束、租壱拾束、合捌伯壱拾壱束、用肆束祭神、残捌伯漆束、
目原神戸、稲弐伯陸拾伍束、租陸束、合弐伯漆拾壱束、用肆束、祭神、残弐伯陸拾漆束、
畝尾神戸、稲捌拾陸束、租肆束、合玖拾束、用肆束、祭神、残捌拾陸束、
耳梨山口神戸、稲肆拾捌束陸把、租肆束漆把、合伍拾参束参把、用肆束、祭神、残肆拾玖束参把、
城下郡
(略)
三所神戸、稲弐伯伍拾捌束弐把、租壱伯弐拾参束参把、合参伯捌拾壱束伍把、用壱伯壱拾弐束、祭神十二束、神嘗酒料百束、残弐伯陸拾玖束伍把、
池神戸、稲壱拾陸束、租陸拾壱束、合漆拾漆束、用伍拾肆束、祭神四束、神嘗酒料五十束、残弐拾参束、
鏡作神戸、稲弐伯弐拾玖束、租弐拾壱束参把、合弐伯伍拾束参把、用肆束、祭神、残弐伯肆拾陸束参把、
村屋神戸、稲壱拾参束弐把、租肆拾壱束、合伍拾肆束弐把、用伍拾肆束、祭神四束、神嘗酒料五十束、残弐把、
山辺郡
(略)
五所神戸、稲伍仟肆拾伍束伍把半、租弐伯肆拾陸束陸把、合伍仟弐伯玖拾弐束壱把半、用壱伯壱拾陸束、祭神十六束、神嘗酒料百束、残伍仟壱伯漆拾陸束壱把半、
倉陸間、
振神戸、稲参仟陸伯捌拾捌束伍把、租壱伯弐拾肆束伍把、合参仟捌伯壱拾参束、用肆束、祭神、残参仟捌伯玖束、
大倭神戸、稲玖伯肆拾玖束、租玖拾弐束、合壱仟肆拾壱束、用壱伯肆束、祭神四束、神嘗酒料百束、残玖伯参拾漆束、
山辺御県神戸、稲弐伯陸拾弐束把半、租壱拾束、合弐伯漆拾弐束把半、用肆束、祭神、残弐伯陸拾捌束把半、
広瀬川合神戸、稲壱拾束、租壱拾束、合弐拾束、
都祁神戸、稲壱伯参拾陸束、租壱拾束壱把、合壱伯肆拾陸束壱把、用肆束、祭神、残壱伯肆拾弐束壱把、
添上郡
(略)
二所神戸、穀伍拾斛漆斗玖合、神亀元年以前、耗玖斗玖升肆合、斛別二升、定肆拾玖斛漆斗壱升伍合替依稲肆伯玖拾漆束壱把半、穎稲伍伯壱拾束参把、租壱伯陸拾伍束、合壱仟壱伯漆拾弐束肆把半、用伍拾捌束、祭神八束、神嘗酒料五十束、定壱仟壱拾肆束肆把半、
丸神戸、穀伍拾斛漆斗玖合、耗九斗九升四合、定肆拾玖斛漆斗壱升五合替依稲肆伯玖拾漆束壱把半、穎肆伯伍拾弐束、租壱伯壱拾参束、合壱仟陸拾弐束壱把半、用肆束、神祭、残壱仟伍拾捌束壱把半、
菟足神戸、稲伍拾捌束参把、租伍拾弐束、合壱伯壱拾束参把、用伍拾肆束、祭神四束、神嘗酒料五十束、残伍拾陸束参把、
以前収納大税穀穎并神戸租等数、具録如レ前、謹解、
天平二年十二月廿日 従七位上行大目勲十二等中臣酒人宿禰「古麿」
従四位下行守大宅朝臣「大国」 正六位上行大掾兼侍医勲十二等城上連「真立」
正六位上行介勲十二等許曽倍朝臣「津島」 正七位上行少掾都濃朝臣「光弁」
『続日本紀』宝亀9年6月辛丑(26日)条(778)特詔、遣二参議正四位上左大弁藤原朝臣是公、肥後守従五位下藤原朝臣是人一、奉二幣帛於広瀬龍田二社一、為二風雨調和、秋稼豊稔一也、
『日本後紀』延暦18年6月戊子(15日)条(799)勅、祭祀之事、在二徳与一レ敬、心不レ致レ敬、神寧享レ之、広瀬龍田祭、所下-以鎮二-弭風災一、祷中-祈年穀上也、而大和国司、触レ事怠慢、都無二粛敬一、差二-遣史生一、祗二-承朝代一、祀無二報応一、職此之由、自レ今以後、守介一人、斎戒祗承、若有二事故一、聴レ遣二判官一、
『類聚三代格』1(科祓事) 延暦20年5月14日官符(801)太政官符
定二准レ犯科レ祓例一事
一大祓料物廿八種、承前悪祓料物准レ此重輸今除二一祓一、下条亦同、
馬一疋 大刀二口 弓二張
矢二具、以二十隻一為二一具一、已上三種並不レ限二新旧一、 刀子六枚
木綿六斤 麻六斤 庸布六段
鍬六口 鹿皮六張 猪皮六張
酒六斗 米六斗 稲六束
鰒六斤 堅魚六斤 雑腊六斤
塩六升 海藻六斤 滑海藻六斤
食薦六枚 薦六枚 坏六口
盤六口 柏十五把枚手六十枚料、 匏四柄
楉四枝長各一丈、 席一枚
右闕二-怠大嘗祭事一、及同斎月内弔レ喪問レ病判二-署刑殺文書一決罰、食レ宍預二穢悪之事一者、宜レ科二大祓一、所レ輸雑物具如二前件一、官人有レ犯、兼解二見任一、
一上祓料物廿六種、
大刀一口 弓一張 矢一具
刀子二枚 木綿三斤 麻三斤
庸布三段 鍬三口 鹿皮三張
酒三斗 米三斗 稲三束
鰒三斤 堅魚三斤 雑腊三斤
塩三升 海藻三斤 滑海藻三斤
食薦三枚 薦三枚 坏四口
盤四口 柏十把枚手卌枚料、 匏二柄
楉三枝長各一丈、 席一枚
右闕二-怠新嘗祭、鎮魂祭、神嘗祭、祈年祭、月次祭、神衣祭等事一、殴二伊勢大神宮禰宜内人一、及穢二御膳物一并新嘗等諸祭斎日、犯二弔レ喪問レ疾等六色禁忌一者、宜レ科二上祓一、輸物如レ右、
一中祓料物廿二種、
刀子一枚 木綿一斤 麻一斤
庸布一段 鍬一口 鹿皮一張
酒一斗 米一斗 稲一束
鰒一斤 堅魚一斤 雑腊一斤
塩一升 海藻一斤 滑海藻一斤
食薦二枚 薦二枚 坏四口
盤四口 匏一柄 柏五把枚手廿枚料、
楉二枝長各一丈、
右闕二-怠大忌祭、風神祭、鎮花祭、三枝祭、鎮火祭、相嘗祭、道饗祭、平野祭、園韓神春日等祭事一、殴二物忌戸座御火炬一、姧二物忌女一及触二穢悪事一預二御膳所一、并忌火等祭斎日殴下祝禰宜及預二祭事一神戸人上、犯二弔レ喪問レ疾等六色禁忌一者、宜レ科二中祓一、輸物如レ右、
一下祓料物廿二種、
刀子一枚 木綿六両 麻六両
庸布一段 鍬一口 鹿皮一張
酒四升 米四升 稲四把
鰒六両 堅魚六両 雑腊六両
塩四合 海藻六両 滑海藻六両
食薦一枚 薦一枚 坏二口
盤二口 匏一柄 柏五把枚手廿枚料、
楉二枝長各一丈、
右闕二-怠諸祭祀事一、及斎日殴二祝禰宜并預レ祭神戸人一犯二諸禁忌一者、宜レ科二下祓一、輸物如レ右、
以前被二右大臣宣一偁、承前事有レ犯科レ祓贖レ罪、善悪二祓重二-科一人一、条例已繁、輸物亦多、事傷二苛細一、深損二黎元一、仍今改張立レ例如レ件、其殴傷若重者、祓浄之外依レ法科レ罪、斎外闘打者依レ律科決、不レ在二祓限一、又祝禰宜等与レ人闘打及有二他犯事一須二科決一者先解二其任一即決罰、神戸百姓有二犯失一者行斎之外決レ罪如レ法、今具二奏状一奏聞、奉 レ勅、依レ請、
延暦廿年五月十四日
『日本紀略』弘仁13年8月庚申(3日)条(822)奉レ授二乙訓、広湍、龍田等神従五位下一、
『日本紀略』弘仁14年6月丁亥(4日)条(823)差レ使奉二-幣貴布禰、乙訓、広湍、龍田四神一、又奉二-幣帛馬吉野川上雨師神社一、以二祈一レ雨也、
『続日本後紀』承和10年4月壬戌(4日)条(843)遣レ使祭二広湍龍田二神一、例也、
『文徳天皇実録』嘉祥3年7月丙戌(11日)条(850)進二山城国火雷神階一、授二従五位上一、遠江国任事、鹿苑両神、並授二従五位下一、進二大和国丹生川上雨師神階一、授二正四位下一、龍田天御柱命神、国御柱命神、若宇加乃売命神、並加二従五位上一、策命曰、 天皇我詔旨仁坐、天御柱国御柱神等乃広前爾申賜倍止申久、国家乎鎮護賜布爾依天、御位奉レ授天乃後、年月久成多利、因レ茲、神祇少副正六位上大中臣朝臣久世主乎差使天、御位上奉利称奉留、今毛今毛風雨随レ時比五穀豊登之女、天下平安爾、天皇朝庭乎堅磐爾常磐爾、護賜比助賜倍止申賜波久止申、
『文徳天皇実録』仁寿2年7月庚寅(25日)条(852)大和国若宇加乃売命神、天御柱命神、国御柱命神等、並加二従四位下一、
『文徳天皇実録』仁寿2年7月壬辰(27日)条(852)遣下二散位従五位上安宗王、従五位下利見王一、向二広瀬、龍田神社一、奉中幣馬上、為レ祈レ年也、
『文徳天皇実録』仁寿2年10月甲子(2日)条(852)加二大和国御歳神正二位一、若宇加乃売命神、天御柱命神、国御柱命神、並加二従三位一、
『日本三代実録』貞観元年正月27日甲申条(859)京畿七道諸神進レ階及新叙、惣二百六十七社、奉レ授二淡路国無品勲八等伊佐奈岐命一品、備中国三品吉備都彦命二品、神祇官無位神産日神、高御産日神、玉積産日神、生産日神、足産日神並従一位、無位生井神、福井神、綱長井神、波比祇神、阿須波神、櫛石窓神、豊石窓神、生島神、足島神並従四位上、宮内省従三位園神、韓神並正三位、大膳職正四位下御食津神従三位、左京職従五位上太祝詞神、久慈真智神並正五位下、大膳職従五位下火雷神、大炊寮従五位下大八島竈神八前、斎火武主比命神、内膳司従五位下庭火皇神、造酒司従五位下大戸自神等並従五位上、無位酒殿神従五位下、山城国正二位勲二等松尾神従一位、葛野月読神、平野今木神並正二位、正四位下稲荷神三前並正四位上、正四位下大若子神、小若子神、酒解神、酒解子神並正四位上、平野従四位下久度古開神従四位上、正五位上貴布禰神、正五位下乙訓火雷神、従五位上水主神等並従四位下、正五位下合殿比咩神正五位上、従五位下樺井月読神、木島天照御魂神、和支神並正五位下、従五位下祝園神、天野夫支売神、岡田鴨神、岡田園神、樺井月神、棚倉孫神、許波多神、出雲井於神、片山神、鴨川合神等並従五位上、正六位上与度神、石作神、向神、簀原神、鴨山口神、小野神、久我神、高橋神、双栗神、水度神、伊勢田神、無位小社神並従五位下、大和国従一位大己貴神正一位、正二位葛木御歳神、従二位勲八等高鴨阿治須岐宅比古尼神、従二位高市御県鴨八重事代主神、従二位勲二等大神大物主神、従二位勲三等大和大国魂神、正三位勲六等石上神、正三位高鴨神並従一位、正三位勲二等葛木一言主神、高天彦神、葛木火雷神並従二位、従三位広瀬神、龍田神、従三位勲八等多坐弥志理都比古神、金峰神並正三位、正四位下丹生川上雨師神従三位、従五位下賀夜奈流美神正四位下、従五位下勲八等穴師兵主神、片岡神、夜岐布山口神並正五位上、従五位下都祁水分神、都祁山口神、石寸山口神、耳成山口神、飛鳥山口神、畝火山口神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、吉野水分神、吉野山口神、巨勢山口神、葛木水分神、鴨山口神、当麻山口神、大坂山口神、伊古麻山口神並正五位下、従五位下和爾赤坂彦神、山辺御県神、村屋禰富都比売神、池坐朝霧黄幡比売神、鏡作天照御魂神、十市御県神、目原高御魂神、畝尾建土安神、子部神、天香山大麻等野知神、宗我都比古神、甘樫神、稔代神、牟佐坐神、高市御県神、軽樹村神、天高市神、太玉命神、櫛玉命神、川俣神、波多甕井神、坐二日向一神、巻向若御魂神、他田天照御魂神、志貴御県神、忍坂生根神、葛木倭文天羽雷命神、長尾神、石園多久豆玉神、調田一事尼古神、金村神、葛木御県神、火幡神、往馬伊古麻都比古神、平群石床神、矢田久志玉比古神、添御県神、伊射奈岐神、葛木二上神並従五位上、無位水越神従五位下、河内国従一位勲三等枚岡天児屋根命正一位、正三位勲六等恩智大御食津比古命神、恩智大御食津比咩命神並従二位、正四位上勲六等枚岡比咩神従三位、従五位下杜本神正四位下、従五位上丹比神正五位下、従五位下春日戸神、高宮神、弓削神、志紀長吉神、狭山堤神、狭山神、菅生神並従五位上、和泉国正五位下勲八等大鳥神従四位下、摂津国従三位勲八等広田神正三位、正五位上勲八等生田神、従五位上勲八等長田神、従五位上垂水神、従五位下勲八等大依羅神、難波生国魂神、下照比女神、坐摩神、従五位下勲八等新屋天照御魂神並従四位下、従五位下名次神正五位下、従五位下中臣須牟地神、伊射奈岐神、伊和志豆神並従五位上、伊賀国無位穴石神従五位下、伊勢国従三位多度神正三位、従四位下阿射加神従四位上、尾張国正三位熱田神従二位、駿河国従三位浅間神正三位、伊豆国従四位下三島神従四位上、従五位下楊原神従五位上、武蔵国従五位下氷川神従五位上、安房国従三位勲八等安房神、天比々理刀咩命神並正三位、近江国従二位勲一等比叡神正二位、従五位上勲八等伊香神従四位下、従五位下伊富岐神、佐久奈度神、水口神、川田神、三上神、奥津島神、小比叡神並従五位上、美濃国従三位中山金山彦神正三位、信濃国正三位勲八等建御名方富命神従二位、従三位建御名方富命前八坂刀売命神正三位、上野国正五位下勲八等貫前神従四位下、下野国従三位勲四等二荒神正三位、陸奥国正五位上勲四等計仙麻神、正五位下勲四等志波彦神、勲五等拝幣志神、勲六等零羊埼神、従五位上勲四等志波姫神並従四位下、従五位下計仙麻大島神従五位、若狭国従二位勲八等若狭比古神正二位、正三位若狭比咩神従二位、越前国正二位勲一等気比神従一位、従四位上勲六等推前神、勲六等剣神並正四位下、加賀国白山比女神正三位、能登国正二位勲一等気多神従一位、越中国従三位高瀬神、二上神並正三位、丹波国従五位下小川月神、麻気神並従五位上、丹後国従五位下大川神、大宮売神並従五位上、出雲国従三位熊野神、勲八等杵築神並正三位、播磨国従五位下勲八等粒坐天照神、伊和坐大名持御魂神並従四位下、従五位下海神従五位上、安芸国正五位下伊都岐島神、従五位上速谷神並従四位下、従五位下多家神従五位上、長門国従五位下住吉荒魂神従五位上、紀伊国従四位下伊達神、志摩神、静火神並正四位下、従五位下勲八等丹生都比売神、伊太祁曽神、大屋都比売神、神都摩都比売神、鳴神並従四位下、従五位下須佐神、熊野早玉神、熊野坐神並従五位上、阿波国従五位下大麻比古神、忌部天日鷲神並従五位上、土佐国従五位下都佐坐神従五位上、筑前国正三位勲八等田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神並従二位、正五位下竈門神、従五位下筑紫神並従四位下、従五位下織幡神、志賀海神、美奈宜神並従五位上、無位住吉神従五位下、筑後国正三位高良玉垂命神従二位、従四位下豊比咩神従四位上、肥前国従五位下田島神従四位下、肥後国従二位勲五等健磐龍命神正二位、従四位下阿曽比咩神従四位上、壱岐島従五位下海神、住吉神、兵主神、月読神並従五位上、対馬島従五位下和多都美神、高御魂神、住吉神並従五位上一、
『日本三代実録』貞観元年4月4日己丑条(859)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観元年7月4日丁巳条(859)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観元年9月8日庚申条(859)山城国月読神、木島神、羽束志神、水主神、樺井神、和岐神、大和国大和神、石上神、大神神、一言主神、片岡神、広瀬神、龍田神、巨勢山口神、葛木水分神、賀茂山口神、当麻山口神、大坂山口神、胆駒山口神、石村山口神、耳成山口神、養父山口神、都祁山口神、都祁水分神、長谷山口神、忍坂山口神、宇陀水分神、飛鳥神、飛鳥山口神、畝火山口神、吉野山口神、吉野水分神、丹生川上神、河内国枚岡神、恩智神、和泉国大鳥神、摂津国住吉神、大依羅神、難波大社神、広田神、生田神、長田神、新屋神、垂水神、名次神等遣レ使奉レ幣、為二風雨一祈焉、
『日本三代実録』貞観2年4月4日甲申条(860)平野、広瀬、龍田等祭如レ常、
『日本三代実録』貞観2年7月4日壬子条(860)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観3年4月4日戊申条(861)広瀬、龍田、平野等祭如レ常、
『日本三代実録』貞観4年4月4日壬寅条(862)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観5年4月4日丙申条(863)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観5年7月4日甲午条(863)祠二広瀬龍田神一、分二-遣使者一、班二幣諸名神社一、
『日本三代実録』貞観6年4月4日庚申条(864)広瀬、龍田、平野等祭如レ常、
『日本三代実録』貞観6年7月4日戊子条(864)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観7年4月4日甲寅条(865)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観7年7月4日癸未条(865)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観8年4月4日戊寅条(866)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観8年7月4日丙午条(866)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観9年4月4日癸酉条(867)広瀬龍田并梅宮祭如レ常、
『日本三代実録』貞観9年7月4日辛丑条(867)広瀬龍田祭如レ常、
『類聚三代格』1(神宮司神主禰宜事) 貞観10年6月28日官符(868)太政官符
一応レ任二-用神主一事 四箇条内
右太政官弘仁十二年正月四日下二大和国一符偁、彼国解偁、部内名神其社有レ数、或為レ農祷レ歳、或為レ旱祈レ雨、至レ排二災害一荐有二徴応一、仮令大和、大神、広瀬、龍田、賀茂、穴師等大神是也、而頃年之間、事乖二潔斎一、不祥之徴間々不レ息、本二-尋所由一黷依二神主一、太政官延暦十七年正月廿四日下二五畿内諸国一符偁、奉レ勅、掃レ社敬レ神、銷レ禍致レ福、今神主等、一任終身、侮黷不レ敬、祟咎屡臻、宜乙自レ今以後、簡下-択彼氏之中潔清廉貞堪二神主一者上補任、限以二六年一相替、秩満之代点定言上甲者、国依二符旨一選点言上、而或点上外被レ任二他人一、愚吏商量事背二符旨一、望請、点上之人一切任用、以尋二泊酌之信一、且待二神聴之声一者、右大臣宣、奉レ勅、依レ請、
一応レ停三官人任二諸社神主一事
右太政官同日下二同国一符偁、彼国解偁、有レ官之輩若兼二-任神主一、全直二本職一不レ労二神社一、神社傾覆職此之由、望請、択二-抽無官一一任二神主一、専事二祈祷一、令レ修二-理神社一者、同宣、奉レ勅、依レ請、
一応レ令下二国司一定中神主考上事
右太政官同日下二同国一符偁、得二彼国解一偁、禰宜祝等考者、国司勘定、而今至二于神主一不レ隷二国司一、因レ茲任中功過無レ由二検覈一、望請、件神主考、国司随レ状褒貶、以旌二善悪一者、同宣奉レ勅、依レ請、
以前撰格所起請偁、上件事条遵行有レ便、伏望、下二-知四畿内及七道諸国一者、中納言兼左近衛大将従三位藤原朝臣基経宣、奉レ勅依レ請、
貞観十年六月廿八日
『日本紀略』貞観10年7月4日乙未条(868)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』貞観11年7月4日庚申条(869)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観12年4月4日丙戌条(870)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観12年7月4日甲寅条(870)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』貞観12年7月22日壬申条(870)是日、遣下二朝使一築中河内国堤上、恐三成功未レ畢重有二水害一也、由レ是奉二-幣大和国三歳神、大和神、広瀬神、龍田神一、祈レ無二雨澇一、以二河内水源出一レ自二大和国一也、
『日本紀略』貞観13年4月4日庚辰条(871)広湍龍田祭、
『日本紀略』貞観13年7月4日戊申条(871)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』貞観14年7月4日壬申条(872)広湍龍田祭、
『日本紀略』貞観15年7月4日丙寅条(873)広湍龍田祭、
『日本紀略』貞観16年7月4日庚寅条(874)広湍龍田祭、
『日本紀略』貞観17年4月4日丙辰条(875)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』貞観17年7月4日甲申条(875)広瀬龍田祭、
『日本紀略』貞観18年7月4日己卯条(876)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』元慶元年4月4日乙亥条(877)広瀬龍田祭如レ常、
『日本紀略』元慶元年7月4日癸卯条(877)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』元慶2年4月4日己巳条(878)広湍龍田祭如レ常、
『日本三代実録』元慶2年7月4日丁酉条(878)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』元慶2年7月26日己未条(878)大和国広瀬龍田両社造二-立倉各一宇一、為レ納二神宝一也、
『日本三代実録』元慶3年4月4日癸亥条(879)停二広瀬龍田祭一、
『日本三代実録』元慶3年6月14日癸酉条(879)遣下二使於大和国広瀬、龍田、摂津国住吉、大依羅等四神社一、奉中神財上、
『日本紀略』元慶3年7月4日壬辰条(879)広瀬龍田祭、
『日本紀略』元慶4年4月4日丁亥条(880)広瀬龍田祭、
『日本紀略』元慶4年7月4日丙辰条(880)広瀬龍田祭、
『日本紀略』元慶5年4月4日条(881)広瀬龍田祭、
『日本紀略』元慶5年7月4日庚戌条(881)広瀬龍田祭、
『日本紀略』元慶6年7月4日甲辰条(882)広瀬龍田祭、
『日本紀略』元慶7年4月4日庚子条(883)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』元慶7年7月4日戊辰条(883)広湍龍田祭如レ常、
『日本三代実録』元慶8年4月4日甲午条(884)広瀬龍田祭如レ常、
『日本紀略』元慶8年7月4日壬戌条(884)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』仁和元年4月4日戌牛条(885)広瀬龍田祭如レ常、
『日本紀略』仁和元年7月4日丙戌条(885)広瀬龍田祭、
『日本三代実録』仁和2年4月4日癸丑条(886)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』仁和2年7月4日辛巳条(886)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』仁和3年4月4日丁未条(887)広瀬龍田祭如レ常、
『日本三代実録』仁和3年7月4日乙亥条(887)広瀬龍田祭如レ常、
『令集解』7(神祇令) 孟夏条(大忌祭)謂、広瀬龍田二祭也、欲レ令下山谷水変成二甘水一、浸二-潤苗稼一、得中其全稔上、故有二此祭一也、釈云、広瀬并龍田祭、自二山谷一下水、変甘水成、而為レ令二五穀成熟一祭也、差二五位以上一充レ使也、古記無レ別、跡云、祈年祭、祭二甲神一、大忌祭、祭二乙神一之類、依二別式一也、
『令集解』7(神祇令) 孟夏条(風神祭)謂、亦広瀬龍田二祭也、欲レ令二沴風不レ吹、稼穡滋登一、故有二此祭一、凡読二此四祭一者、先読二神衣一、其次三枝、其次大忌、其次風神、即与二公式令連署義一同、以下諸祭、亦准二此例一也、釈云、広瀬龍田祭也、世草木五穀等、風吹而枯壊之、此時不レ知二彼神心一、即天皇斎戒、願レ覚、夢中即覚云、龍田小野祭、二社同日共祭二妹妋之神一、亦五位以上充レ使、古記無レ別、又云、凡諸祭次第、具列如レ左、孟夏神衣祭、三枝祭、大忌祭、風神祭、以下放レ此、跡云、文読次第、神衣祭、大忌祭、三枝祭、但仲冬虚構レ上対レ下耳、寅日在二二分之中一耳、穴云、孟夏仲冬等注、先読二上二件一了、乃至二下注一為レ長、一云、神衣、次大忌、次三枝、仲冬注、相嘗、次大嘗、次鎮魂也、但先読二寅日祭一、乃可レ読二下卯祭一、而先読二大嘗一者、依二職員令所レ次先後一耳、又季夏、季冬、道饗祭是晦、故云、是説為レ長也、新令問答篇所レ次、又律目録篇所レ次、並亦如レ之、
『延喜式』1(四時祭上) 大忌祭条〔14〕大忌祭一座、広瀬社、七月准レ此、
絁一疋八尺、糸二絇、綿五両、五色薄絁各一丈五尺、倭文一丈三尺、調布一端一丈、庸布一段一丈四尺、木綿二両、麻二斤五両、五両祭料、二斤祓料、四座置、八座置各一束、楯一枚、鉄三斤五両、鞍一具、米三石、酒二石五斗、稲十束、鰒、堅魚、烏賊各八斤、鮭八隻、腊八斗、比佐魚一斗五升、海藻十二斤、滑海藻十斤、雑海菜十六斤、塩二斗、裹葉薦二枚、馬一疋、祝料庸布二段、
是日、以二御県六座、山口十四座一合祭、其幣物者、座別五色薄絁各一尺、倭文五寸、木綿二両、麻五両、槍鋒一口、料鉄用二社分一、四座置、八座置各一束、楯一枚、庸布一丈四尺、裹葉薦二尺、其酒肴共用二社料一、但御県六座、別加二絁三尺一、
『延喜式』3(臨時祭) 祈雨神祭条〔26〕祈雨神祭八十五座、並大、
賀茂別雷社一座、 賀茂御祖社二座、 松尾社二座、
稲荷社三座、 水主社十座、 樺井社一座、
木島社一座、 羽束石社一座、 乙訓社一座、
和伎社一座、 貴布禰社一座、已上山城国、
大和社三座、 大神社一座、 石上社一座、
太社二座、或作二多社一、 一言主社一座、 片岡社一座、
広瀬社一座、 龍田社二座、 巨勢山口社一座、
葛木水分社一座、 賀茂山口社一座、 当麻山口社一座、
大坂山口社一座、 胆駒山口社一座、 胆駒社一座、
石村山口社一座、 耳成山口社一座、 養父山口社一座、
都祁山口社一座、 都祁水分社一座、 長谷山口社一座、
忍坂山口社一座、 宇陀水分社一座、 飛鳥社四座、
飛鳥山口社一座、 畝火山口社一座、 吉野山口社一座、
吉野水分社一座、 丹生川上社一座、已上大和国、
枚岡社四座、 恩智社二座、已上河内国、
大鳥社一座、和泉国、
住吉社四座、 大依羅社四座、 難波大社二座、
広田社一座、 生田社一座、 長田社一座、
新屋社三座、 垂水社一座、 名次社一座、已上摂津国、
座別絹五尺、五色薄絁各一尺、糸一絇、綿一屯、木綿二両、麻五両、裹薦半枚、毎レ社調布二端、軾料、夫一人、丹生川上社、貴布禰社各二加黒毛馬一疋一、自余社加二庸布一段一、其霖雨不レ止祭料亦同、但馬用二白毛一、
『延喜式』3(臨時祭) 名神祭条〔28〕名神祭二百八十五座、
園神社一座、韓神社二座、已上坐二宮内省一、
賀茂別雷神社一座、賀茂御祖神社二座、松尾神社二座、
稲荷神社三座、貴布禰神社一座、鴨川合神社一座、
御井神社一座、葛野月読神社一座、木島坐天照御魂神社一座、
平野神社四座、梅宮神社四座、乙訓神社一座、
酒解神社一座、亦号二山崎神一、已上山城国、
春日神社四座、大和神社三座、石上神社一座、
多坐神社二座、或号二大社一、飛鳥神社四座、高市御県神社一座、
気吹雷神社二座、大神神社一座、太玉神社四座、
穴師神社一座、高屋安倍神社三座、大名持御魂神社一座、
丹生川上神社一座、金峯神社一座、鴨神社二座、
葛木御歳神社一座、葛木一言主神社一座、高鴨神社四座、
高天彦神社一座、葛木火雷神社二座、片岡神社一座、
火幡神社一座、広瀬神社一座、龍田神社二座、
平群坐紀氏神社一座、已上大和国、
恩智神社二座、枚岡神社四座、杜本神社二座、
飛鳥戸神社一座、已上河内国、
大鳥神社一座、和泉国、
住吉神社四座、大依羅神社四座、難波生国魂神社二座、
比売許曽神社一座、亦号二下照比売一、新屋神社三座、垂水神社一座、
広田神社一座、生田神社一座、長田神社一座、已上摂津国、
阿射加神社三座、多度神社一座、已上伊勢国、
太神社一座、或太作レ多、真墨田神社一座、大県神社一座、
熱田神社一座、日割御子神社一座、孫若御子神社一座、
高座結御子神社一座、已上尾張国、
角避比古神社一座、敬満神社一座、已上遠江国、
浅間神社一座、駿河国、
三島神社一座、伊古奈比咩命神社一座、物忌奈命神社一座、
阿波命神社一座、楊原神社一座、已上伊豆国、
寒川神社一座、相模国、
氷川神社一座、金佐奈神社一座、已上武蔵国、
安房神社一座、安房国、
玉前神社一座、上総国、
香取神宮一座、下総国、
鹿島神宮一座、大洗磯前薬師菩薩神社一座、
静神社一座、筑波山神社一座、吉田神社一座、
酒烈礒前薬師菩薩神社一座、稲田神社一座、已上常陸国、
小野神社二座、日吉神社一座、比叡神同、佐久奈度神社一座、
建部神社一座、川田神社二座、御上神社一座、
奥津島神社一座、伊香神社一座、水尾神社二座、或水作レ三、已上近江国、
仲山金山彦神社一座、美濃国、
南方刀美神社二座、穂高神社一座、生島足島神社二座、已上信濃国、
貫前神社一座、或作二抜鋒一、伊加保神社一座、赤城神社一座、已上上野国、
二荒神社一座、下野国、
都都古和気神社一座、苅田嶺神社一座、志波彦神社一座、
鼻節神社一座、志波姫神社一座、伊達神社一座、
東屋沼神社一座、零羊崎神社一座、拝幣志神社一座、
計仙麻神社一座、多珂神社一座、伊佐須美神社一座、
宇奈己呂和気神社一座、大高山神社一座、子負嶺神社一座、已上陸奥国、
大物忌神社一座、月山神社一座、已上出羽国、
若狭比古神社二座、若狭国、
気比神社七座、大虫神社一座、已上越前国、
気多神社一座、能登国、
伊夜比古神社一座、越後国、
出雲神社一座、小川月神社一座、麻気神社一座、
櫛石窓神社二座、已上丹波国、
大川神社一座、籠神社一座、大虫神社一座、
小虫神社一座、大宮売神社二座、已上丹後国、
粟鹿神社一座、夜夫神社二座、伊豆志神社八座、
山神社一座、戸神社一座、雷神社一座、
欘椒神社一座、海神社一座、已上但馬国、
宇倍神社一座、因幡国、
熊野神社一座、杵築神社一座、已上出雲国、
由良比女神社一座、宇受加命神社一座、水若酢命神社一座、
伊勢命神社一座、已上隠伎国、
海神社三座、粒坐天照神社一座、中臣印達神社一座、
家島神社一座、伊和神社一座、已上播磨国、
中山神社一座、美作国、
安仁神社一座、備前国、
吉備津彦神社一座、備中国、
速谷神社一座、伊都伎島神社一座、多家神社一座、已上安芸国、
住吉荒御魂神社三座、長門国、
丹生都比女神社一座、日前神社一座、国懸神社一座、
伊太祁曽神社一座、大屋都比売神社一座、都麻都比売神社一座、
鳴神社一座、伊達神社一座、志磨神社一座、
静火神社一座、須佐神社一座、已上紀伊国、
淡路伊佐奈岐神社一座、大和大国魂神社一座、已上淡路国、
大麻比古神社一座、天日鷲神社一座、已上阿波国、
粟井神社一座、讃岐国、
村山神社一座、大山積神社一座、野間神社一座、
阿治美神社一座、已上伊与国、
宗像神社三座、住吉神社三座、志加海神社三座、
八幡神社一座、筑紫神社一座、竈門神社一座、
美奈宜神社三座、已上筑前国、
高良玉垂命神社一座、豊比咩神社一座、已上筑後国、
八幡比売神社一座、豊前国、
田島坐神社一座、肥前国、
健磐龍命神社一座、肥後国、
住吉神社一座、兵主神社一座、月読神社一座、
中津神社一座、天手長男神社一座、天手長比売神社一座、已上壱伎島、
和多都美神社一座、和多都美御子神社一座、高御魂神社一座、
和多都美神社一座、太祝詞神社一座、住吉神社一座、已上対馬島、
座別絁五尺、綿一屯、糸一絇、五色薄絁各一尺、木綿二両、麻五両、裹料薦廿枚、若有二大祷一者、加二絁五丈五尺一、以二布一端一代二糸一絇一、
『延喜式』3(臨時祭) 春日等社鑰条〔86〕凡春日、広瀬、龍田等社庫鑰匙者、納二置官庫一、祭使官人臨レ祭請取、事畢返納、
『延喜式』8(祝詞) 広瀬大忌祭条〔5〕広瀬大忌祭、
広瀬能川合爾称辞竟奉流皇神能御名乎白久、御膳持須留若宇加能売能命登御名者白弖、此皇神御前爾辞竟奉久、皇御孫命能宇豆能幣帛乎令捧持弖、王臣等乎為レ使弖、称辞竟奉久乎、神主祝部等諸聞食登宣、
奉流宇豆乃幣帛者、御服、明妙、照妙、和妙、荒砂、五色物、楯、戈、御馬、御酒者瓺能閉高知、瓺能腹満双弖、和稲、荒稲爾、山爾住物者、毛能和支物、毛能荒支物、大野能原爾生物者、甘菜辛菜、青海原爾住物者、鰭能広支物、鰭能狭支物、奥津藻菜、辺津藻菜爾至万弖置足弖奉久登、皇神前爾白賜部止宣、如レ此奉宇豆乃幣帛乎安幣帛能足幣帛止、皇神御心平久安久聞食弖、皇御孫命能長御膳能遠御膳登赤丹能穂爾聞食、皇神能御刀代乎始弖、親王等王等臣等天下公民能取作奥都御歳者、手肱爾水沫画垂、向股爾泥画寄弖、取将作奥都御歳乎、八束穂爾皇神能成幸賜者、初穂者汁爾母頴爾母、千稲八十稲爾引居弖、如二横山一打積置弖、秋祭爾奉牟登、皇神前爾白賜登宣、
倭国能六御県乃山口爾坐皇神等前爾母、皇御孫命能宇豆乃幣帛乎、明妙、照妙、和妙、荒妙、五色物、楯、戈至万弖奉、如レ此奉者、皇神等乃敷坐須山山乃自レ口、狭久那多利爾下賜水乎、甘水登受而、天下乃公民乃取作礼留奥都御歳乎、悪風荒水爾不二相賜一、汝命乃成幸波閉賜者、初穂者汁爾母頴爾母、瓺乃閉高知、瓺腹満双弖、如二横山一打積置弖奉牟登、王等臣等百官人等、倭国乃六御県能刀禰、男女爾至万弖、今年某月某日諸参出来弖、皇神前爾宇事物頸根築抜弖、朝日乃豊逆登爾称辞竟奉久乎、神主祝部等諸聞食止宣、
『延喜式』11(太政官) 大忌風神条〔69〕凡大忌風神二社者、四月、七月四日祭之、式部省四月、七月朔日点二-定社別王臣五位已上各一人一、申二-送弁官一、弁官下二-知大和国一、事見二神祇式一、
『延喜式』18(式部上) 大忌風神使条〔62〕凡大忌、風神二祭使王臣五位王二人、臣二人、若王五位不レ足者、聴レ差二王四位一、但其名簿、四七両月朔日点定、申二-送弁官一、
『延喜式』18(式部上) 興福寺国忌条〔75〕凡参二興福寺国忌一官人已下、并散位五位已上、給二上日五箇日一、広瀬、龍田祭使亦同、参二春日祭并維摩、最勝会一散位五位已上准レ此、但待二太政官所レ下名簿一乃給之、
『延喜式』23(民部下) 広瀬龍田贄条〔42〕凡広瀬、龍田両社祭贄、以二当国租穀一充レ価買用、
『延喜式』38(掃部) 諸司年料条〔66〕諸司年料、
神祇官諸祭料、狭席五十八枚、鳴雷神春秋祭料十二枚、御巫等奉斎神祭十枚、四面御門神春秋祭料八枚、六月十二月御卜所廿枚、同所短帖料三枚、御川水神春秋祭料四枚、六月十二月大祓祝詞座短帖料一枚、折薦卌四枚、御并東宮鎮魂料二枚、御巫等奉斎神祭料十二枚、四面御門神春秋祭料八枚、六月十二月御卜所料十八枚、道饗祭料四枚、葉薦十六枚、鎮花祭料四枚、春秋大忌、風神二祭十枚、御并東宮鎮魂祭料二枚、食薦一百八十五枚、平野、春日、大原野春秋祭料各廿四枚、鳴雷神春秋祭料十二枚、御巫等奉斎神祭料卅一枚、四面御門神春秋祭料卅二枚、六月十二月御卜所料四枚、毎月晦御贖料廿四枚、御川水神春秋祭料十枚、簀十六枚、御巫等奉斎神祭料十二枚、六月十二月御卜所料四枚、図書寮写二年料仁王経一所、狭席十二枚、折薦廿四枚、造二年料墨一所、席一枚、食薦二枚、縫殿寮縫二正月斎会講読師等法服一所、狭席四枚、縫二新嘗会御服一所、黄端短帖一枚、折薦帖四枚、席二枚、通用十二月神今食、六月、十二月晦裹二御贖物一料、葉薦二枚、中宮、東宮亦同、内蔵寮年料藍染所、席十枚、折薦十五枚、年料供御并雑給履屜料、小町席、其数臨時定之、陰陽寮十二月晦日饗儺料、食薦五枚、典薬寮造二臈月御薬一所、長席四枚、折薦四枚、苫二枚、造二年料白粉一所、席一枚、簀一枚、織部司織女祭所、席二枚、食薦二枚、大膳職食薦一千九十枚、御并東宮鎮魂料十枚、平野春秋祭料一百六十枚、春日、大原野春秋料各一百五十六枚、織女神春秋祭料八枚、最勝王経御斎会所一百枚、雑用料五百枚、狭席六枚、年料供御四枚、造二索餅一所二枚、長席八枚、干二供御年料糒一所二枚、暴二醤并、未醤大豆一所六枚、折薦十枚、供御年料四枚、造二供御年料索餅一所二枚、干二供御年料大棗一所四枚、苫十枚、内膳司狭席十六枚、折薦十六枚、並供御料、造酒司食薦廿四枚、供御四枚、雑用廿枚、隼人司造二油絹一所席一枚、簀一枚、大歌所食薦十五枚、内教坊食薦廿枚、
右年中所レ充、並依二前件一、若有二増減一者、臨時処分、余条准レ此、
『延喜式』48(左右馬) 諸祭祓馬条〔8〕凡年中諸祭祓馬者、二月祈年祭十一疋、六月十二月月次祭各二疋、六月十二月晦祓各三疋、四月七月広瀬、龍田両社祭各三疋、四月左二疋、右一疋、七月左一疋、右二疋、増減之数平以二輪転一、前レ祭二日差二馬部一人一送之、九月伊勢太神宮神嘗祭二疋、斎宮寮主神司六疋、斎内親王遷二野宮一祓一疋、並覆奏以下放二近都牧一繋飼馬上充、自余所レ用臨時聴二処分一、
『延喜式』49(兵庫) 大神宮女鞍条〔19〕凡伊勢太神宮祭所レ須、女鞍二具、毎年造備、九月五日送二神祇官一、其料牛革一条、長五尺、広二尺、申レ官請受、但打立受二木工寮一、自余料物見二内蔵寮式一、造功十五人、採材五人、作十人、但広瀬、龍田祭鞍随レ損作送、
『本朝月令』・4月4日広瀬龍田祭事四日広瀬龍田祭事、
日本紀曰、天武天皇四年四月、遣二小紫美濃王、小錦下佐伯連広足一、祠二風神于龍田立野一、遣二小錦中間人連大蓋、大山中曽禰連韓犬一、祭二大忌神於広瀬河曲一、
神祇令云、大忌祭、謂、広瀬龍田二祭<也、令下山谷水変成二甘水一浸二-潤苗稼一得中其全稔上、故有二此祭一、風神祭、亦謂二広瀬龍田二祭一也、欲レ令二沴風不レ吹、稼穡滋登一、故有二此祭一、
弘仁式云、大忌祭一座、広瀬社、七月准レ此、風神祭二座、龍田社、七月准レ之、右二社差二王臣五位已上各一人一宛レ使、国司次官以上専二-当行事一、即令三諸郡別交易供二贄二荷一、其直并米酒稲、並用二当国正税一、自外所司請供、但鞍随レ損供進、
又云、凡大忌風神二社者、四月七月四日祭之、奏二斎日一如二常式一、定二五位以上卜食者四人一、社別王臣各一人、式部録レ名封移二神祇官一令レ卜、赴レ社監レ祭、事見二神祇式一、
神祇祝式云、広瀬大忌祭、 広瀬乃川合爾称辞竟奉留皇神乃御名乎白久、御膳持須留若宇加乃売乃命止御名者白天、此皇神前爾辞竟奉久、皇御孫命乃宇豆乃幣帛乎令二捧持一天、王卿等乎為レ使弖、称辞竟奉久乎、神主祝部等諸聞食止宣、奉流宇豆乃幣帛者、御服、明妙、照妙、和妙、荒砂、五色物、楯、戈、御馬、御酒者瓺乃閉高知、瓺腹満並弖、和稲荒稲爾、山爾住物者、毛乃和支物、毛乃荒支物、大野乃原爾生物、甘菜、辛菜、青海原爾住物者、鰭乃広物、鰭乃狭物、奥津藻菜、辺津藻菜爾至万弖、置足天奉久止、皇神前爾白賜部止宣、如レ此奉宇豆乃幣帛乎、安幣帛乃足幣帛爾皇神御心平久安久聞食天、皇御孫命乃、長御膳乃、遠御膳乃、赤丹乃穂爾聞食、皇神乃御刀代乎始天、親王等王等臣等天下公民乃取作奥都御歳者、手肱爾水沫画垂、向腹爾泥画寄天取将作奥都御歳乎、八束穂爾皇神乃成幸賜者、初穂者汁爾毛、頴爾毛、千稲八十稲爾引居天、如二横山一打積置天、秋祭爾奉牟止、皇神前爾白賜止宣、
龍田風神祭、 龍田爾称辞竟奉皇神乃前爾白久、志貴島爾大八島国知志、皇御孫命乃遠御膳乃長御膳止、赤丹乃穂爾聞食須五穀物乎始天、天下乃公民乃作物乎、草乃片葉爾至万天不レ成、一年二年爾不レ在、歳真尼久傷故爾、百乃物知人等乃卜事爾出牟神乃御心者、此神止白止負賜寸、此乎物知人等乃卜事乎以天卜止毛出留神乃御心毛無止白止聞看天、皇御孫命詔久、神等乎波、天社国社止忘事無遺事無、称辞竟奉止思志行波須乎、誰神曽、天下乃公民乃作作物乎不レ成傷神等波、我御心曽止悟奉礼止宇気比賜寸、是以皇御孫命大御夢爾悟奉久、天下乃公民乃作作物乎、悪風荒水爾相都々不レ成傷波、我御名者天乃御柱乃命、国乃御柱乃命止御名者悟奉天、吾前爾奉牟幣帛者、御服者明妙、照妙、和妙、荒砂、五色乃物、楯、戈、御馬爾御鞍具天、品々乃幣帛備天、吾宮者朝日乃日向処、夕日乃日隠処乃龍田乃立野乃小野爾、吾宮波定奉天、吾前乎称辞竟奉者、天下乃公民乃作作物者、五穀乎始天、草乃片葉爾至万天、成幸閉奉牟止、悟奉寸、是以皇神乃辞教悟奉処爾宮柱定奉天、此皇神乃前乎称辞竟奉爾、皇御孫命乃宇豆乃幣帛令二捧持一天、王卿等乎為レ使天、称辞竟奉久止、皇神乃前爾白賜事乎、神主、祝部等諸聞食止宣、
大同新抄云、太政官符、大和国司応三守介一人祇二-承広瀬龍田祭所一事、 右被二右大臣宣一偁、祭祀之事、寔徳与レ敬、苟無二敬心一、神豈可レ享、今件神祭所下-以鎮二-【方に耳】風災一祷中祈年穀上者也、而国司恒事二怠慢一、都無二粛敬一、差二-遣史生一、以宛二祇承一、祀不二報応一、率由レ無レ敬、自今以後、守介一人、斎忌祇承、不レ得三習レ常差二-宛下吏一、若介以上有レ障者聴二掾祇承一者、国宜二承知依レ件行一、延暦十八年六月十五日、
国史云、嘉祥三年七月、龍田天御柱命神、国御柱命神、若宇加乃売命神、並加二従五位上一、策命曰、天皇我詔旨仁坐、天御柱国御柱神等乃広前爾申賜倍止申久、国家乎鎮護賜布爾依天、御位奉レ授天乃後、年月久成太利、因レ茲神祇少副大中臣朝臣久世主乎差使天、御位上奉利称奉留、今毛今毛風雨随レ時比、五穀豊登之女、天下平安爾、天皇朝庭乎堅磐爾常磐爾護賜比助賜倍止申賜波久止申、 仁寿二年十月、並加二大和国御歳神正二位一、若宇加乃売命神、天御柱命神国御柱命神、並加二従三位一、
又或記云、大忌祭、広瀬并龍田祭、自二山谷一下水変、甘水成而為レ令二五穀成熟一祭、差二五位已上一宛レ使也、風神祭、広瀬龍田祭也、草木五穀等、風吹而枯壊之、此時不レ知二彼神心一、即天皇斎戒願覚、夢中即覚云、龍田小野祭、差二五位以上一差レ使也、
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