大嘗祭式_15_在京斎場

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本文
・15在京斎場条(本文400~402頁、補注897頁)
  在京の斎場は、悠紀は左、主基は右に分けて設置すること。両国から送られた抜穂稲は京に到着後、まず斎場用地を鎮祭し、造酒児が斎鍬で柱穴を掘る。卜部は国郡司以下を率いて卜定された山に入り、山神の祭祀の後に用材を採取すること。これも造酒児が最初に斎斧で伐る。葺草の刈り取りも同様のこと。
  斎場は内外両院とし、内院・外院それぞれに殿舎を建造すること。その棟数・構造などは本条規定のとおり。