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春宮式_14_平野祭
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- ・14平野祭条(本文688~690頁、補注1130~1131頁)
4・11月上申日の平野祭に奉る春宮幣は、本条規定のとおりとすること。平野祭には東宮自身が平野社に参向し、奉幣を行う。
当日早朝、大蔵省・木工寮が平野社神殿東庭に設けた東宮次(東宮の控所)となる幄・床に、坊官は座を設け、掃部寮は神殿前に東宮座を西面に設けること。
時刻、西細殿に坊官・侍従以下が候し、主馬が駕を殿庭に設けること。東宮は駕に御して坊官に率いられて出発。
平野社外にて東宮は神祇官による神麻・塩湯を受け東宮次に着座し、次いで幄の西座に着座。大蔵輔の木綿鬘を受け、神祇官に続いて両段再拝・拍手。祝詞の後に再び神祇官の両段再拝と東宮の両段再拝。祭祀終了後は還御する。
東宮本人に支障がある場合は、春宮進以上を差遣すること。また、主馬が御馬に供奉することは春日祭に同じ。