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四時祭式上_29_大祓 |
・29大祓条(本文72~74頁、補注764~765頁) 大祓の料物(東西文部の関わる金装横刀や金銀人像などの料、また馬などの祓料で構成)は本条規定のとおりとすること。 6月(12月)晦日の申時以前、親王以下百官が朱雀門に参集し、卜部が祝詞(大祓詞)を読むこと。 *なお、「神祇令」『儀式』では中臣が祓詞を読むとあり、卜部氏の改竄説、卜部の中臣職掌代行説などが提示されている(75頁、765頁)。 |
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四時祭式上_30_御贖 |
・30御贖条(本文74頁、補注765~766頁) 天皇・中宮・東宮の御贖儀における御贖物の品目・数量は、本条規定のとおりとすること。 祭料に続いて次第も規定され、主に中臣による御麻の奉献、東西文部による横刀の奉献、宮主・卜部による荒世(和世)・坩の奉献という構成になっている。全ての作法において、最終的に天皇(中宮・東宮)に贖物等を奉献するのは中臣女であった。 大祓は、卜部が内裏よりもたらした御贖儀の御麻(内侍の御贖物も)の到来を受けて行われた。 *基本的な構成は... |
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四時祭式上_31_中宮御贖 |
・31中宮御贖条(本文74~78頁、補注766~767頁、校補726頁) 天皇・中宮・東宮の御贖儀における御贖物の品目・数量は、本条規定のとおりとすること。 祭料に続いて次第も規定され、主に中臣による御麻の奉献、東西文部による横刀の奉献、宮主・卜部による荒世(和世)・坩の奉献という構成になっている。全ての作法において、最終的に天皇(中宮・東宮)に贖物等を奉献するのは中臣女であった。 大祓は、卜部が内裏よりもたらした御贖儀の御麻(内侍の御贖物も)の到来を受けて行われた... |
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四時祭式上_32_供奉人禄 |
・32供奉人禄条(本文78~80頁) 天皇御贖に供奉した中臣官1人・中臣女1人・東西文部各1人、中宮・東宮御贖に供奉した中臣官・中臣女に賜う禄の絹は、本条規定のとおりとすること。天皇・中宮御贖の禄料は神祇官、東宮御贖の禄料は東宮坊を財源とした。 |
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