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左右近衛式_02_中儀 |
・2中儀条(本文740頁、補注1156~1157頁) 元日節会、白馬節会、大射、豊明節会、蕃客の饗応を中儀とすること。少将以上と将監以下府生以上はそれぞれ本条規定の服制にて供奉すること。 |
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左右近衛式_04_節会 |
・4節会条(本文742頁、補注1159頁) 天皇が節会で紫宸殿に出御する場合、中将以下が近衛を率いて左近衛は日華門、右近衛は月華門より参入し、将曹が前行すること。胡床に座り、少将以上の胡床には虎の皮を敷くこと。 *紫宸殿は本来日常政務の場であったが、平安時代中期以降は即位・節会・新嘗祭等の大規模な行事の儀場となった(1159頁)。 |
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左右近衛式_31_供奉行幸 |
・31供奉行幸条(本文750頁) 行幸の供奉については、大将以下少将以上と将監以下府生以上で服制が異なり、本条規定のとおりとすること。また行幸先が遠隔地か近隣かでも変更すること。 |
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4 |
左右近衛式_32_行幸 |
・32行幸条(本文750頁) 行幸の際は、将監1人が西階より昇殿して御剣を受けて供奉し、近衛2人に警固させること。また他の近衛2人に印鈴を警固させること。 |
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左右近衛式_33_行幸還宮 |
・33行幸還宮条(本文750頁、補注1162頁) 行幸から還宮したら、少将以上が近臣(延喜式中では本条にのみ見える用語〈1162頁〉)とともに内竪の執り物を検収すること。 |
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左右近衛式_34_御輿長 |
・34御輿長条(本文750頁) 行幸の際の御輿長5人は、近衛のうちの強健の者を選び、予め名簿を作成して奏上すること。みな紅染の布衫を着用いて弓箭を帯びないこと。 |
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左右近衛式_53_節会襖袍 |
・53節会襖袍条(本文758頁) 節会において着用する襖・袍は、20年ごとに新調すること。近衛府は料を受けて縫製し、府で保管して使用時に臨み出納すること。破損の際は太政官に申請して交換すること(他の府も同様)。 |
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左右近衛式_61_籠輿丁 |
・61駕輿丁条(本文760頁、補注1166頁) 行幸に供奉する駕輿丁は駕ごとに22人とすること(12人は御輿を担ぎ、それ以外は御輿の前後の綱を執ること)。その装束(中宮はこれに同じ)は府庫に納めて必要に応じて出納し、破損があれば太政官に申請して交換すること。ただし笠・蓑は内蔵寮より受ける。 |
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