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宮内式_05_大嘗祭小斎 |
・5大嘗祭小斎条(本文152~154頁) 大嘗祭に供奉する諸司の小斎人は、本条規定の人数とする。男官は706人で、内侍以下の女官は毎年の新嘗祭と同様にすること。 |
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宮内式_06_大斎 |
・6大斎条(本文154頁) 大嘗祭の小斎人として卜定されない大斎人(大嘗宮の外で奉仕する者)は、内膳司14人(膳部)、采女司28人(うち采女20人)、主水司23人(うち水部22人)、国栖12人、笛工5人とすること。 |
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宮内式_07_諸司行列 |
・7諸司行列条(本文154頁、補注962頁) 神事に供奉する諸司の行列(いわゆる「神饌行立」)の列次は、内膳司膳部伴造1人→采女司采女朝臣2人→宮主1人→主水司水取連1人・水部1人→采女8人(新嘗祭は10人)→内膳司高橋朝臣1人・安曇宿禰1人・膳部5人(ただし、うち1人は棚守)、造酒司2人(新嘗祭は4人)とすること。 *神今食での列次を基本形としながら、新嘗祭の場合には采女2人、造酒司2人を加えることを規程。神今食は采女8人と内膳~造酒司8人で「八男八女」、新嘗祭は... |
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宮内式_08_大嘗会夜 |
・8大嘗会夜条(本文156頁、補注962~963頁) 践祚大嘗祭の夜には、宮内輔2人が廻立殿の下に候すこと。天皇が悠紀殿・主基殿に出御する際は、左右に分かれて膝行し御前に葉薦を敷き延べること。還御のときも同様。 |
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宮内式_14_大嘗会辰日 |
・14大嘗会辰日条(本文158頁) 大嘗祭の辰日には、宮内省が「宮内省申さく、〈神祇官位姓名〉、神事申し給わんと候うと申す」と発すること。 *中臣の天神寿詞の参入の旨を奏上する(158頁)。 |
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宮内式_15_大嘗会年 |
・15大嘗会年条(本文158頁、補注963頁) 大嘗祭の年には、宮内省が史生3人を5ヶ国(河内・和泉国に1人、尾張・美濃国に1人、備前国に1人)に発遣して由加物の雑器を準備させること。 |
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宮内式_58_諸国女丁 |
・58諸国女丁条(本文174頁、補注972~973頁) 諸国の女丁(仕女)は、宮内省が検校して諸司に分配すること。その粮は毎月仕丁に準じて民部省に移すること。大嘗祭においては、選抜して造酒司に配属させ、酒米を舂かせること。 *女丁は、賦役令38条の規定する女性の力役で、大国4人・上国3人・中国2人・下国1人が徴発された(175頁)。 |
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