資料画像解説

  • 延長5年(927)成立の古代法典『延喜式』全50巻の全条文から、古代国家で行われた恒例・臨時の祭祀に関連する条文を抽出し、その条文概要を祭祀ごとに集成して式単位で列挙・表示したデータベースである。[国学・神道]  

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  • 延長5年(927)に成立した古代の法制書『延喜式』巻9・10神名上下(いわゆる「神名帳」)に搭載された神社(=延喜式内社)の情報を集積したデータベースである。式内社単位で、『延喜式』規定に基づく基本情報を中心に諸情報を加え、またGoogleMapと対応する位置情報(論社含む)も集積した。なお、本データベースは、科学研究費新学術領域研究「人口的環境の構築と時空間認知の発達」(領域番号:19H05732)の成果によるものである[国学・神道]  
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  • 20世紀から21世紀にかけて、日本各地で祭祀の痕跡「祭祀遺跡(遺構)」の発掘調査が行われ、古代祭祀の新たな実態が明らかになりつつある。本データベースでは、主に古墳時代から奈良・平安時代の祭祀の実態を知るうえで重要な発掘調査成果が明らかとなった遺跡を選び、基本的に遺跡単位で遺跡名・年代・遺構情報・遺物情報・基本文献について集積したデータベースである。またGoogleMapと対応する位置情報も集積した。なお、本データベースは、科学研究費新学術領域研究「人口的環境の構築と時空間認知の発達」(領域番号:19H05732)の成果によるものである[国学・神道] 
  • 神道考古学の提唱者である大場磐雄博士(1899~1975)が残し、國學院大學に寄贈された研究資料のうち、ガラス乾板を中心とする写真資料5131点から劣化が著しいものや私的な写真の一部を除いた4881点をデジタル化し公開している。博士は考古学者としての遺跡調査だけでなく、内務省神社局考証課職員、また神宮徴古館嘱託として神宮をはじめとする全国各地の神社・御神宝の調査も行った。ここには吉佐美洗田遺跡や登呂遺跡等の学史上重要な遺跡や、各地の神社・御神宝の調査当時の貴重な写真が収められている。[歴史・考古学]
  • 神道考古学の提唱者である大場磐雄博士(1899~1975)の没後、膨大な研究資料が國學院大學に寄贈された。その中に、写真・拓本・絵葉書・図版等を台紙に貼り、袋に入れ、保管ケース約180箱に収めた資料カード類があり、博士自身によって「Ⅰ.旧石器時代」、「Ⅱ.縄文時代」、「Ⅲ.弥生時代」、「Ⅳ.古墳時代」、「Ⅴ.歴史時代」、「Ⅵ.祭祀」、「Ⅶ.民俗」、「Ⅷ.外国」、「Ⅸ.十二支」、「Ⅹ.その他」の10分類に整理されている。其々が貴重なだけでなく、博士の研究過程を知る上でも重要な資料である。[歴史・考古学]
  • 大場磐雄博士(1899~1975)は、鳥居龍蔵博士に考古学を学んだほか、折口信夫博士に民俗学を学び、内務省神社局では宮地直一博士の下で各地の神社調査、神社誌編集に携わるなど、考古学・民俗学・文献史学に精通し、論文・著作は多岐に亘っている。本データベースは、大場博士自身が整理した『楽石 大場磐雄先生略年譜并著作目録』をもとに、目録に漏れていた幾つかの論文・著作を新たに収録したものである。大正7(1918)~平成22(2010)年の論文・著作を掲載している。[歴史・考古学] 18080
  • 樋口清之博士(1909~1997)は、中学生時代から考古学を志ざし、國學院大学に入学後、自身が奈良県内採集した考古資料を大学に寄贈して、考古学陳列室を作成するなど國學院大学の考古学、博物館学に大きく寄与した人物である。博士の活躍は、考古学のみならず、日本史・民俗学・文化人類学など幅広い分野に及び、論文著作も多岐に亘る。本データベースは、『樋口清之博士略歴譜并著作文献目録』(昭和54年)と「樋口清之博士著述目録」『國學院大學博物館學紀要』(平成9年)をもとに、大正14(1925)年~平成27(2015)年までの論文・著作を掲載している。[歴史・考古学]
  • 柴田常恵氏(1877~1954)は、明治後半から昭和前期にかけて活躍した考古学・文化財保護行政の専門家である。氏の残した調査関係資料が歿後、大場磐雄博士・樋口清之博士を介して國學院大學所蔵となった。写真資料は県を配列の基準としたアルバムで43冊にのぼり、写真総数は5817枚を数える。被写体は考古遺物や遺跡、仏像、寺院建築が大部分を占めている。これらには現在亡失した貴重なものも含まれる。このDBでは5512の項目を掲載し、うち5475の画像を公開している。[歴史・考古学] 18072
  • 柴田常恵氏(1877~1954)は、明治期から昭和前半期にかけて、考古学及び文化財保護行政分野で活躍した人物である。柴田氏が生前に収集した拓本資料は、氏の没後に國學院大學に所蔵され、内訳が平成23年に國學院大學研究開発推進機構学術資料館編『柴田常恵拓本資料目録』として刊行された。瓦拓本資料は、日本(北は岩手県から南は沖縄県まで)、朝鮮半島、中国の各種の瓦などからなり、柴田氏の拓本資料のなかでも質・量ともに卓越している。本データベースはこの瓦拓本資料2591件をデジタル化したものである。[歴史・考古学] 18082
  • 柴田常恵氏(1877~1954)は、明治後半から昭和前期にかけて活躍した考古学・文化財保護行政の専門家である。氏の残した調査関係資料が歿後、大場磐雄博士・樋口清之博士を介して國學院大學所蔵となった。柴田氏の野帳(フィールドノート)は、明治35年~昭和20年までの83冊があり、大場磐雄博士が「氏一流の細かい文字とスケッチが描かれて、なかには現在亡失した資料も多い」と評するように、学術的な価値が高いことからデジタル化を行い、PDFファイルを公開している。 [歴史・考古学]
  • 國學院大學所蔵杉山林継博士資料のうち、古代東山道の峠祭祀遺跡と中央高速自動車道関連の写真989点を公開している。信濃国の東西国境にあたる神坂峠・入山峠の発掘調査は、峠祭祀の様相を明らかにし、文献上でしか認識されていなかった古代東山道を考古学的見地から解明する端緒となった。昭和39(1964)年の中央高速自動車道設置に伴う緊急発掘調査では9遺跡中4ヶ所を本学が担当したが、ここには「方形周溝墓」命名で有名な宇津木向原と、石川、楢原の3遺跡を中心とする資料が収められている。[歴史・考古学]
  • 國學院大學博物館が収蔵する考古資料のデータベースであり、昭和3年の創立当初から使用している台帳をデジタル化した上で、画像を伴う資料から部分的・段階的に公開していく。当面は、『考古学資料図録Ⅱ』(國學院大學考古学資料館編・平成10(1998)年刊)掲載の縄文土器339点、『服部和彦氏寄贈資料図録Ⅰ 和鏡・柄鏡』(國學院大學考古学資料館編・平成18(2006)年刊)掲載の和鏡・柄鏡899点を公開する。[歴史・考古学]
    This is a database of archaeological materials housed at the Kokugakuin University Museum. The ledger, which has been in use since the museum's founding in 1928, has been digitized and will be made available to the public in stages, starting with materials that include images. For the time being, we are releasing 339 pieces of Jomon pottery from "Catalogue of Archaeological Materials II" (ed. by Kokugakuin University Archaeological Museum, 1998) and 899 pieces of Japanese mirrors and mirrors with handles from "Catalogue of Materials Donated by Mr. Kazuhiko Hattori I" (ed. by Kokugakuin University Archaeological Museum, 2006). [History, Archaeology]
  • 國學院大學博物館では、これまで昭和60(1985)年の岩手県小田遺跡を皮切りに平成21(2009)年~平成23(2011)年に実施した島根県琴引山学術調査を最後として全国15ヶ所に及ぶ遺跡の学術調査を手がけてきた。本データベースはこれらの遺跡の学術的成果を報告書としてまとめたもので主に旧『考古学資料館紀要』に掲載していたものをPDF化して公開するものである。[歴史・考古学]
  • 本データベースには、大場磐雄の定義による「祭祀遺跡」「祭祀遺物」のほか、関連する資料についても適宜掲載している。本データベースに収録した情報は、各都道府県・市町村等が発行した遺跡発掘報告書、北武蔵古代文化研究会編1993『古墳時代の祭祀』第Ⅰ~Ⅲ分冊、国立歴史民俗博物館編1985『国立歴史民俗博物館研究報告』第7集、日本考古学協会編 2003~2008『日本考古学年報』54(2001年度版)~59(2006年度版)等の文献に依拠している。[歴史・考古学]

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  • 國學院大學図書館が所蔵する文書・書籍類のうち、貴重書・旧貴重書・準貴重書として登録されているもののなかの、中世古文書1点ごとについてキーワード(全文)・古文書群名・個別文書名・西暦年次・差出・宛所などから検索することを目的としたDBである。DB登録史料のうち、図書館デジタルライブラリー上で当該史料の画像が公開されているものについてはそのURLを併せて掲載し、画像掲載ウェブページへのアクセスの便宜を図っている。[歴史・考古学]
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  • https://d-museum.kokugakuin.ac.jp/database/#ori
  • https://d-museum.kokugakuin.ac.jp/database/#manyo
  • https://d-museum.kokugakuin.ac.jp/database/#hol