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内蔵式_01_大神宮祭 |
・1大神宮祭条(本文274頁) 神嘗祭の幣帛は本条規定のとおりとし、9月11日早朝、内蔵寮官人1人が史生1人・蔵部2人を率いて幣を執り大極後殿(小安殿)の下に候すこと。内侍以下4人がこれを包み、内蔵寮が葉薦上の案に奉安すること(『儀式』によると大神宮幣は北、豊受宮幣は南)。臨時の幣帛も同様。 *幣物は寮物(内蔵寮)の錦と官物(大蔵に保管)のそれ以外とに分かれ、大神宮幣・豊受宮幣があった。 |
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内蔵式_14_大神宮祭鞍 |
・14大神宮祭鞍条(本文298頁) 神嘗祭に奉る神鞍(【二、四時祭式下】〈上〉1伊勢神嘗祭条に「鞍二具」とある)の料物は、毎年2月に中務省に申請して受け、典履(内蔵寮所属の靴・履・鞍職人)に作製させること。完成した神鞍は神祇官に送り、官幣として奉る。 *鞍は内蔵幣には含まれず、神祇官からの幣帛として奉られる。 |
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内蔵式_25_祭料錦 |
・25祭料錦条(本文310頁、補注1183頁) 諸祭の料物として用いる錦は、蔵人所より受けて祭祀に充てること。 *なお、神嘗祭幣物、春日祭・平岡祭斎服料、鎮魂祭装束料などに錦がみられ、職員令7内蔵寮条には内蔵頭の職掌として錦のことがある(1183頁)。 |
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