資料画像解説

  • 宮地直一博士(1886~1949)は実証史学の方法によって神社・神道の歴史を考察した近代神道史学の第一人者であり、内務省の官僚として戦前の神道・神社行政に大きな役割を果たした。宮地博士旧蔵資料のうち、文書や神社を中心に分類された53冊のアルバム・写真台紙に貼付されている2800点の写真資料である。被写体は特に文書類が多くを占めるが、神社の景観・祭祀の状況・神社の宝物が撮影されている。[国学・神道]
  • 毎文社文庫は宗教学者の原田敏明(1893-1983)の資料図書類である。これらは氏の没後、母校である皇学館大学の神道研究所へ寄贈された。本DBは皇學館大学神道研究所『原田敏明毎文社文庫写真目録』として文字データの整理を行なったものに、共同研究として國學院大學日本文化研究所「劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究」プロジェクトで原田敏明写真資料の画像を電子化したものを加えたものである。ここでは暫定的に戦前期撮影分として3648の項目を掲載し、うち3555の画像を公開している。[国学・神道]

     ≫皇學館大學神道研究所 
  • 本データベースは、古代の神社・約450社について、鎮座地や『延喜式』神名帳における記載、神位・神勲位などを示したものである。この対象には『延喜式』神名帳に「大社」として記載されている神社、六国史終了時点で神階四位以上に叙されていた神社などを選定した。また、参考として対象神社の神階昇叙を示すグラフを付した。六国史が対象とする時代に限ったものであるが、これにより各社の神位(神階)昇叙も読み取ることができる。[国学・神道]

    はじめに ≫凡例
  • 本データベースは、現代神社の中でも、旧官国幣社(別格含む)以下、府県社以上の神社、約1500社を対象に収録したものである。神社名は現行に基づいて表記し、鎮座地はGoogleマップで確認することができるようにした。またウェブサイトを開設している神社については、そのURLを掲載している。備考として「通称」のほか、対象となる神社については「式内社」や「二十二社」であることなどを示しており、古代の神社データベースと併用して神社の推移を知ることもできる。[国学・神道]
  • 國學院大學研究開発推進機構は、全国の神社をはじめ、寺院・名所などの絵葉書資料を所蔵し、そのデジタル化を推進しております。ここでは、許諾の得られた絵葉書から順次公開を行っております。
    このデータベースで提供する画像・テキスト等は、著作権者の承諾を得ること無しに、全部または一部を複製・改変・再配布・販売する事を禁じます。利用に関するお問い合わせは、「お問い合わせ」ページよりお願いいたします。
    [国学・神道]

     ≫はじめに
  • 近世・近代の「国学」に関連する人物についてのデータベース。慶長年間より明治36年末までに物故した神道家、歴史家、歌学者、有職家、法律家などの「国学者」をはじめ、『和学者総覧』(國學院大學日本文化研究所編・発行、1990年)に所収される「和学者」(慶長年間の後半以降の物故者より明治元年までの出生者、漢学者・俳諧師・狂歌師等を含め、神学・歌学・歴史・有職等の学問に携わった人物)など、約12000人のデータを収録する。[国学・神道]
     
    「国学関連人物データベース」は、國學院大學21世紀COEプログラムおよびその後継事業として、近世・近代の「国学」に関連する人物の情報を一般に公開するために作成されたものです。 ≫概要詳細

     ≫検索のしかた ≫詳細画面の項目
     国学関連人物データベース一覧表(PDF) ≫あ行か行さ行た行な行は行ま行や・ら・わ行
  • このデータベースでは、福岡県北九州市小倉南区に本部を置く神理教の教祖・佐野経彦(1834-1906)によるものをはじめ、教派神道・神道系新宗教関連の資料の本文画像とテキストを検索・閲覧できる。公開資料は、随時追加される。研究開発推進機構日本文化研究所のプロジェクトにより作成された。[国学・神道]
  • 確かな典拠に基づき、近世中期から明治j期にかけての重要な国学・神道関係人物に関する人物情報を提供することを目的として作成されたデータベースである。研究文献目録や略年譜など、各人物の研究に資する情報を収録している。[国学・神道]
  • 國學院大學博物館が収蔵する神祇・神道に関する資料のうち、デジタル化した資料の中精細画像、詳細画像を公開する。本データベースで公開している画像は、國學院大學図書館デジタルライブラリーでも公開している。[国学・神道]
    This is a digitized collection collections from the museum's holdings centered on Shinto studies. making medium-resolution and detailed images available to the general public.
  • 延長5年(927)成立の古代法典『延喜式』全50巻の全条文から、古代国家で行われた恒例・臨時の祭祀に関連する条文を抽出し、その条文概要を祭祀ごとに集成して式単位で列挙・表示したデータベースである。[国学・神道]  

     ≫凡例
  • 延長5年(927)に成立した古代の法制書『延喜式』巻9・10神名上下(いわゆる「神名帳」)に搭載された神社(=延喜式内社)の情報を集積したデータベースである。式内社単位で、『延喜式』規定に基づく基本情報を中心に諸情報を加え、またGoogleMapと対応する位置情報(論社含む)も集積した。なお、本データベースは、科学研究費新学術領域研究「人口的環境の構築と時空間認知の発達」(領域番号:19H05732)の成果によるものである[国学・神道]  
     ≫凡例
  • 20世紀から21世紀にかけて、日本各地で祭祀の痕跡「祭祀遺跡(遺構)」の発掘調査が行われ、古代祭祀の新たな実態が明らかになりつつある。本データベースでは、主に古墳時代から奈良・平安時代の祭祀の実態を知るうえで重要な発掘調査成果が明らかとなった遺跡を選び、基本的に遺跡単位で遺跡名・年代・遺構情報・遺物情報・基本文献について集積したデータベースである。またGoogleMapと対応する位置情報も集積した。なお、本データベースは、科学研究費新学術領域研究「人口的環境の構築と時空間認知の発達」(領域番号:19H05732)の成果によるものである[国学・神道] 
  • 神道考古学の提唱者である大場磐雄博士(1899~1975)が残し、國學院大學に寄贈された研究資料のうち、ガラス乾板を中心とする写真資料5131点から劣化が著しいものや私的な写真の一部を除いた4881点をデジタル化し公開している。博士は考古学者としての遺跡調査だけでなく、内務省神社局考証課職員、また神宮徴古館嘱託として神宮をはじめとする全国各地の神社・御神宝の調査も行った。ここには吉佐美洗田遺跡や登呂遺跡等の学史上重要な遺跡や、各地の神社・御神宝の調査当時の貴重な写真が収められている。[歴史・考古学]
  • 神道考古学の提唱者である大場磐雄博士(1899~1975)の没後、膨大な研究資料が國學院大學に寄贈された。その中に、写真・拓本・絵葉書・図版等を台紙に貼り、袋に入れ、保管ケース約180箱に収めた資料カード類があり、博士自身によって「Ⅰ.旧石器時代」、「Ⅱ.縄文時代」、「Ⅲ.弥生時代」、「Ⅳ.古墳時代」、「Ⅴ.歴史時代」、「Ⅵ.祭祀」、「Ⅶ.民俗」、「Ⅷ.外国」、「Ⅸ.十二支」、「Ⅹ.その他」の10分類に整理されている。其々が貴重なだけでなく、博士の研究過程を知る上でも重要な資料である。[歴史・考古学]
  • 大場磐雄博士(1899~1975)は、鳥居龍蔵博士に考古学を学んだほか、折口信夫博士に民俗学を学び、内務省神社局では宮地直一博士の下で各地の神社調査、神社誌編集に携わるなど、考古学・民俗学・文献史学に精通し、論文・著作は多岐に亘っている。本データベースは、大場博士自身が整理した『楽石 大場磐雄先生略年譜并著作目録』をもとに、目録に漏れていた幾つかの論文・著作を新たに収録したものである。大正7(1918)~平成22(2010)年の論文・著作を掲載している。[歴史・考古学] 18080
  • 樋口清之博士(1909~1997)は、中学生時代から考古学を志ざし、國學院大学に入学後、自身が奈良県内採集した考古資料を大学に寄贈して、考古学陳列室を作成するなど國學院大学の考古学、博物館学に大きく寄与した人物である。博士の活躍は、考古学のみならず、日本史・民俗学・文化人類学など幅広い分野に及び、論文著作も多岐に亘る。本データベースは、『樋口清之博士略歴譜并著作文献目録』(昭和54年)と「樋口清之博士著述目録」『國學院大學博物館學紀要』(平成9年)をもとに、大正14(1925)年~平成27(2015)年までの論文・著作を掲載している。[歴史・考古学]
  • 柴田常恵氏(1877~1954)は、明治後半から昭和前期にかけて活躍した考古学・文化財保護行政の専門家である。氏の残した調査関係資料が歿後、大場磐雄博士・樋口清之博士を介して國學院大學所蔵となった。写真資料は県を配列の基準としたアルバムで43冊にのぼり、写真総数は5817枚を数える。被写体は考古遺物や遺跡、仏像、寺院建築が大部分を占めている。これらには現在亡失した貴重なものも含まれる。このDBでは5512の項目を掲載し、うち5475の画像を公開している。[歴史・考古学] 18072
  • 柴田常恵氏(1877~1954)は、明治期から昭和前半期にかけて、考古学及び文化財保護行政分野で活躍した人物である。柴田氏が生前に収集した拓本資料は、氏の没後に國學院大學に所蔵され、内訳が平成23年に國學院大學研究開発推進機構学術資料館編『柴田常恵拓本資料目録』として刊行された。瓦拓本資料は、日本(北は岩手県から南は沖縄県まで)、朝鮮半島、中国の各種の瓦などからなり、柴田氏の拓本資料のなかでも質・量ともに卓越している。本データベースはこの瓦拓本資料2591件をデジタル化したものである。[歴史・考古学] 18082
  • 柴田常恵氏(1877~1954)は、明治後半から昭和前期にかけて活躍した考古学・文化財保護行政の専門家である。氏の残した調査関係資料が歿後、大場磐雄博士・樋口清之博士を介して國學院大學所蔵となった。柴田氏の野帳(フィールドノート)は、明治35年~昭和20年までの83冊があり、大場磐雄博士が「氏一流の細かい文字とスケッチが描かれて、なかには現在亡失した資料も多い」と評するように、学術的な価値が高いことからデジタル化を行い、PDFファイルを公開している。 [歴史・考古学]