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陰陽式_09_日蝕 |
・9日蝕条(本文356頁、補注1191頁) 日蝕は暦博士が事前に元日に陰陽寮に申し送ること。陰陽寮は日蝕の8日前以前に中務省に申し送ること。 |
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陰陽式_13_行幸 |
・13行幸条(本文358頁) 行幸には陪従の陰陽属以上2人が陰陽師2人・漏刻博士1人・守辰丁12人・直丁1人を率いて供奉すること。右兵衛陣の後ろ、右衛門陣の前に立つこと。 |
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陰陽式_16_荷前日 |
・16荷前日条(本文358頁、補注1191頁) 荷前を献上する日は、予め12月の大神祭の日以後かつ立春以前の日から選定し、12月5日に中務省に上申すること。 |
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陰陽式_22_竈神祭 |
・22竈神祭条(本文378頁、補注1192頁) 庭火神と平野竈神は内膳司に各6座が鎮座する。その祭祀の料物は本条規定のとおり。毎月の癸日のうちから吉日を選び、これを祭ること(ただし御忌日に当たれば避ける)。料物は事前に中務省に申請し、中務省が所司に移して請求すること。 *内膳司の竈神の一つが平野の竈神とみなされていたと考えられる(1192頁)。 |
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隼人式_02_大嘗日 |
・2大嘗日条(本文58頁、補注934~935頁) 践祚大嘗祭の当日、隼人は応天門内の左右に分かれて陣を組み、群官が参入するにあたり吠声を発すること。悠紀・主基に参入する官人ならびに弾琴・吹笛・撃百子・拍手・歌・舞人は、興礼門から御在所の屏外に参入して北面し、風俗舞を奏上すること。 |
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隼人式_07_習吠 |
・7習吠条(本文60頁) 今来隼人(隼人の朝貢停止に伴い、最後の集団の一部が畿内に抑留して成立した集団)は、大衣(配下の隼人を統率する隼人)に吠声を訓練させること。左(大隅隼人=本式9大衣条)は「本声」(先に発することか)、右(阿多隼人=本式9大衣条)が「末声」(後に発することか)を発する。これらは「大声」を10回、「小声」を1回とし、終わって1人が「細声」を2回発すること。 |
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隼人式_14_大嘗会竹器 |
・14大嘗会竹器条(本文64頁、補注936頁) 大嘗祭に供える竹器熬笥(糒を熬るための器か)、〓(16)籠(餅を茹でるための器か)、索餅を乾かす籠・〓(17)は、予め造備して宮内省に送ること。 |
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雅楽式_01_節会 |
・1節会条(本文658頁、補注1282~1283頁) 諸節会には、治部輔・丞・録各1人が雅楽属以上および歌人・歌女を率いて、豊楽院・内裏の門外に候すること。行幸の処には雅楽属以上が雑楽の楽人を率いて祗候すること。 |
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雅楽式_02_諸祭 |
・2諸祭条(本文658頁、補注1283頁) 薗韓神祭・平野祭、また天皇・中宮・東宮の鎮魂祭には、治部丞・録各1人が雅楽允・属各1人、歌人・歌女を率いて供奉すること(鎮魂祭には五位以上の官人が、各1人供奉すること)。 また春日祭・大原野祭には官人1人が歌人などを率いて供奉すること。 |
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雑式_01_鎮害気 |
・1鎮害気条(本文858頁) 諸国が害気を鎮めるには、国郡郷邑にて毎年正月の上厭日(最初の戌日)に坑(方・深さともに3尺)を掘り、内部に東流水沙(害気の地点の東を流れる川の砂)3斛を入れ、醇酒(清酒)3斗を砂にかけて、土をかぶせ覆うこと。大小それぞれその土を踏み、杵でそれぞれ27回ずつ搗くこと。その呪の詞に「害気消除、人無疾病、五穀成就」と。 |
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雑式_11_官人疾病 |
・11官人疾病条(本文862頁) 諸司の官人が婦女や馬子を宿直舎に宿直し、急な疾病に遭った場合、すぐに舎を出ずに宮中を穢したならば重罰とすること。 |
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雑式_58_前享三日 |
・58前享三日条(本文880~882頁) 享の3日前、散斎・致斎の規定は本条既定のとおり。もし釈奠を行う上丁日が国忌や祈年祭の祭日に当たれば、中丁日に改めること。また諒闇の年は享を停止すること。 |
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